京都・西賀茂 西賀茂里山連山の4座を歩く

 「西賀茂里山連山」とネーミングされた京都・西賀茂の里山を巡りました。
 京都五山送り火で3番目に点火される「舟形」が山肌にある船山など、どれも標高500メートルに満たない山々です。地元のYouTuberでヤマッパーの「さこさん」によってこの夏、スマホの登山GPSアプリ、YAMAPのピークに認定されました。全部で8ピークありますが、そのうち4つでさこさん設置のプレートを確認しました。1つは、巻き道を歩いてしまい、ピークは踏めませんでした。
 舟形の上から京都の町を見下ろすなど、楽しい里山歩きでした。

 ルートの要所にはテープが巻かれていたりして、歩きやすい道でした。

 京見峠の京見茶屋は閉店して久しいです。若いころの思い出も詰まっています。

 舟形の火床の最上部です。正面には大文字の大が見えます。


 【2024/10/09 09:32】
 阪急・大宮から京都市バスに乗って終点の西賀茂車庫までやってきました。バスが長かったです。
 向こうに舟形が見えます。

 西賀茂の住宅地を抜けて、ここからスタートです。

 車は通行しない林道を進みます。

 半時間ほど歩いたところです。右手にテープが張られています。ここから最初のピークの蟹ヶ坂山を目指します。

 程なくしくして頂上到着です。

 京都GC上賀茂コースの横を歩いてきました。そちらからのロストボールでしょうか。ケルンに積まれていました。

 スタートした西賀茂の辺りが見下ろせます。正面の緑地は京都府立植物園でしょう。

 林道を先に進みます。

 ここから西賀茂ノ峰をピストします。

 ルートははっきりとしています。

 一カ所だけ急な下りがありました。スリップしないよう、ポールを取り出しました。

 残念ながら眺望はありませんでした。

 再び林道に戻り、さらに進みました。地図には左側に城山に直行する破線がありました。実際にはネットで仕切られていました。入れないことはないですが遠回り承知で直進しました。

 すぐに見慣れた道と合流しました。

 京都一周トレイルのルートで、何度も歩いたことがありました。

 ネットで仕切られていた林道の上部です。

 城山へは右手を登ります。

 城山は初めてです。ところが、すぐ近くを歩いたとがあるので、YAMAP100mルールでは踏破済になってました。

 「山の家 はせがわ」の看板に出くわしまいた。300mの表示に心動かされて、昼飯に向かいました。

 おいしいハンバーグをゆっくりと食べて、また歩き出しました。ノンアルコールビールでしたから、問題はありません。
 京都一周トレイルは右に進み、沢池を抜けて高雄方面に向かいます。

 京見茶屋の前に下りの道がありました。

 歩きやすい道を快調に進みました。

 六地蔵が祀られていました。でもこれを見て、ルートを誤っていることに気づきました。
 秋葉山を踏むには、もっと右手の稜線を行かなければなりませんでした。快適な巻き道を歩いてきたのです。

 いくつもの分岐がありました。そのどこかで誤ったのでしょう。

 船山への分岐までやってきました。ここは見覚えがありました。

 しばらく上ると4つ目のピーク、船山でした。なんと幼稚園児も登ってきているのです。

 いくつもプレートがぶら下がっています。

 しばらく下がると、立入禁止の看板です。

 火床の最上部だけ踏ませていただきました。

 大の金輪あたりから、キラキラと光る光線が発せられていました。

 船山に戻り、北の斜面を下りました。途中からさこさんの記録をダウンロードした踏み跡と違う谷を下っていました。でも明瞭な足跡があるので、そのまま進みました。予定よりちょっと上部で林道に合流しました。

 【15:00】
 西賀茂車庫でゴールとなりました。
 帰りは真っ先にやってきた懐かしの4番の市バスに乗りました。下鴨北園町のかつての実家の前も通って、四条河原町まで運んでくれました。