思いがけずもヤフオクで競り落とした英国製プリアンプ、QUAD22です。「初恋の君」とはいえ、製造から半世紀ほどがたっており、さすがにその容姿に老いが目立ちます。まずは背面のリフレッシュにとりかかりました。
上がアフター、下がビフォーです。
入力端子のRCAコネクターが、どれも劣化しています。これでは接触不良を起こすのが確実です。すべて新品に取り換えました。
太いケーブルが2本、ゴムブッシュで引き込まれています。
QUADⅡというシングル・メーンアンプ2台と結んでセットで使用するようになっています。電源はメーンアンプから供給されます。
しかし、セットのメーンアンプを導入する予定はありません。コントロールアンプとして単独使用するには不要です。
2本のケーブルを撤去しました。
空いた丸穴はアルミ板で埋めました。左側に出力用のピンジャックを新設。右には電源供給用のコネクターをつけました。
フォノやCD、チューナーなどの各メディアの入力用のピンジャックも配線し直しました。
なんとか使用に耐えられそうな格好がつきました。