QUAD22邂逅(2) 後ろ姿をリフレッシュ

 思いがけずもヤフオクで競り落とした英国製プリアンプ、QUAD22です。「初恋の君」とはいえ、製造から半世紀ほどがたっており、さすがにその容姿に老いが目立ちます。まずは背面のリフレッシュにとりかかりました。
 上がアフター、下がビフォーです。
 入力端子のRCAコネクターが、どれも劣化しています。これでは接触不良を起こすのが確実です。すべて新品に取り換えました。

 太いケーブルが2本、ゴムブッシュで引き込まれています。
 QUADⅡというシングル・メーンアンプ2台と結んでセットで使用するようになっています。電源はメーンアンプから供給されます。
 しかし、セットのメーンアンプを導入する予定はありません。コントロールアンプとして単独使用するには不要です。

 2本のケーブルを撤去しました。

 空いた丸穴はアルミ板で埋めました。左側に出力用のピンジャックを新設。右には電源供給用のコネクターをつけました。

 フォノやCD、チューナーなどの各メディアの入力用のピンジャックも配線し直しました。

 なんとか使用に耐えられそうな格好がつきました。

「QUAD22邂逅(2) 後ろ姿をリフレッシュ」への1件のフィードバック

  1. QUAD22修復された姿拝見。LP華やかなりし頃羨望の的でしたね。ACIOM10のスピーカーとかも。ジャンクの機器を再生させる技術も素晴らしい。
    かつて、RCA2A3を見付けメインアンプ修復の書込みも拝見しました。多分、これでLPを聴いてらっしゃると推測してます。羨ましい限りです。
    小生は、昭和28頃からLPを聴いてきました。29年バリリ四重奏団の演奏会で聴いたシューベルトの「死と乙女」が最初に購入したLP。バリリの録音は発売されてなく、代わりにウイーンコンツェルトハウスを清水屋で3ヶ月月賦で購入。Westminster盤のジャケットのデザインも秀逸‼️これだけはあの世に持参するつもり。
    Audio機器はYAMHAのメイン・プリ、カートリッジ・Ortofon-SPUGPEやGraceは当時のもの。他にTecnicis、AudioTecnica、Shure。LPは正確には数えた事はなく、ざっと1,000枚。7月のスイスロマンドは切符購入済み。

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