J.Sバッハのマタイ受難曲を、兵庫県立芸術文化センターの大ホールで聴きました。演奏時間は3時間を超える、文字通りの大曲です。3時に始まった演奏は、休憩をはさんで終わったときには辺りは暗くなっていました。
奥さまも所属する大阪バッハ合唱団の演奏です。畑儀文さんの指揮兼エヴァンゲリストやイエス役のテノール、与那城敬さんらの迫力あるノリノリの様子を、前から5番目のかぶりつきで存分に楽しみました。奥さまは喉の調子が悪くて声が出ず、横の席で聴いていました。
カーテンコールの畑さんは、洗礼を受けられてから初めてのマタイに感激のご様子でした。信者でもないわたしですが、バッハがカントールをつとめたライプチッヒの聖トーマス教会での感動の夜などこのブログに記録が残っているだけで13回目となりました。スペイン・カミーノ巡礼も3回、歩きました。「イエスの死」のコラール、「いつの日か私が死ぬ時 主よ離れないでください」をお終いの枕辺で聴けたらいいだろうなと聴き入りました。
これまでのバッハ・マタイ受難曲