祇園祭の粽(ちまき)です。
「蘇民将来之子孫也(そみんしょうらいのしそんなり)」と書かれています。
八坂神社御祭神、スサノヲノミコト(素戔鳴尊)が南海に旅をされた時、一夜の宿を請うたスサノヲノミコトを、蘇民将来は粟で作った食事で厚くもてなしました。蘇民将来の真心を喜ばれたスサノヲノミコトは、疫病流行の際「蘇民将来之子孫也」と記した護符を持つ者は、疫病より免れしめると約束されました。
その故事にちなみ、祇園祭では、「蘇民将来之子孫也」の護符を身につけて祭りに奉仕します。(八坂神社のHPより)
下鴨の実家です。古い粽をはずし、新しいのと変えました。
四条通に面した八坂神社の御旅所で手に入れました。
鉾町では、それぞれの山鉾の独自の粽が配られます。
食べる方の粽といえば、川端道喜の「道喜粽」です。実家のすぐ近くですが、予約で一杯でおいそれとは手に入りません。