熊野・小辺路(1) 紅葉の水ヶ峰越

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 紅葉を存分に目に焼き付けた熊野・小辺路でした。

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 カサコソと落ち葉を踏んで歩きました。

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 宿泊した「民宿かわらび荘」の前の川原樋(かわらび)川には、都会近郊にあれば紅葉の名所としてどっと観光客が詰めかけそうなスポットも。

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 【2015/11/07 09:35】
 阪急-南海から高野山ケーブル、バスと乗り継いで高野山の中心にある千手院橋で下車する。いよいよ小辺路の旅がスタートする。
 途中のケーブルで、かつての勤務先の後輩とばったりと出会った。

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 コンビニで弁当とお茶を仕入れて、さあ出発。

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 金剛三昧院の門前から小辺路は始まる。

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 【10:00】
 高野山には七口という女人結界が7つあった。その一つ、大滝口女人堂跡を通り過ぎる。

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 学生時代以来の山仲間と2人で歩く。

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 【10:48】
 「くまの本宮より十七里」と刻まれた丁石が立っている。

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 急坂を下り、赤い鉄橋を渡る。

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 【11:21】 
 大滝集落のはずれの立派な休憩所。

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 「大滝集落」のスタンプ

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 休んでいるグループは、大手旅行代理店主催のツアー。なんと九州からやって来ていた。この後、毎朝、顔をあいさつすることに。

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 高野龍神スカイラインと合流の脇を進む。
 奈良県と和歌山県が入り組んでいて、何回も県境を越える。

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 【12:13】
 水ヶ峰分岐までやっくる。再び山道に入る。

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 ひと段落として弁当の助六寿司をかじる。

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 こんな道だと疲れることはない。

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 まだらに染まった山が美しい。ゴールももうすぐ。

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 【14:45】
 大股橋に到着。
 ツアー客を待っている様子のマイクロバス運転手が「NHKのテレビに出ている有名人がやってくる」という。NHK-BSの番組「グレートトラバース2」で日本二百名山を踏破中の田中陽希さんのことだった。
 そんなことなら、ここで待とうとコーヒーブレークとする。でもいつやってくるのかはわからず、小雨も降ってきたので退散。公衆電話で「民宿かわらび荘」に電話して車で迎えに来てもらった。

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 「民宿かわらび荘」にチェックインする。

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 やはり陽希さんはやってっくるという。しかも同じ宿に。陽希さんから直接、予約の電話が入っていたそうだ。のんびりと待つ。

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 川原樋川のこのあたりは、アマゴ釣りでも人気らしい。

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 そのうち、小型ビデオカメラを持ったカメラマンが独りで現れ、しばあくすると陽希さんもやってきた。紅葉の美しさにパチリ。

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 車で10分ほどの野迫川温泉に送ってもらう。広々とした浴場は、ほとんど貸し切り状態で、ゆっくりと体を休める。

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 湯上りの1杯は最高だ。

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 気さくな陽希さんと隣のテーブルでボタン鍋の夕食をいただく。
 思いもかけない夜となった。

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 水ヶ峰越は、ガイドブックによると歩行距離16.8キロ。所要時間約6時間40分。
 実際には、昼飯休憩も入れて5時間ちょうどで歩いて。

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