東海自然歩道 忍頂寺から竜王山を越え、摂津峡まで

 東海自然歩道に沿って茨木市の忍頂寺から竜王山を越えて高槻市の摂津峡まで10キロほどを歩きました。天気予報以上の好天となり、日差しがこぼれる中の気持ちの良いハイキングでした。

 古くから信仰を集めていた山で、遺跡も多いです。
 八大龍王大権現の八葉蓮宝池には、八大龍王をまつった祠がありました。

 竜王山(510m)の頂上展望台からは、大阪方面がが見渡せました。案内板には明石海峡大橋なんかも描かれてましたが、この日は遠くの視界はききませんでした。

 竜仙峠を越えて高槻側に下る道では、昨秋の台風の影響か倒木が目立ちました。ありがたいことに、通行には支障がないようになってました。


 【2019/02/13 10:44】
 阪急・水無瀬に集まって茨木市まで。そこから阪急バスに乗り、小1時間で忍頂寺までやって来ました。バスの本数が少なく、ちょっと遅い出発となりました。
 忍頂寺や、一つ手前の千堤寺は、隠れキリシタンの里としての遺跡も残っています。

 竜王山に向けてスタートしました。

 八大龍王大権現への参道になっていて急な階段が続きました。

 忍頂寺から上がってきた道と合流しました。

 岩刀山(いわたちやま)は、竜王山七不思議のひとつで、写真左側の岩の割れ目から薬師如来が出現したといわれています。

 八大龍王大権現の境内には、ロウバイが満開でした。

 【11:30】
 竜王山の頂上に着きました。ちょっとルートから外れたところに三角点がありました。

 頂上には、3階建てくらいの立派な展望台がありました。

 天気予報では、昼前から曇りとなってましたが、青い空が広がっていました。

 ルートはいくつもありますが、車作(くるまつくり)にまっすぐ向かう東海自然歩道を下りました。

 【12:18】
 清水廃寺・経塚までやってきました。棚田が見下ろせる見晴らしの良い場所で昼食としました。 

 わたしの昼飯は、自宅近くにできた「こめやのぱんや CoCo」のたまごサンドとCoCoバーガー、それに熱湯を注いだコーンポタージュでした。

 恒例のコーヒーをいれました。

 キリシタン大名の高山右近が仏教寺院の清水寺を焼いたときに、宗徒が逃れ経典を埋めたという伝説の地だそうです。

 【13:19】
 車作の集落を抜け、ダンプカーが土煙をあげる府道を進んで竜仙の滝の登山口まで来ました。
 「落石注意」「通行禁止」「クマ出没注意」と怖いことが書かれてますが、目をつぶって通り過ぎました。

 なるほど登山道が大きく崩れていました。川原に沿って大回りしました。

 【13:36】
 竜仙の滝は、水量がありませんでした。

 竜仙峠への道で分岐を見誤り、道がなくなりました。分岐まで戻りました。

 分岐点にあった「武士(もののふ)自然歩道」の案内板は右側の道は「至阿武山」となっていました。尾根道への分岐かと見誤り、最初は直進してしました。

 【14:21】
 ちょっとタイムロスしましたが、竜仙峠までやって来ました。阿武山に向かう武士自然歩道は右折してましが、東海自然歩道は直進でした。

 倒木が目立ちましが、通行には支障がないようになってました。

 【14:44】
 萩谷の集落です。向こうに高槻市バスのバス停がありましたが、次のバスまで2時間ほどもあります。予定通りにそのまま摂津峡まで歩くことにしました。

 萩谷総合公園でトイレ休憩しました。
 「なみはや国体」で使われた立派なサッカー場がありました。

 【15:43】
 摂津峡の白糸滝です。

 摂津峡のマス釣り場を通りました。ゴールは間近てした。

 【16:09】
 高槻郊外の上ノ口に到着です。ここからJR高槻行きのバスに乗り、高槻駅前で解散しました。

 わたしのスマホ・アプリ、YAMAPはGPS情報が途切れていました。うまく作動していた同行者のGPXデータをいただき、カシミール上で再現しました。