山崎聖天 黄葉と紅葉、皇帝ダリア

 天王山の麓にある山崎聖天(観音寺)まで散歩しました。黄色く色づいた大銀杏が、阪急の車窓からもひと際目立つ古寺です。
 敷き詰められた黄色の絨毯です。風が吹き、黄色い落ち葉が舞いました。息を飲む瞬間でした。 

 これほどに素敵なスポットなのに、訪れる人はまばらです。おまけに拝観料などは不要です。

 今秋の紅葉で、一番赤かったでしょう。

 紅葉の中に皇帝ダリアが鮮やかなピンクのラインを描いています。

 真っ青な秋空に向かって大輪の花を広げています。

 赤、黄、ピンクとそろいました。

 山崎聖天(観音寺)
 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字白味才62
 075-956-0016

自分でつくる リメーク・パスタを2題

 独り食べる昼飯は、相も変わらずパスタです。前夜の夕食の残り料理をリメークしたパスタが続きました。
 きょうはロールキャベツがお題です。トマトソースで煮込んであるので、相性はぴったりです。
 アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノに添えたただけで、立派は一品に化けました。

 スープを増やすために、赤ワインを追加して加熱しました。

 フライパン一丁で、ワンパンパスタに挑戦しました。
 オリーブオイルにニンニクとタカノツメの香りを移し、パスタの2倍重量ほどの水をいれて沸かします。そこに乾燥パスタを放り込み、既定の7分間茹で、そのまま水分を飛ばせただけです。
 塩加減がわからず、ちょっと入れすぎました。いつもなら茹で汁とともに捨ててしまう分も、すべてを食べることになります。溶け出した小麦粉もいっしょなので、ちょとねっとりとしています。
 鍋を洗う手間を考えると、これはこれでありですね。

 1週間ほど前には、鶏肉のトマト煮がパスタに化けていました。

 キノコがたっぷりはいっています。

 この秋、パスタが値上がりしてますが、順調なペースで消費しています。

大阪・新世界 八重勝の串かつ

 大阪八低山の5座を制覇しました。天王寺の茶臼山まで来ましたが、昼飯はまだでした。となれば、ここしかないでしょう。新世界の串かつ屋さん「八重勝」です。久しぶりです。
 「二度つけ禁止」で有名な人気店です。とりあえずの生中が、歩き疲れた体に染み渡ります。

 串かつに鶏の唐揚げ、チクワ、タマネギ、ゲソと、どれもうまいです。豚カツやジャガイモなんかもいただきました。

 ハイボールも追加です。

 全部で2500円ほどでした。

 さすがに新世界も人出はまばらでした。それでもこの店だけは行列でした。

 八重勝
 06-6643-6332
 大阪市浪速区恵美須東3-4-13

大阪八低山を縦走 前編 天保山から茶臼山

 「大阪八低山」を全山縦走しようと登り(?)、いや、歩きました。
 「日本一低い山」としてその名を知られる天保山(4.53m)に登頂しました。何度も登ってますが、記念のポーズです。
 大阪の山で標高が低い順に、天保山、聖天山、御勝山、帝塚山、茶臼山を「大阪五低山」と呼びます。それに、昭和山、茶臼山、鶴見新山の3座を加えたのが「大阪八低山」です。
 渡船にも乗って、高低差はほとんどないものの20キロ近く歩きました。歩数は3万歩を超えていました。ちょっと疲れて前編は5座で終了しました。

 昭和山は、大正区千島にある地下鉄建設工事で出た残土を積み上げて昭和にできた人工の山です。標高は33mもあります。きょうの最高峰でした。

 帝塚山の住宅地にある帝塚山(19.88m)です。古墳が山頂で、立ち入ることはできませんでした。

 聖天山(14m)の山頂は、「天下茶屋の聖天さん」と呼ばれる聖天山正圓寺の本堂脇にありました。

 天王寺公園の一角ある茶臼山(26m)も前方後円墳です。大坂冬の陣では徳川家康が、夏の陣では真田幸村が本陣としました。

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自分でつくる 皿うどん、小松菜の野沢菜漬け風

 皿うどんで簡単に昼飯にしました。たっぷりの具をのせて、それなりに食べ応えはありました。
 麺がちょっと細くて、ボリュームも少なく感じましたが、お味は同じでした。

 そのつもりでパッケージを見ると、いつものとはちょっと違います。同じマルタイ製ですが、糖質オフバージョンでした。

 フライパンで豚肉を炒め、キャベツ、タマネギ、ニンジン、それに鍋の残りのマイタケとシメジを放り込みました。
 あとは水溶きした添付の粉末ソースを入れるだけです。

 きょうのメーンはコチラです。箸休めの漬け物です。

 野沢菜漬けに見えますが、自分でつくった小松菜の野沢菜漬け風です。ポリポリとした食感は、まるで野沢菜です。

 近くの路面店に柿が並んでいました。ついでに買った小松菜です。

 よく水洗いします。
 次の行程がミソです。茎の筋を取るのです。といってもフキほどにはうまく取れませんでした。
 水に半時間ほどつけてシャッキとさせて、ジップロックに塩小さじ1杯ほどと入れてもみこみます。タカノツメには防腐効果があるそうです。
 近くにあったストウブのふたを重しにして、半時間ほど置きます。
 しみだした塩水を捨てます。
 味付けには昆布茶だけを使う簡単レシピもありました。わたしは酒、みりん、砂糖をそれぞれ小さじ1杯ほど入れました。
 ジップロックにいれたまま冷蔵庫で寝かせておけば完成でした。

紅葉のリトル比良 タフな縦走

 比良山系の北端にあるリトル比良の縦走路を山友6人で歩きました。13キロほど。高低差1000mにしては、十分に歩き応えがありました。
 大きなピークが4つ。その間にも激下りなダウンアップもあり、汗をながして登ると雄大な眺めも。びわ湖を終始、眼下にするようなルートではありませんでした。
 それでもあちこちで出くわす紅葉や黄葉、そして真っ青な空に感嘆の声をあげました。

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大阪・島本 「かぎ卯」の自家製鶏そぼろごはんセット

 大山崎山荘美術館からの帰り道です。西国街道沿いの「かぎ卯」で昼飯にしました。
 新しいメニューが出てました。「自家製鶏そぼろごはんセット」(1200円)です。温かいうどんとセットしてもらいました。
 いつ食べても安心のお味のうどんです。

 シンプルな味付けの鶏そぼろが、大葉とマッチングします。

 谷崎潤一郎の「蘆刈」に登場する古くからの店です。

 地元・島本町の「With コロナ みづまろくん事業者応援商品券」で支払いました。
 この秋、第2弾として1人4000円分の商品券が配布されました。町内の商店で使えます。ありがたいことです。
 2月にも、こちらで、この商品券で食べています。

 かぎ卯
 075-962-0700
 大阪府三島郡島本町山崎3-4-1

大山崎山荘美術館 紅葉と絵本展

 お隣の大山崎町にあるアサヒビール大山崎山荘美術館まで散歩しました。きょうも良い天気でした。
 広い庭から山荘を見上げました。山荘3階のベランダから三川合流域や、向かいの男山を見下ろしました。
 どちらを向いても真っ赤な紅葉でした。 

 白く塗り直されたのでしょうか。望楼の白雲楼が、ひときわ鮮やかです。
 山荘内から庭園越しに眺めます。

 宝寺の五重塔が頭を見せています。

 大山崎山荘は、実業家の加賀正太郎によって建てられました。スイス・アルプスのユングフラウに日本人として初登頂しています。

 やってきた目的は紅葉と、「こわくて、たのしいスイスの絵本」でした。
 スイスの3人の作家の絵本原画やリトグラフなどが並んでいます。 

 惹かれたのは、ハンス・フィッシャーの「こねこの ぴっち」です。ギフト売り場に絵はがきなどと並んでいたので買ってしまいました。

 病に倒れたぴっちを、大勢の仲間が見舞います。

 ぴっちは、大きなベッドに埋もれています。

 アロイス・カリジェの「ウルスリのすず」も見たかったです。

 ゆっくりと歩いてきました。わが家からの往復は約1万歩でした。

 アサヒビール大山崎山荘美術館
 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
 075-957-3123

若山神社から尺代 秋 まっ盛り

 若山神社まで散歩しました。
 山の中腹にあります。太陽が照り、寒暖の差が大きい本殿の前は、真っ赤に紅葉してました。

 裏山は、まだ緑です。「そちらは十二月にはいってからですね」と神主さん。
 光が射しこむ枝に、一輪のツバキが花を開けていました。

 古い木の枝に落ち葉が。追加のドングリは、わたしの仕業です。

 ちょっとした山道を尺代に下ります。いつもコースです。

 お地蔵さまにあいさつします。

 ポツリとした赤い点に気づきました。今ごろ咲いているのはフユイチゴでしょうか。

 ♫ 赤い鳥 小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた

 ♫ 青い実を食べた

 セージが紫の花をつけています。

 白くて小さな花です。

 ハナニラが咲いてます。

 フワリと綿毛を広げたタンポポのようです。今ごろ?

 尺代漁協のマス釣り場がオープンしていました。

 眺めていると、ヒットしました。

 あちこちで立ち止まり、カメラを構えながらのんびりと歩いてきました。

奈良 「題名のない音楽会」公開録画と平宗の柿の葉ずし

 「題名のない音楽会」(テレビ朝日)の公開録画を、奈良県立文化会館で見学しました。ピアノの反田恭平が出演するとあって、申し込み殺到。ラッキーにも当選して、無料で反田くんを楽しみました。
 その前に小腹を満たすため、猿沢の池の近くにある柿の葉ずしの平宗奈良店に直行しました。
 「焼さば盛り」は赤だしとのセットです。ほどよい酢加減の、柔らかいお味です。 

 奥さまは「柿の葉ずし盛り合せ」でした。薄い鯖と鮭が、寿司米と馴染んでいます。

 猿沢の池からちょっと入ったところですが、あたりは暗いです。

 平宗奈良店
 奈良市今御門町30-1
 0742-22-0866

 午後5時過ぎの興福寺南円堂と猿沢の池です。日が暮れるのが早いです。

 興福寺の五重塔が、まだ池に影を写していました。

 平宗で食事をした後に見上げると、五重塔がライトアップされていました。

 公開録画会場の奈良県立文化会館にやって来ました。

 テレビの撮影機材がセットされています。

 2日分の録画が行われました。
 「反田恭平 恩返し音楽会」(2023年1月14日放映予定)は、反田くんがジャパン・ナショナル・オーケストラを指揮しました。
 反田くんはこの番組と縁があり、32回目の出演です。少年のころ、指揮棒を振って音楽デビューした思い出など、司会の石丸幹二らとのトークも絶妙でした。
 指揮ぶりも、堂に入ってきた感じです。

 「放送2800回記念4週SP 反田恭平が描く未来の音楽会」(3月18日放映予定)には、ピアノのSHIGERU KAWAIがステージに運び込まれました。
 まずはショパンのワルツ第4番「華麗なるワルツ」です。軽井沢の大賀ホールでのアンコールで聴いた「猫」ほどには跳びはねてませんでしたが、かわいさ満点でした。
 ベートーベンのピアノ協奏曲第4番は第2、3楽章だけでした。1楽章のピアノの出だしが聞きたかったです。それにしても、大曲のP協を立ち上がって振り、座って鍵盤に向かう2役を当たり前にこなしていました。
 オケの響きも素晴らしく、このホールって、こんなにいい音だったかなと感心するほどでした。

 公開録画の無料入場券は、郵送申し込みでした。知り合いを合計すると延べ10通ほども申し込みましたが、当選したのは名義借りしたわたしの娘だけでした。くじ運が驚くほどによく、これまでもお世話になっています。おかげで、ありがたくもリラックスした反田くんを楽しみました。