茨木・見山の郷 里の秋 

 茨木の北、竜王山の麓にある見山の郷まで車で走りました。
 実った稲穂を背に、曼殊沙華(彼岸花)が、真っ赤に咲いていました。
 秋桜(コスモス)もカラフルです。

 マツバハルシャギク(松葉波車菊)ですかね。黄色が鮮やかです。

 ハナトラノオもあちこちに。

 ここまでやってきたのは、ブドウを買うためでした。とっくに売り切れです。
 昨日の産経新聞に載っていました。それもあってかきょうは客が多く、午前中でなくなったそうです。

 ひと回りしました。
 タカノツメがきれいな色をしてました。しばらくは部屋に干して鑑賞し、乾いたらペペロンチーノに使います。これだけあれば、超辛い料理をつくっても当分はもちます。

 ジェラートも人気です。
 なんきん(カボチャ)やしょうが、あずき、きなこと、手づくりっぽいのが並びます。

 無難なセレクトでブルーベリーをいただきました。あっさりとしたいい味でした。

 春には、おいしイチゴが並んでいました。

 de愛・ほっこり「見山の郷」
 茨木市長谷1131
 072-649-3328

ポンポン山・竃ヶ谷 満開のオオキツネノカミソリ

 ポンポン山の北の谷、竃ヶ谷(かまがたに)のオオキツネノカミソリが満開との情報です。
 平日は、放射線治療でスケジューリングされています。出かけるならきょうかと、1週間ぶりにハンドルを握りました。
 咲いていました。オレンジの花がいっぱいです。満開です。

 つぼみも膨らんでいます。でも、もう数少ないです。

 和名は「大狐の剃刀」、洋名はリコリスです。
 キツネノカミソリの変種で、ヒガンバナ科ヒガンバナ属です。6弁の細い花弁と、長い雌しべが伸びています。

 カラスアゲハでしょうか。蜜を吸うのに余念がありません。

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京都・宇治田原 正寿院の風鈴まつり

 「風鈴のお寺」として知られるようになった山里のお寺です。平日だというのに、SNS映えを狙ってカメラやスマホを構える参拝者でにぎわっていました。わたしもその一人としてズームと望遠のカメラ2台で、大忙しでした。
 「風鈴まつり」は、6月から9月中旬まで行われています。境内には2000を超える風鈴が風に揺れ、「チリン、チリン」と軽やかな音色を響かせています。ここだけは暑さを忘れた涼しい風が吹き抜けていました。 

 風鈴の音色をお聞きください。

 花手水にも風鈴が添えられています。

 手水鉢の足元にも。

 新しい客殿には、「猪目窓」という、ハートに見える窓もあります。菩提樹の葉を模しています。

 江戸時代に描かれた天井画の復興として、いろんな花や京都の景色などを描いた160枚の天井画がはめ込まれています。

約800年前に創建されたという高野山真言宗のお寺です。拝観できませんでしたが、鎌倉時代の仏師、快慶作の不動明王坐像(国指定重文)などもあります。

 正寿院
 0744-88-3601
 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上49

久安寺 具足池を埋める「あじさいうかべ」

 久安寺に参りました。花の寺として有名ですが、この時期はアジサイ(紫陽花)です。それも境内の具足池を覆うように、アジサイの花が散りばめられています。
 「あじさいうかべ」と呼ぶそうです。こんな光景は初めて見ました。
 花手水はブームのようで、あちこちの寺で見ることができます。こちらは、そのバリエーションでしょうか。
 それにしても見飽きないグラデュエーションです。

 池の岩の上には、かわいいお大師さまが祀られています。

 小さな白い花はバイカモ(梅花藻)でしょう。

 境内のアジサイも立派です。

 平成21年の桜の時期に参って以来でした。
 参拝料300円、駐車場無料と、きわめてリーズナブルなお寺でした。

 国重要文化財の楼門がそびえる立派なお寺です。
 新名神高速の箕面とどろみIC経由で、わが家から半時間ちょっとでした。

 高野山真言宗 大澤山 久安寺
 池田市伏尾町697
 072-752-1857

 

水無瀬神宮 茅の輪 と「招福の風」

 水無瀬神宮に参りました。茅の輪の前でたくさんの風鈴が、風に揺れてチンチンと可憐に響いていました。
 「夏越し(なごし)の大祓」は6月30日です。厄除招福、無病息災、健康長寿を願う「茅野輪くぐり」は、その日までです。
 「招福の風」と名付けられ、風鈴が風に揺れ、風車が回るのは、神社の案内でも7月1日からです。期間になると、夜間ライトアップもあるはずです。
 ひと足早く登場した風鈴と茅の輪の両方をレンズに納めました。

 涼しげです。

 願いを込めた短冊を奉納することができます。

 作法に従って、左回りー右回りと2巡しました。

 風車は、風を受けるとカサカサと回ります。

 アジサイの花を確認しました。小さな部分です。

 昨日のNHKローカル番組で、水無瀬神宮の離宮の水が、日本百名水のひとつとして紹介されていました。マイクを向けられていたひとりが、わたしの奥さまでした。
 きょうも名水の前に、ポリタンクを持った人が並んでました。

 水無瀬神宮
 大阪府三島郡島本町広瀬3-10-24

高槻 野見神社の「父の日」の花手水

 高槻城跡近くにある野見神社です。黄色いバラの花手水が奉納されています。
 「父の日」の感謝の気持ちが添えられています。
 日本では黄色いバラを贈る習慣があるようです。

 黄色いバラの花言葉には「美」「友情」「献身」などがあります。

 花を奉納した地元の花店の丁寧な説明が添えられていました。

 こんなのもありました。ノウゼンカズラですかね。

 アジサイも咲いています。

 境内の永井神社の小門の脇にも咲いています。

 テッセン(鉄線)は高槻藩主永井家の家紋になっています。

 野見神社
 高槻市野見町6-6
 072-675-1316

 2人の子ども夫婦から届きました。「これさえ飲ませておけば・・・」と思われているようです。ともあれ、ありがとうございます。

高槻 浄誓寺の花手水「芍薬week 優美」

 花手水をあちこちで見かけるようになりました。SNS映えするフォトジェニックスポットとなっています。神社やお寺の手水鉢が、新型コロナを契機に生まれかわったようです。
 高槻・安満(あま)にある浄誓寺では毎月、花が入れ替えられています。車で出かけたついでに寄り道しました。
 6月のテーマは、「芍薬week 優美」です。白と赤紫のシャクヤクのコントラストが鮮やかでした。 

 芍薬の花言葉は、花の色によってはじらい、慎ましさ、はにかみ、誠実、幸せな結婚・・・と様々です。

 こちらは?

 「夏越の祓(なごしのはらえ)」を前に茅の輪ができています。

 楠正成の甥にあたる南朝の武士が、観応元年(1350)に創建したという浄土真宗本願寺派の寺です。

 浄誓寺
 高槻市安満北の町5-26

交野山 満開のササユリとカタカナ三山縦走

 交野市(かたのし)の交野山(こうのさん)に登りました。山頂に観音岩という大岩があり、眺めがいい山です。ササユリが咲くことでも知られます。
 東京発のテレビは、天候の悪化ばかりを伝えていましたが、大阪の朝は、思いのほかよい天気でした。急に思い立って出かけました。
 満開のササユリが待っていてくれました。純白です。

 青空を背に、ちょっとピンクがかったのも咲いていました。

 アジサイも、前夜の雨を浴びて清々しです。 

 交野山の後は、サンドイッチ山、アンテナ山、新サンドイッチ山とカタカナで名付けられた三山を縦走しました。わたしの間尺にあった山々です。
 昼飯は、白旗池の畔で独り、メスティンを使ったナポリタンを作っていただきました。

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湖東・高室山 満開のベニバナヤマシャクには早かった!

 滋賀・湖東の高室山は、霊仙山から続くカルスト台地の南にあります。ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)が美しく咲き乱れる山として人気があります。例年ならこの時期に満開を迎えます。真夏日となった暑さの中を登りました。
 咲いてました。直径4センチほどの可憐な花です。ただし、ほとんどはまだつぼみ。今シーズンの満開となるには1週間ほど早かったようです。
 それでも360度のパノラマが広がる頂上でベニヤマシャクを見つけて満足のひと時でした。 

 この日のサブイベントは、わたしの地元・水無瀬の岡村商店の包子(パオズ)でした。わたしのブログを見て、「食べたい」の声。コッフェルで蒸して、熱々をいただきました。
 コーンにチーズが入った包子です。こんなシーンで食べると、またうまいです。

 いつもの山友3人と登りました。霊仙山をバックに、ハイ!チーズ!!

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西山古道 クリンソウを見に行く

 山友の山行記録などでクリンソウ(九輪草)が花盛りです。そういえば、わたしは今年はまだ見ていません。京都西山の西山古道沿いににあるクリンソウの群生地まで歩きました。
 あたりまえに咲いていました。
 樹林帯の中のジメジメとした窪地です。そこだけ太陽が降り注ぎ、ピンク色が輝きました。

 花は下の方から階層(段)になって次々と咲きます。お寺の塔の先端についている九輪に似ているところから九輪草の名前が付きました。

 飽きずにあちこちから写しました。

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