山城三十山 ポンポン山と釈迦岳

 ポンポン山と釈迦岳。この2座は、裏山のように何度も登っています。
 ポンポン山(正式には加茂勢山、678.9m)には2等三角点があります。頂上で足踏みすると「ポンポン」と音がするという言い伝えもあって、北摂の人気の山です。
 釈迦岳(630.8m)は、わが町・島本町の最高峰です。3等三角点もあります。しかし、見晴らしがよくないこともあって、「頂上」という響きには欠けるところも認めざるをえません。
 いずれも9月に登った時の画像です。このブログにはアップしてませんでした。

 最近、登った音羽山瓢箪崩山には「山城三十山」とタイトルにつけています。
 すでに1世紀が過ぎようとしている大正時代、京都府立京都第一中学校(京都一中、現在の京都府立洛北高校)の登山グループだった今西錦司氏(人類学者、元京都大学教授、元岐阜大学長)や西堀栄三郎氏(第1次南極越冬隊長)らが、旧山城国のなかで最も標高が高い三国岳から順に30山を選んで登ったのが「山城三十山」の最初でした。その後、昭和初期に梅棹忠夫氏(民族学者、元国立民族学博物館館長)らによって見直されたのが「新山城三十山」です。
 わたしも高校生(洛北高校)のころに知りました。そのころ、いくつかの頂上には立ちました。半世紀が過ぎた今になって、もう一度、登りたくなりました。
 参考にしているのが「山城三十山」(日本山岳会京都支部編著、ナカニシ出版)です。1990年ごろのグループ登山記が収められています。その第1回登山がポンポン山でした。

 書籍の「山城三十山」の1ページです。ここでは「新山城三十山」が「山城三十山」として扱われています。
 ポンポン山はどちらの三十山でも西山の盟主となっています。ところが、釈迦岳の方は残念ながら「新」では姿を消してしまっています。
 瓢箪崩山は、大原から岩倉に抜ける峠道から入ったところにある里山でした。ところがその林道はいたるところに倒木が横たわっていて、里山の荒れ方に驚かされました。わたしが中・高校生時代に北山に行くためによく乗ったバス路線も、今は運行していません。
 無理をしないで、ぼつぼつと歩きたいと思います。これも Paso a Paso(一歩一歩)です。

ポンポン山で食べる 自家製お弁当

 ポンポン山に登りました。英会話教室のお仲間らとご一緒しました。
 大にぎわいの頂上で食べた自家製お弁当です。「自分でつくる」とはいってません。時間がなかったので、「ちょっと、やってあげる」と、奥さまの助太刀がはいっています。
 コンビニおにぎりと同じラップシートのおかげで、パリッとしたノリおにぎりです。

 どこで買ったのか覚えていない「九条ねぎ玉スープ」」というのがあったので、もっていきました。湯を注ぐだけですが、こんな環境で食べれば、なんでもおいしいです。

 食後の恒例は、インスタントのカフェラテです。これまた甘いコーヒーがうまいです。

 川久保から、わたしの好きな「水声の道」を歩きました。
 ポンポン山からの帰りは、島本町最高峰の釈迦岳を通って大沢に下り、さらに尺代を経てそのまま歩いて帰宅しました。

 ポンポン山で4人そろって記念撮影です。みなさん健脚でした。

ポンポン山で食べる 山パスタ

 ポンポン山に登ったのは半年ぶりです。島本町のわが家から歩き始めて3時間。ああ、疲れました。 
 678.9メートルの頂上で食べたのは、「山パスタ」です。こんなところに来てまでパスタです。ちょっとダンゴ状にもなりましたが、コッフェル(鍋)から直接いただくパスタも、乙なものです。

 これが1本あるだけで、パスタの味が引き立ちます。

 120グラムほどのパスタを1時間半ほど水につけ、ジップロップに詰めて冷蔵庫で保存していたのを持ってきました。パスタと同量(120cc)の少ない湯に放り込むだけで、すぐにでき上がりました。
 ミートソースはレトルトの出来合い。粉チーズと塩バジル(バジルの葉を塩漬けにしたもの)でアクセントをつけました。

 インスタントのカフェラテも飲みました。甘いですが、こんなところで飲むとおいしいです。

 ポンポン山は、これまでにないほどにぎわってました。

小塩山 カタクリの花 2017

 京都・西山の小塩山に登りました。汗がしたたる初夏のような暑さでした。
 山はハイカーでいっぱい。皆さんの目的はカタクリの花でした。今年は寒さが続いたので、例年よりも開花が遅かったようですが、保護員の方も「きょうが最高」とおっしゃるタイミングでした。
 白いカタクリとも遭遇しました。ちょっと離れた場所だったので、望遠レンズのにデジタルズームという悪条件でしたが、なんとか写りました。

 ことしはLUMIX DMC-GX7MK2での撮影です。常用の12-60mmズームのほか、30mmマクロ、45-150mm望遠を取り換えながら撮影しました。

 ミヤマカタバミも例年になく多くの花を咲かせてました。

 炭の谷、Nの谷、御陵の谷のカタクリ保護地3か所を回りました。
 シジミチョウもたくさん飛んでいて、なんとかレンズに収めようとがんばりましたが、ずっと同じ場所で咲いていてくれるカタクリとは違って、撮影できませんでした。

 8.28km、4時間44分の山歩きでした。
 JR向日町から阪急バスで南春日町まで。帰りは南春日町から阪急東向日まで同じバスに乗りました。ゆっくりとカタクリを撮影し、シジミチョウを30分ほど待ってのんびりとする、いい1日でした。

ポンポン山で食べる カップラーメン香辣海鮮味

 英会話教室のお仲間とポンポン山に登りました。クルマで本山寺近くまで行ったので、歩行距離は減ったはずでしたが、福寿草が咲く尾根までの往復もあり、ほんと、お疲れさまでした。

 678.9mという、できすぎた頂上でいただきました。
 日清のカップラーメンです。初めてみるパッケージです。適度に辛くて、おいしくいただきました。温かいだけでうれしい食事でした。

 「玉子かけ風御飯」って、どんなものでしょう。ネーミングにひきつけられたおにぎりです。ご覧のように、半熟卵(?)のようなのが入ってました。ご飯がすべて黄色くなってるとは思ってませんでしたが、それなりにおいしくいただきました。

 寒いはずです。気温は2度ちょっとしかありませんでした。

 北向きの斜面には、雪も残ってました。

ポンポン山 福寿草に会いに行く 2017

 ポンポン山の福寿草(フクジュソウ)に、今年も会いに行きました。ちょっと遅かったので心配しましたが、きれいに咲いてました。

 天気予報とは裏腹に、薄曇りの1日でした。そのため、花弁の開き方はいまひとつでした。それでも福寿草の保護地に着いたときはラッキーにも日差しがあり、黄金色に輝きました。

 LUMIXの新しいレンズ、G MACRO 30mmで撮影しました。レンズの特徴からは、もっと近づきたかったのですが、柵を越えるわけにはいきません。望遠レンズも持ってくるのでした。

 ことしもたくさんの花が咲いていて、安心しました。

雪のポンポン山で食べる 鮭はらみのっけ丼

 ポンポン山に登りました。ことし二度目です。雪の残る頂上で食べたのは、JR高槻駅のコンコースにあるコンビニで買ってきた弁当です。コンビニは、セブン・イレブンになってリニューアルしたばかりです。
 「鮭はらみのっけ丼」(380円)には、根昆布やそぼろ玉子などが覆うご飯の上に鮭のはらみ焼が載ってます。あっさりとしてうまいです。コンビニ弁当も違ったチェーンにはいると、目新しいのが並んでいて選ぶのが楽しいです。

 コーンスープの「贅沢野菜」も、冷えた体を温めてくれました。
 バーナーは、新しくなり、使い初めでした。

 これまで使っていた画像右下のは20数年前のもので、ガスボンベがなくなってました。家庭用コンロのボンベから古い専用ボンベに注入してましたが、安全上、どうも不安になりました。
 新しいのも、これまでのコッフェル(鍋)に収まるコンパクトなものです。なかなかの火力でした。

 すぐに沸いた湯で、いつものカフェラテをいただきました。

 だれもいないポンポン山の頂上です。3日前の雪が残ってます。

 JR高槻からバスに乗り、出灰(いずりは)から歩きました。杉の幹に細く残った雪の帯がおもしろいです。

 高槻市の古木に選ばれている天狗杉の根っこには、祠が祀られています。

 本山寺まで下ってきました。勧請掛と呼ばれる榊が新しくなってました。

 12キロに満たない山行でしたが、雪道とあって楽しく歩けました。山で出会ったのは、さすがに4人だけでした。

ポンポン山に登る コンビニおにぎりセットとスープ春雨

 今年の初ウォーキングでポンポン山に登りました。良い天気でしたが、寒かったです。
 678.9mという、ウソのような標高の頂上で食べた「おにぎりおかずセット」(248円)です。いつものJR高槻駅のコンビニがリニューアル中で閉まっているので、JR島本駅前のローソンで買いました。おにぎり2個と半分のコロッケ、から揚げ、ちくわ天、卵焼きとちょっとずつ入ってます。

 「ワンタンスープ春雨」はローソンのオリジナルです。温かいスープがうれしいです。

 昼飯準備のオールスターズです。

 食後には甘いカフェラテもいれて、すっかりくつろぎました。

 よく晴れた頂上です。さすがに登ってくる人は多くはないですが、同年配がパラパラと。

 寒暖計は4度を指してました。

 JR高槻からバスで終点の川久保へ。マイ・フェボリート・コースの「水声の道」を登りました。頂上でゆっくり昼飯休憩をして島本町最高峰の釈迦岳から大沢、尺代へと下り、水無瀬の自宅まで歩きました。年金生活の身です。交通費の節約になりました。
 歩行距離は15.58km。休憩もいれた総時間は4時間50分でした。

京都西山 西山キャンプ場で食べる「たけのこごはん」

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 クリンソウに会いに京都西山の京青の森に登りました。花盛りのクリンソウを、思う存分にカメラに収めて、長岡京市の西山キャンプ場まで下って昼飯にしました。
 大きなテーブルを独り占めです。

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 ルート途中の大沢に、「原木しいたけ」を売っているところがあります。
 そこで買ってきた「たけのこごはん」(100円)です。自家製の柔らかめのタケノコご飯がおにぎりになってます。好物のタケノコもたっぷりで、いい味です。

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 JR島本駅前のローソンで買ってきた「3色そぼろのお弁当」とカップ麺です。
 いつもなら満足の組み合わせですが、カップ麺も続くと、独特の味がちょっと気になります。

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 インスタントのカフェラテが1個、ザックに残ってました。ちょっと甘いですが、ゆっくりといただきました。

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 欲しかった三つ葉も並んでました。根っこがついていています。田セリや山ぶきも買いました。300円を払ったところで、横に「たけのこぽごはん」(100円)が並んでいることに気づきました。「それもちょうだい」。「せきはん」も買えばよかったです。

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京都西山・京青の森 クリンソウが花盛り

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 GW最後の1日は、朝からよい天気です。急に思い立って山に出かけました。
 クリンソウは、咲いてるかな? ことしはフクジュソウ、カタクリ、ヤマブキソウと、いずれも開花が例年より1~2週間は早いようです。
 京都西山の京青の森にあるクリンソウの群生地です。見事に花盛りでした。

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 花は。花茎を中心に放射状につきます。

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 雄しべは5本あります。

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 花は段になってつきます。その様が、仏塔の先にたつ九輪に似ているため「九輪草(クリンソウ)」と名付けられました。西山キャンプ場で昼飯を食べ、長岡京市の円明寺に下りました。

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 山地の湿地や沢沿いなど群生します。

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 花言葉は、「物思い」「幸福を重ねる」「物覚えのよさ」だそうです。

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 大きくて美しい花で人気の山野草です。

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 島本町の自宅から歩いて出発。尺代から大沢へ上りました。釈迦岳からポンポン山に登る道には向かわず、そのまま進むと8Kmあたりのが京青の森のクリンソウ群生地です。
 長岡京市の西山キャンプ場で昼飯を食べ、円明寺に下りました。

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