京都・宇治田原 正寿院の風鈴まつり

 「風鈴のお寺」として知られるようになった山里のお寺です。平日だというのに、SNS映えを狙ってカメラやスマホを構える参拝者でにぎわっていました。わたしもその一人としてズームと望遠のカメラ2台で、大忙しでした。
 「風鈴まつり」は、6月から9月中旬まで行われています。境内には2000を超える風鈴が風に揺れ、「チリン、チリン」と軽やかな音色を響かせています。ここだけは暑さを忘れた涼しい風が吹き抜けていました。 

 風鈴の音色をお聞きください。

 花手水にも風鈴が添えられています。

 手水鉢の足元にも。

 新しい客殿には、「猪目窓」という、ハートに見える窓もあります。菩提樹の葉を模しています。

 江戸時代に描かれた天井画の復興として、いろんな花や京都の景色などを描いた160枚の天井画がはめ込まれています。

約800年前に創建されたという高野山真言宗のお寺です。拝観できませんでしたが、鎌倉時代の仏師、快慶作の不動明王坐像(国指定重文)などもあります。

 正寿院
 0744-88-3601
 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上49

自分でつくる 「いちまるとうふ」のとうふ丼

 「冷奴に!」と買ってあった地元・水無瀬のおいしいとうふ屋、いちまるとうふの「きぬとうふ」が残っています。となれば、とうふ丼でしょう。1ヵ月ほど前にも食べています。
 タモリさんの人気レシピでは、いぶりガッコを載せますが、そんなものは常備されていません。冷蔵庫にあったあれやこれやをぶっかけさながらに載せました。最後に鎌田のだし醤油をふりかけました。
 ぐじゃぐじゃに混ぜていただきます。淡白なとうふには、ちょっと濃い目の具が似合います。

炊き立てのご飯をとうふで覆います。

 これまた自分でつくったきゅうりのキューちゃん、残り物のキュウリとワカメの酢の物、青ネギのみじん切り、高菜の漬け物、温泉卵、納豆と用意しました。、

 温泉卵は専用のクッカーで作りました。熱湯を注いで規定時間、放置するだけです。でも長すぎたようで、固まってしまいました。たまに引っ張り出してくると、調子がつかめません。

今夜の一献 ベランダで独り焼き肉

 独り、ベランダで焼き肉を味わいました。心地よい風が吹き抜けて、煙や臭いを気にすることもありませんでした。
 狭いベランダですが、アウトドア用のイスやテーブルを持ち出しました。スキレットを卓上コンロに載せて、準備完了です。ビールを抜くのも忘れていません。

 風の向きによって、熱気にも襲われますが、まるで気になりません。
 ジュワーッと焼けた肉が最高です。

 スキレットの熱量のためか、野菜もうまく焼けて、食べきりました。

 午前中の出かけたついでに、買い出しを済ませておきました。一応は国産肉です。

 黄昏てきました。残りのビールを片手に、風に吹かれました。

 奥さまは、反田恭平のピアノ・コンサートにお出かけです。
 「冷蔵庫に豆腐があるから冷奴で!」ということでした。「おからとトマトも食べておいてね」。みんな素通りでした。

「柴田海人 辰村千花 デュオコンサート」を楽しむ

 小さいころからよく知っているお嬢さん(ピアノ)とそのご主人(仏・ブルターニュ国立管弦楽団ヴァイオリン奏者)とのデュオコンサートを楽しみました。
 2人のデュオは、少しだけ聴いたことがありました。でも小さなホールの目の前で奏でられる音は別物。モーツァルトの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタK304」の聴きなれたメロディーから引き込まれました。
 サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」などが続きます。美しい音色に酔い、超絶技巧にハッとさせられ、あっという間の終曲のグリーグでした。
 その演奏の激しさか、途中でヴァイオリンの弓の毛が、何回も切れました。それが弓にまとわりつきそうになって、ハラハラとさせられるシーンも。息遣いがマスクを通じても伝わってきそうでした。

 一緒に聴いていたいたヴァイオリン奏者が「ギドリスみたい!」。
 さっそくイスラエル人のイヴリー・ギドリスをネットで調べ、YouTubeで聞いてみると納得しました。
 技巧はもとより、ドヴォルザーク「ユーモレスク」の間の取り方、歌わせ方なんかにギドリスを彷彿とさせるところがありました。

 ピアノは「SHIGERU KAWAI」でした。小さなホールにはよくマッチングしているのでしょう。
 ピアニストになったお嬢さんと、ご主人との息もぴったり。微笑ましい姿に触れることができました。

 50人ほどで満員のホールです。

 芸術空間サロン・ド・ショパン
 高槻市高槻町13-5 HopeⅢビル3階

 休日の夕刻の高槻を久しぶりに歩きました。新型コロナなんてどこ吹く風といったように、飲み屋はどこもにぎわっていました。

孫娘と遊ぶ「ビー玉迷路」 2号機

 「ビー玉迷路」の2号機を作りました。横浜に住むもう一人の孫娘が、急にやってくることになりました。それならと、またも段ボール工作をしました。
 予想通りに6歳の孫娘は大ハマリです。何回も何回も、ビー玉を転がし続けました。

 1号機より、ほんの少しコースを改良しています。とはいえ2号機は、半分の時間でつくることができました。ミッフィーのシールを張りました。

 「もう27回もできたよ」と、孫娘はうれしそうに手離しません。土産に持って帰ってくれました。

自分でつくる 冷凍トマトのぶっかけ素麺

 採りたてのトマトをいっぱいいただきました。そのまま冷凍して保存することにしました。ネットで検索すると、冷凍トマトのレシピもたくさんヒットします。その中からぶっかけ素麺にしました。
 まだ完全に凍っておらず、ジュレ状態でした。それでも冷たい素麺が、さらに冷たくなって口当たりは最高です。
 フライパンで錦糸卵を焼き(きょうはほぼ100点)、ナスと揚げも焼きました。キュウリとオクラも刻みました。具沢山でした。

 トマトがシャリシャリとしています。

 味付けは、ぶっかけ用の麺つゆをかけただけでした。ごま油をまわしかけすると、ちょっと濃い目の味付けに変化しました。、

 完熟トマトがいっぱいです。

 湯むきするのはめんどうなので、そのまま刻みました。
 マッシャーで押し付けて、潰しました。
 フリーザーパックに取り分けて、空気を抜いて密封しまいた。

 でき上がった2袋を、冷凍庫で保存しました。
 今回は刻みましたが、そのまま1個を保存してもよいようです。

反田恭平 奈良で聴く3回目の「ラルゴ」

 「反田恭平 ピアノ・ リサイタル 2022」を、奈良県文化会館の国際ホールで聴きました。この夏の全国ツアー初日でした。
 昨秋のショパン・コンクールで第2位に輝いた反田くんのピアノは、もう4回目となりました。その3回でショパンのラルゴ変ホ長調が演奏されました。聖歌「神よ ポーランドをお守りください」にショパンが和声付けしたといわれる曲です。ウクライナの戦火と重なります。
 ピアノは、ショパン・コンクールで使われ、ワルシャワから帰ってきた「Shigeru KAWAI」でした。スタインウェイほどの華やかさには欠けますが、弱音部が限りなく美しいピアノです。それがラルゴの祈りとなって、コラールのように美しく響きました。

 画像は、プログラムのコラージュです。ショパン・コンクールのサムライヘアから長髪に変身。肉体改造した体もスマートになっていました。
 この夜のBプログラムは、ショパンとシューベルトでした。シューベルトのピアノソナタ第20番は、4楽章まである長大な曲です。でも流れるきれいなメロディにその時間を忘れました。
 演奏後は、満員の聴取がほぼ総立ちのスタンディング・オーベーションとなりました。日本でも、こんなシーンが珍しくなくなりました。それに応えて反田くんはアンコールを6曲も奏でてくれました。

 会場では、反田くんの新著エッセイ「終止符のない人生」がこの日から売り出されていました。会場販売限定のブックカバーに覆われています。
 昨秋の「凱旋コンサート」を収録したCDも売り出されていました。
 なかなか商売上手です。

 奥さまは、知人に頼まれたのなど4冊をお買い上げでした。

 開場前のホール前には、指定席なのに長い行列ができました。

 わたしたちは車で早めに到着。駐車場に止めた後、東向商店街まで歩き、モスバーガー近鉄奈良店で「テリヤキバーガー」とアイスコーヒー、フライドポテトで小腹を満たしました。レタスがサクサクとおいしかったです。

 モスバーガー近鉄奈良店
 奈良市東向南町10-2
 0742-25-2033

今夜の一献 自家製のきゅうりのキューちゃん

 参院選の選挙速報が流れるテレビを横目にアップです。
 珍しく冷酒です。あてがビールには不似合いだったからです。といってもたいしたものではありません。「きゅうりのキューちゃん」です。テレビCMも流れる某漬物メーカーの商標のはずですが、いまや普通名詞といえそうです。
 自分でつくったというのが、ミソです。レシピは、ネットにいくらでも転がっています。

 温かなご飯が、やはり一番です。ポリポリと箸がのびます。

 参院選の投票の帰りに、地場野菜を売っている店に回りました。ありました。きゅうり3本が100円でした。
 おしゃべりな店のおばちゃんが、客のおばあちゃんに「寿命が短くなる漬け物、いれといたで!」。わたしもその漬け物をいただきました。

 きゅうり3本を1センチ幅で切りました。
 ショウガに、好物のミョウガも刻みました。
 醤油、酢、砂糖、みりんにショウガなどを入れ沸騰させました。
 火を止めきゅうりを入れ、そのまま冷やします。
 きゅうりを取り出し、汁をもう一度沸騰させます。そこへきゅうりを戻します。
 これを3回、繰り返しました。

 粗熱をとってフリーザーパックに入れ、冷蔵庫で保存しました。
 ちょっと酢が強かったので、昆布とみりんを追加しておきました。

 

自分でつくる すだち素麺と野菜かき揚げ

 すだちをたくさんいただきました。となれば、すだち素麺でしょう。
 氷水の素麺の上に、薄切りしたすだちを一面に浮かべました。
 ツルリとよいのど越しです。すだちの香りが素敵です。

 野菜だけのかき揚げもつくりました。だしにつけると、いい味になります。

 これも飲んでいます。

 泥縄として、包丁研ぎから始めました。

 頑張って4本とも研ぎました。

 きれいな緑色をしています。すだちは徳島の名産です。ありがとうございます。

 薄く輪切りにするのは、なかなか難しいです。

 かき揚げに挑戦しました。
 タマネギ、ゴボウ、ニンジンにミツバです。
 千切りにして、打ち粉をします。
 てんぷら粉を氷水で溶きます。
 衣をつけて、180度の油で揚げました。

 あまり経験のない天ぷらです。なかなかカリッとは揚がらないものです。自己採点はまあ60点の合否の境目でしょうか。

自分でつくる トマトソースのパスタ

 採れたての新鮮なトマトをたくさんいただきました。サラダに添えているくらいでは食べきれません。トマトソースにして、パスタに絡めていただきました。
 甘さと酸っぱさがギューッと圧縮されたうまさでした。
 バジルを添えましたが、パスタソースに絡めたピーマンと緑色が重なってしまいました。一方で良かったです。

 赤いのや黄色いのや。ドサリとあります。

 頭に包丁で十字を入れ、熱湯に放って湯抜きします。
 オリーブオイルにニンニクとタカノツメを入れて熱します。タマネギを加えて炒めます。
 トマトを放り込みます。白ワインと顆粒コンソメ、ベーリーフを加え、塩コショウもすませます。

 作業は難しくはありませんが、火の前に長い間立っているのが苦痛です。 

 鍋肌が見えるくらいまで煮詰めたら完成です。茹でたパスタに絡めました。

 いつも新鮮な野菜をありがとうございます。