書店に「京都検定」に関する本が並んでいます。
正式には「京都・観光文化検定試験」といい、京都商工会議所が昨年から実施しています。1200年におよぶ歴史から、そこで育った伝統工芸や伝統文化、神社仏閣にとどまらず生活や行事、しきたりまでを幅広く問う試験です。第2回は12月11日に行われ、間もなく受験受付が始まります。
春と秋の観光シーズンを迎えると、京都のガイドブックが一斉に出版されます。今年は、さらに「京都本」がにぎやかです。
京都生まれのわたしでも、花街はもとより知らないことがいっぱいあります。「おとなの京都ドリル」からちょっと抜粋させてもらいます-
Q1 霧の高下駄「こっぽり」のことを花街では( )と呼ぶ
・おちょぼ ・はきもん ・わらじ ・おこぼ
Q2 1月は松竹梅、2月は( )といった風に、祇園の舞妓は月毎にとりどりの花かんざしを挿す
・菜の花 ・桜 ・桔梗 ・梅
Q3 祇園町のシンボルマークは( )つの丸団子をつないだ形をしている
・5 ・8 ・10 ・14
Q4 花街では舞妓になるための修業期間を「仕込み」といい、一般でいうデビューを( )という
・襟替え ・初寄り ・店出し(見世出し) ・事始め
Q5 お茶屋へ芸舞妓を呼ぶ料金のことを( )代という
・花 ・色 ・畳 ・衣
Q6 井上八千代を流祖とする京舞井上流は、( )の舞である
・上七軒 ・祇園東 ・宮川町 ・祇園甲部
あなたの「京都通」度を知りたいかたは、「comments」をクリックして、答えを書いてください。
投稿者: dot117
M1で、あすの夜の戎橋は?
はり重のビーフカツカレー
ちょっと時間があったので、戎橋まで散歩しました。その目的は、別のページで。で、昼飯は「はり重カレーショップ」に入りました。老舗牛肉店「はり重」の直営店です。
せっかくここまで来たのだから「ビーフカツカレー」(900円)を奮発しました。さすがに柔らかくておいしいビーフカツがのってます。カレーにも、結構おおきな牛肉のかたまりが入ってます。ただのカレー(600円)でも十分です。ルーの方は、伝統的な日本のカレー(?)。小麦粉を入れてたマイルドタイプで、香辛料たっぷりのエスニック風を食べ慣れると、なんだか頼りないような気もします。
器がラグビーボール型でまたレトロ。店は町の洋食屋風で、色あせたビニールのテーブルクロスなどはなはだ庶民的です。
御堂筋から道頓堀に入る南角にあります。今度は。本店の牛肉を食べたいものです。
八百屋の野菜炒め定食
「八百屋の飯屋 びわとも」の「八百屋の野菜炒め定食」(840円)が、きょうの昼飯でした。
野菜を薄味で炒めただけです。たまねぎ、キャベツ、白菜、にんじん、もやし、ピーマン、ニラ、それにだし巻きの破片、こんなものでしょうか、入っているのは。野菜がおいしくいただける、なかなかの味です。あとは、小鉢が二皿、冷や奴とカボチャと小豆の炊き合わせ、それにご飯、みそ汁、漬け物です。大きな檜の一枚板のテーブルで、落ち着いていただけます。
店の入り口には、きょうのメニューとともに、真っ赤なトマトが並んでました。日本では、トマトは普通はこういう向きにならんでますよね。ところが、ウィーンのナッシュマルクトで見たトマトは、逆向きになって、ツルがでつながってました。お国違えば、トマトの向きも違いますが、真っ赤がきれいなのは同じです。
戎橋筋から一本入ったところにあります。原色の町に、落ち着いた雰囲気がかえって新鮮です。
社食のセットメニュー
ひと息ついたら、もう1時を過ぎています。2時から会議が入ってました。選択の余地はありません。2階の社食(社員食堂)へ。
きょうの「セットメニュー」(500円)はカツ煮です。タマネギとゴボウの卵とじの上にカツがのってます。これに小鉢とご飯、みそ汁です。ちょっと甘い味付けでしたが、ボリュームと価格だけは問題ありません。
メニューは日替わりですが、それほど多くはありません。なに、「シェフのおすすめ」、どこにシェフがいるの?
まあ、単品にライス(80円)、みそ汁(40円)をつけても、安いことには違いありません。
セットを敬遠するときは、スパゲッティにサラダという組み合わせでパッとすませることが多いです。時間がかからないことだけがトリエです。
外食チェーン店「カー○」を展開する○○フードサービスという会社に委託しています。
続・阪急梅田駅のコンコース
阪急梅田を通りました。工事が始まっている様子を写しました。
西端のシャンデリアは取り外し中のようです。テントで覆われています。
東端のシャンデリアは、すでに取りはずされています。台座だけが残ってます。
保存されたシャンデリアは新しいビルでどのようによみがえるのか楽しみです。
ドームは一部がフェンスに覆われてますが、まだ健在です。この部分も撤去されるのでしょうか。
コンコースは、低い天井ができています。さて、以前はどんなだった? ついこの間のことなのに、あまり覚えてません。
確かこのあたりは、はるか昔は神戸線のホームだったはず。もちろん、覚えてません。
祇園の小路
京都を散歩しました。久しぶりに四条河原町から東へ向かって歩きます。それにしてもこの人の多さはどうしたことでしょう。まだ30度近い暑さなのに、すっかり秋の観光シーズンですね。
「永楽屋」をのぞき、オーケストラをデザインした日本手ぬぐい(昭和14年製の複製)を買いました。額に入れいれば壁掛けにでもなりそうです。「よーじや」は通り過ぎて、クラフトセンターをひと巡りしました。
祇園石段下がもうすぐというところで、左手に路地を見つけました。これまでにも何回となく通った道ですが、この存在には気づきませんでした。
一歩、路地に入りこむと、四条通りの喧噪とはうってかわって、シーン。開店前の料理屋の前には打ち水と盛り塩がしてありました。
通りを抜けて振り返ると「十四番小路」の表示がありました。ということは「十五番も」と、祇園富永町通を西に東に。
ありました「十六番小路」も。
このあたりは祇園東の花街です。あまり縁はありません。
そろいの着物を着た舞妓さんが通り過ぎました。あわててカメラを手に追いかけてしまいました。
この写真だけは、ちょっと離れたところです。新門前通から新橋通に抜ける路地です。ここを抜けると白川が流れていて、吉井勇のかにかくにの碑があります。
プラハの路地も素敵でしたが、京都もまけてません。
時代にのったブランド-一澤帆布
「一澤帆布製」。このなんの変哲もないタグが、時代にのったブランドになってしまいました。「LV」や「CE」の向こうを張る「京都・知恩院前」製として。
いくら3連休の真ん中とはいえ、入場制限とは信じられない事態です。常時、30人ほどが列を作っています。タクシーで乗り付けてくる観光客までいて、その長さは変わりません。そろいもそろって「よーじや」(あぶらとり紙や化粧品などの小物店)の紙袋を提げて。
変わることよりも、変わらぬことを選んだモノ作り。
これがキャッチコピーです。確かに「ここでしか売っていない」という一店舗販売の戦略は、京都という地にあってあたっているようです。なんせ、春秋、シーズンになると、雑誌はこぞって「京都モノ」を特集し、必ずのように紹介されるのですから。
まるでバーゲンの会場です。みんなが必死に商品を漁っています。
それにしてもカラフルです。かつては、帆布の白色か生成り、せいぜい茶色か黒くらいだったのに。京大山岳部ご用達だったキスリングは姿を消し、「牛乳袋ならそこにありますよ」という店員の指さす先には、かっこよい袋が。かつての頑丈だけがとりえだった商品は姿を消しています。すっかりOLさま、ご用達に変身したようです。
購入したバッグです。
なんだ、かんだいってもわが家の一澤帆布製は、これで何個目なのでしょう?
時代を超越した商店街
京都・東山のとある商店街に迷いこみました。これが、たいへん楽しい商店街で、ついついシャッターを切る連続でした。おかげで一挙12枚同時公開です。
最初は「西日の当たる商店」です。商品が日焼けしないように布がかぶせてあります。それはいいんですが、いったい何を売っているんでしょうか。わかりませ~ん。
どんな店があるのかと、期待の胸を膨らませてくれるに十分な商店街入り口の金物屋です。
健康志向ははよくわかります。「きな粉ミルク」はどんなものなのか、どんな味がするのか、こちらもよくわかりません。
盆も正月も…、いや母の日のカーネーションもクリスマス・ツリーも飾ったままです。時計がいつのころからか止まったままのショーウインドーです。
「バレーシューズ有□」(□=ます、には斜線がいります。PCではだせませんので)って、買いにくる人があるってことなんでしょうね。きっと。
ついでながら、わが社の用語集ではバレーは運動種目、バレイは舞踏です。どっちなんでしょう。
本日の奉仕品です。商品は確かです。なにせ京都のワコール製です。
4500円のパジャマが安いのかどうかは、わたしにはわかりません。
「ブランド京野菜」に認証されている万願寺とうがらしです。舞鶴市万願寺近辺で栽培されている人気のとうがらしは、「京の伝統野菜に準じる野菜」にも指定されています。
それと並んでいる「見切品」のにんじんは中国産で、とりあえず日中友好の構図です。
もちろん、お隣の韓国とも仲良くしましょう。「いま、韓国で一番売れているタバコ」だそうです。
「冬のソナタ」の、よくタバコを吸っていたふられる方の男性も、これだったのでしょうか。
便秘のかたは熟読してください。「横着」に読み飛ばしたらいけませんよ。
この商店街にはなんでもあります。きっと、ネズミだって屋根裏を駆け回っているのでしょう。
すばらしい色をしています。写真では、あの色を再現できません。いまどき、あれほどきれいな(赤色○号だかの合成着色料を使った)色をした食品にはあまりお目にかかりません。
「むつきにも 手を合わせる おとしより」
わざわざ「むつき」のところに赤線をひいて「おむつ」と解説がはいっています。ご親切なことで、ありがとうございます。
テイクアウトばやりです。なんでも持ち帰りできる時代です。それにしてもカレーのテイクアウトは初めてです。ここだけは、時代を前方に超越しているんでしょうか。