大阪・心斎橋筋を歩きました。若者向けの衣料品店やら飲食店やらばかりで、オジサンには縁がないと人混みをかき分けていると、目にはいりました。
「イングリット・フジ子・ヘミング”音のないコンサート”」
「ART SPACE 心斎橋」(大阪市中央区心斎橋筋2-6-3)は、いわゆる画廊です。1階では、ヒロ・ヤマガタの展示をしていました。その2階に、フジ子の絵はありました。といってオリジナルではなく、シルクスクリーンなどの版画に複製したものが、即売されいてます。
フジ子に、そんな画才があるとは知りませんでした。
経歴を見ると、「7歳の頃から日本画家の伯母大月吉野に絵を学ぶ」とあります。
ピアノ同様に輪郭のピリッとした絵です。
1999年2月11日、ふじ子のピアニストとしての軌跡を描いたNHKのドキュメント番組、ETV特集「フジコ~あるピアニストの軌跡~」が放映され、大反響を巻き起こす。
1999年8月25日に発売されたファーストCD「奇蹟のカンパネラ」は90万枚を売り上げるという、クラシック界異例の大ヒット。
久しぶりに「ラ・カンパネラ」のCDを取り出しました。
CDのいデザインもこれはフジ子が描いていたんですね。
このCDが発売されたのは99年のことです。
あの不思議な「鐘の音」の調べに驚かされたものです。
カテゴリー: わたしの好きなもの
堺・浜寺公園の花
「ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ」と名付けらたバラです。
浜寺公園のバラ園に、その名のごとく絢爛に咲いてました。
浜寺公園には阪堺線のチンチン電車に乗っていきました。
初めてやってきた浜寺公園は、バラが満開でした。
念願のサイトウ・キネンをゲット
今から楽しみです。
「サイトウ・キネン・フェスティバル 松本」のチケットです。内田光子がベートーベンのピアノ協奏曲「皇帝」を弾きます。指揮は小沢征爾、オケはもちろんサイトウ・キネン・オーケストラです。
ファンにとっては、プラチナチケットです。わたしも、過去に何度か入手アタックしたことがありました。でも、取れませんでした。
先週の土曜日午前10時が一斉発売でした。私はネット販売のパソコンに向かい、女房は電話のダイヤルを回しました。ネットは10分ほど前から「回線混雑」でつながらなくなりました。もちろん電話もだめでした。5分ほど過ぎて、女房があきらめた後に、「くじ運抜群」の娘がダイヤルすると、2回目に「つながったよ!」。あとは、オートコールに応えていくだけでした。第一希望の土曜日はすでに「残席なし」でしたが、月曜は確保できました。思いがけない結果でした。「これで夏休みが決まった」と、さっそくその夜の松本のホテルもネット予約しました。
ヤフーオークションで「サイトウ・キネン」を検索してみると、昨夜は「座席引替権利」がいっぱい出品されていました。私が入手した「コンサートBプログラム」は、ペアで1万円か1万5000で落札されていました。現代のダフ屋は、こんな場所で商売をしているんですね。でも、どうして同じ業者が、何枚もの引き替え権利を入手しているのか不思議です。
引替期限が過ぎた今夜は、チケットの現物がぞろぞろ出品されています。
でも、こんなヤカラにお世話にならなくても、小沢の指揮が聴けます。幸せです。
アナログ回帰 タイトルバックはレコード針
タイルバックを変更しました。DenonのDL-103がLPをトレースしているところです。
LPは30年以上も前に買ったアルヒーフ盤のバッハ「ブランデンブルク協奏曲」です。今でもさわやかな響きを聞かせてくれます。
なつかしの真空管アンプ 50CA10 ~アナログ回帰
なつかしの真空管アンプです。タンノイ(といっても25センチですが)のスピーカーとの組み合わせで、バロックや室内楽を中心に聞いてました。
元の所有者である兄が、大手オーディオメーカーを退職して、第二の人生は真空管アンプの製作にたずさわることになりました。なつかしのアンプを、押し入れの奥から引っ張り出してきて、「記念品」として返還しました。
6267-6AQ8-50CA10 という構成のアンプです。
初段の6267は、独Telefunken製のEF86という球がささってます。
50CA10 は、NECが開発した最後の3極出力管だったはずです。5年ほど前に、もう一度、この真空管の音が聞きたくて、東京出張の折りに秋葉原の電気街で同じ真空管を探したことがありますが、見つかりませんでした。
ネットで検索してみると、中国製(そんなのがあるのだ!!)がペア(2本)で3万8000円なんて、とんでもない値がついています。
シャーシ(ケース)やトランスなど大物部品は30数年前のものです。それをベースに20年ほど前に一度ばらして、抵抗やコンデンサーなどの消耗部品を取り替えて組み直し、愛用してました。
内部の配線の様子です。半田付けは、中学校の放送部以来の得意科目です。
ラックスという真空管アンプで人気を誇ったメーカーの回路をコピーしています。
ラックスの出力トランスのあたりの配線です。実は一方の出力トランスが断線して、使用不能となっています。兄の友人は、同じように一方が断線したアンプを持っておられるということです。二つを合体させると懐かしの音がよみがえります。その日が楽しみです。
アナログ回帰 レコードの音 DENON DL-103
フルトヴェングラーの「英雄」が聞きたくなり、LPに針を落としました。久しぶりに回り始めたターンテーブルは回転が安定せず、ウワン、ウーヮンと変な音を出しました。でも、しばらくすると懐かしい音を奏で始めました。
ゆっくり聞きたかったのですが、リビングのテレビに追われました。CDケースの隅にあったカートリッジ(レコード針)の箱を手に、パソコンの前に避難してきました。
DENONのDL-103 です。
「このDL-103はDENONが放送用として高性能、高信頼度を目標にNHK総合技術研究所と共同で開発したもので、NHKのFM放送をはじめ、民放各局において長期間にわたって採用されております」-と取扱説明書にあります。
DENONはデンオンです。当時は日本コロムビアのブランドでしたが、前身は日本電気音響、だからデンオン(電音)です。それが、デノン(最近は社名変更でこう読ませています)ではねえ。
なんと手書きの性能証明書まであります。
ケースに張られた価格は19,800円。領収書には14,300円とあります。針だけの交換は不可能なムービング・コイルという構造ですが、古いカートリッジを持っていくと「針交換」の名目で5,000円ほど値引いてくれたものです。
かつては1年か2年に1個は交換するほど愛用してました。でも取り扱いが楽なCDに軍配があがりました。
この針の購入は93年11月19日。「これが最後だろう」と交換したのを思い出しました。
ザルツブルク音楽祭への招待
ザルツブルク音楽祭の公式プログラムが郵送されてきました。どういうわけかスイスのチューリッヒで投函されていました。
来年は生誕250年のモーツァルト・イヤーで、モーツァルトのオペラなどがどっさりと並んでいます。「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「魔笛」「コジ・ファン・トゥッテ」「後宮からの逃走」…。
わたしが聞きたいのは、ベルリン・フィルハーモニーの演奏会です。プログラムは交響曲25番と40番、それにヴァイオリンとヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲という、これぞモーツァルトというべきポピュラーな組み合わせです。25番といえば、映画「アマデウス」の冒頭にも使われていた印象的な曲です。40番は説明の必要ないでしょう。
昨年、念願がかなってザルツブルクを訪れました。右側が祝祭大劇場で、正面の丘にホーエンザルツブルク城がそびえています。
祝祭大劇場で、ウィーンフィルの演奏を聴きました。
ああ、もう一度、行きたい!! わが家で一番くじ運が強い娘にジャンボ宝くじを買いに行かせねば。
京都市電-北野線の跡を訪ねて
今回は図子や路地から表通りに出ました。
京都市電北野線が廃止されたのは、まだわたしが小学生だった昭和36年のことです。その「廃止記念乗車券」が見つかりました。そうだ、堀川を「チンチン電車」が渡っていたんだと懐かしくなり、北野から歩いたみました。
詳細は、今回もHPをご覧ください。
http://dot117.minibird.jp/HP/zusi/kitano-line.htm
地下鉄は地下深くを走る
地下を走るから地下鉄ですが、東京の大江戸線も顔負けの深いところを走ってます。いざとなれば、線路はそのまま核シェルターにでもなるのでしょうか。
エスカレーターもものすごく長く、ものすごくスピードが速いです。それなのに犬も平気で乗ってます。慣れとはこわいものです。
ここはB線の「ナーメスティ・レプブリキー駅」で、次はA線と交差する「ムスティーク」、ホテルは二つ先です。何回も乗っているうちに、チェコ語の車内放送も、少しはわかるようになりました。
(2005/05/20)