カトリック河原町教会 大阪バッハの「メサイア」~音の洪水に酔う

 京都・河原町三条のカトリック河原町教会で「能登半島災害復興支援チャリティーコンサート」を聴きました。奥さまも加わっている大阪バッハ合唱団のヘンデルのオラトリオ「メサイア」でした。
 聖堂の2列目でした。3メートルほど先で指揮・テノールの畑儀文さんやソリストが歌い、ザクセン・カンマーオーケストラがハーモニーを奏でます。そのすぐ後ろには合唱団が5層の壁を築いています。ほとばしる音の洪水に身をさらしました。
 9月にも同じ奏者のメサイアを、大阪・いずみホールで聴いています。熱気があふれる演奏でした。でもホールの離れた席で聴くのとは迫力が違いました。第3部「復活と永遠の生命」の終曲、「アーメン」はこれまで聴いたメサイアの中でも最高の盛り上がりでした。

 正面の壁を覆うステンドグラスが印象的な聖堂です。

 聖フランシスコ・ザビエル大聖堂というのが正しい呼び名です。ということはザビエルなのでしょう。

 教会の北側にあったホテルが立て替えられて、辺りの景観が一新されています。

 奥さまと待ち合わせて、久しぶりにお茶をしました。
 四条小橋を下がった「フランソア」です。純喫茶と呼ぶのがふさわしい昔からの佇まいです。

 レモンケーキは、フィンランドのARABIAのガラスプレートに載っています。

 1934年に開業しました。現在のインテリアは1941年に改装したデザインをほぼそのまま守っています。

 すぐ前が千枚漬の村上重本店です。

 シーズンが巡ってきた千枚漬と奈良漬をゲットしました。

 横の路地を入ったところには豆腐の「賀茂とうふ近喜」があります。こちらは1834(天保5)年創業の老舗です。

 「にがり木綿」を買って帰り、湯豆腐にして千枚漬とともにいただきました。