ほぼ1ヶ月に及んだサンティアゴ巡礼の旅も、リスボンで最後の夜をむかえました。知人に紹介していただいた神父さまに、夕食をごちそうになりました。
高槻のカトリック教会におられたこともある神父さまは、日本語がお上手。遠藤周作の「沈黙」の研究で博士となられた偉い方です。穏やかな神父さまは、信徒でもないのに巡礼をしているわたしにも、いろいろとお話しくださいました。
リスボンは翌日がイワシ祭として知られるサント・アントニオ祭でした。この夜はみんながイワシを食べるそうです。わたしもおいしくいただきました。
おそれ多くも神父さまとのツーショットです。話がはずみました。ワインを一本、空にしました。
巡礼中のわたしの身元保証人になっていただいておりました。何かのアクシデントでは、電話でご対応いただけることになってました。感謝を伝えました。
この夜の料理は、イワシしかセレクトはないでしょう。
塩味が効いた紛れもなくイワシです。匂いまで日本で食べるのと同じです。
神父さまを見習ってオリーブオイルを垂らしていただきました。
デザートは、リンゴの入った菓子でした。
甘さはほどほどて、わたしもペロリと平らげました。
Joce fo Casaという、この店のオリジナルだそうです。
グーグルのナビに導かれ、ホテルから電車、地下鉄、地下鉄と乗り継いでやってきました。
食事後、20分ほど歩いてサント・アントニオ祭の前夜祭の一会場に案内してくださいました。
カーニバルのようなパレードでした。
ものすごい人出で熱狂してました。