壇流クッキングの「イカのスペイン風」としましたが~

【 paso a paso 3 2023/06/07 】

 壇一雄の「壇流クッキング」に出てくる「イカのスペイン風」でしょうか。ア・コルーニャでそう書いてます。
 文庫本を読み返しました。「肝も炭も一緒にブツブツとブッタ切ればよいのである。」
 それはよいのですが、イカが小さいのでちょっと違う料理のようです。
 チピロンという地元産のイカのグリルでした。

 檀センセイがブッタ切りとおっしゃるほどに、イカは大きくはありません。ゲソ(下脚)が、コリコリとうまいです。

 メニューです。上はスペイン語、下は英語です。2行目が頼んだ料理です。
 「チピロンのニンニク炒め フライドポテト添え」と読めます。
 チピロンを調べると、カンタブリア海で一本釣りされる小型のイカのことでした。ホタルイカとも訳されています。
 ア・コルーニャはカンタブリア海の西端にある漁港です。地元で水揚げされたイカだったようです。ガリシア料理でよく使われるそうです。 

 エストレーリャ・ガリシアはスペインではマオーと並ぶ2大ビールメーカーです。ア・コルーニャに工場があります。

 読み直した文庫本です。
 まあ、スペインで食べたイカ料理ですから、「イカのスペイン風」でも間違っていないでしょう。

 この日は、朝から小雨が降ってました。オステル近くの教会です。

 教会の前のカフェで雨宿りをしながら朝食です。

 珍しく食パンのトーストです。

 バターとジャムをたっぷりとつけていただきました。

 静かな教会にはいってみました。思いのほか立派でした。

 海岸通りに並ぶ白い窓枠のビル群です。夜はイルミネーションがきれいそうです。