フランスからスペインに伸びるサンティアゴ巡礼道。1700キロを77日かけて歩き、その写真で「ココロハチマキ カレンダー」を製作して、リヤカーに積んで東京・日本橋から大阪まで東海道57次を行商してきた写真家の上山敦司さんが21日、京都に到着された。さっそく三条大橋まで迎えに参上した。
わたしがサンティアゴ巡礼に出かける前の夏、京都で開かれた巡礼経験者らによる「カミーノ同窓会 in Kyoto」で上山さんと知り合った。上山さんは、フランスのル・ピュイから、わたしのほぼ2倍の距離を歩かれた。
三条大橋の西詰で店開きされていたが、欄干の陰に隠れてイマイチのロケーションだった。
場所を変えることになった。リヤカーに積んだベニヤ箱に、商品のカレンダーからテント、2重のシュラフ(寝袋)など所帯道具一式が詰まっていた。
京五花街のひとつ先斗町の歌舞練場前を進む。
残念ながらお待ちかねの「きれいどころ」ではなかった。
四条小橋で再オープン。今度は人通りが多い。
さっそくスペイン在住の女性が声をかけてきた。知人も上山さんを見つけて激励。
ポルトガルの道を歩いた若者も。
「わたしも行ってみたい」とおっしゃるご婦人も現われた。
ツアーでサンティアゴ・デ・コンポステーラにいったというご婦人は、カレンダーのお買い上げ。
友人2人がやってきて、「次はどこに行くの?」と盛り上がる。
わたしは、リヤカーに「Paso a paso!」とサインをさせていただいた。
「ココロハチマキ(心に言葉のハチマキを)カレンダー」とチラシ。
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