ふとん着て寝たる姿や東山-と詠まれた東山三十六峰を巡るウォーキングです。
顔のあたりでしょうか。京都五山の送り火の大文字があることからすぐに目につくのが大文字山です。きょうも山頂は、ハイカーらでにぎわってました。その奥の主峰、如意ヶ岳が第11峰です。
びわ湖側のJR大津京から長等山、如意ヶ岳、大文字山と歩き、第14峰の善気山、第10峰の月待山を巡って銀閣寺に降りました。
秋の花には出会えませんでしたが、秋の空気を存分に吸い込むことができました。
長等山から見下ろすびわ湖です。遠くに伊吹山が霞んでいました。
如意ヶ岳近くの管理道路です。みごとに秋の空でした。
小さく「10」と書かれている月待山です。東山三十六峰の唯一の証でした。
【2022/10/11 09:01】
JR京都で湖西線に乗り継いで大津京までやって来ました。コンビニで昼飯を仕入れてスタートしました。
これから登る長等山です。
皇子山運動公園を通り抜けます。
イチョウが黄色くなっています。
早尾神社に参っていきます。
ここからクライミングやボルダリングのメッカという千石岩に向かうルートもあります。
小さな懸崖造りの山上不動堂を横目にします。
長等山への登山口です。
年配の女性が降りてこられました。「早いですね」と声をかけると、「三角点に名前を書いてきました」。このときは、その意味が分かりませんでした。
登りは緩やかです、気持ちよく歩きました。
もちろん、「ゆるい」をセレクトです。
【09:55】
長等山テラスまで登ってきました。びわ湖が一望できます。
びわ湖の向こうに近江富士(三上山)の格好よい姿です。
比叡山もすぐ近くです。頂上の展望台も確認できます。右が大比叡です。
皇子山カントリークラブのグリーンが、すぐ横です。
長等山三角点(370m)に到着です。
三角点を踏みつけるなんてことはせず、優しくタッチしました。
「登頂」を記録するメモ帳が置かれてました。きょうだけで10人目でした。
なんと八百数十回という方もおられました。わたしは「1」とサインしてきました。(画像は名前の部分を処理しています)
ゴルフ場のフェンス際を進み、長等山との分岐までやって来ました。
長等山までピストンしました。この道が予想外の激下り。トラロープが張られていました。
【10:30】
長等山は木々で覆われています。びわ湖側の一部が切り取られたようになっています。
伊吹山の特徴のある山容が確認できました。
如意ヶ岳までの尾根道を気持ちよく進みます。
関西電力の鉄塔がそびえます。
自然石のようですが、庭園のように配置されていました。なにかの遺跡でしょうか。
山科方面の展望が開けました。
如意ヶ岳までやって来ました。ところが「立入禁止」です。航空設備があるようです。
東山三十六峰では、宮内庁に続いて国土交通省に登頂を阻まれました。
フェンスに沿って回り込みました。アンテナらしきものが設置されているあたりが最高点でしょう。
堅く閉ざされたフェンスに如意ヶ岳の小さなプレートがかかっていました。
【11:59】
何度も登っている大文字山に到着です。
はるか大阪のビル群まで見渡せました。
昼飯は、カップラーメンとそぼろご飯です。
どこで食べても当たり外れのないお味です。
【12:52】
送り火の火床まで下ってきました。正面が愛宕山です。
大の字の左の流れを下ります。コンクリートの階段が続いています。
見上げるとこんな感じです。
善気山まで下ってきました。残念ながら山名を記すプレートの類は見つかりませんでした。
こちらは昨年9月の記録です。このプレートはどうしたのでしょうか。
真っすぐに下れば法然院ですが、そちらは通行止め。右折して銀閣寺を目指します。
月待山までやって来ました。銀閣寺の裏山といった感じです。
かわいいプレートもありました。
【13:27】
銀閣寺まで下ってきました。観光客も戻りつつあるようです。
このおじさん、きょうも銀貨細工のアクセサリーを並べていました。「純銀を糸鋸で切ってます」と。
2005年に「十年一日」と書いています。このブログを始めたころです。それからでも17年です。いったいおいくつなのでしょうか。
この辺りはYAMASTAのチェックポイントだったことを思いだしました。スマホでチェックると、ダウンロードできました。「哲学の道」をデザインしています。
銀閣寺道のバス停でゴールとしました。