21日のランチ Kleinesheideggの目玉焼き

クライネシャイディック1

 登山電車で登ったユングフラウヨッホは雪の中でした。
 クライネシャイデックまで戻ってましたが、雨です。駅のレストラン「ROESTIZERIA」に入りました。
 「ヒライシュケージ 目玉焼きとフライドポテト付き」(15.90スイスフラン)です。目玉焼きの下に、食パンくらいの大きさのソーセージが隠れています。ソーセージはおいしいですが、付け合わせのポテトの量が半端ではありません。マクドナルドの2倍はあるでしょう。さすがに半分でギブアップしました。一番人気のメニューです。
 

クライネシャイディック2

 女房が頼んだのは、スイス料理で有名な「ラクレット」(8.80フラン)です。
 ゆでたポテトをチーズで食べます。これもおいしい。

クライネシャイディック3

 「きょうのスープ」はジャガイモのスープでした。ちょっと塩辛いですが、温かさがなによりです。2人で1皿しか頼まないと、スプーンが2個ついてきました。

ビール1

 
 よく飲んだビールです。口当たりが柔らかくて、さっぱりとしています。

ビール2

 Berner Oberland の地ビールのようです。

クライネシャイディック4

 中央のおじさんがマスターです。上手な日本語で「さんじゅうよんフラン」と請求してくれました。

20日のランチ 相性が悪いLuzern

アラカルト1

 Luzern(ルツェルン)は相性の悪い町になってしまいました。
 今回の旅の始まりは「ルツェルン祝祭音楽祭で、アッバード指揮の祝祭管弦楽団の演奏を聴く」でした。そのつもりで、チケットもネットで予約しました。それなのに、1カ月もしてオーバーブッキングの知らせです。
 やってたルツェルンは雨。飛び込んだカフェで、わからないメニューをみて当てずっぽうで注文した料理は、見事にハズレでした。
 メニューのトップに、アラカルトうんぬんとあり、ハーフポーションとあったので、「これ」と頼んだのです。ところが登場したのは、スイス名物のB醇・dnerfleisce(ビュントナーフライシュ)、要するに感想牛肉の薄切りとハム、チーズそれだけ。わずかにパプリカとオリーブの実がのってます。それだけです。
 悪いのは、わたしの理解力です。
 でも、でも・・・。女房は二きれ、三きれでギブアップです。

アラカルト4

 この液体だけは、どこで飲んでも裏切りませんが。

アラカルト2

 コーヒーには、たっぷりの、そしていく種類もの砂糖がついてきます。水が付くのは、ウィーンと同じです。

アラカルト3

19日のランチ M醇・legg のカフェでひと息

カフェ1

 St.Gallen(ザンクト・ガレン)の丘の上です。M醇・legg のカフェでひと息いれました。
 テラス席の前は池になっており、鴨なんかが泳いでます。

カフェ2

 「これと、あれ」と指さして、パンで昼食です。

カフェ3

 すっかり飲み干したビールです。
 わたしは「Klosterb醇Bu」(5.50CHK)。St.Gallenの地ビールです。瓶が何回でも使えるようになってます。
 

カフェ4

カフェ5

 「M醇・legg」の停留所から、ザンクト・ガレン駅までバスで下りました。
 

JB に乗って Jungfraujoch へ

JB1

 Kleinesheidegg(クライネシャイデック)から、今度はJB(Jungfrau Bahn)に乗り換えます。

JB2

 あこがれの「Top of Europa」ももうすぐです。
 日本から盛ってきた「食べる酸素」をホテルのカバンの中にわすれてきましたが、大丈夫でしょう。

JB3

 運転席は割とシンプルです。

JB4

 クライネシャイデックが小さくなります。途中のEigergletscher駅を過ぎると、トンネルの中をひたすら登っていきます。

JB5

 ユングフラウヨッホ駅は標高3454メートルにあります。

JB6

 ここからエレベーターで100メートルほど上がるとスフィンクス展望台です。

WAB で Wengen から Lauterbrunnen へ

WAB24

 Kleinsheidegg(クライネシャイデック)からWengen(ヴェンゲン)にくだってきたWABです。
 ヴェンゲンは、自動車乗り入れ禁止の、静かな町です。

WAB22

 インターラーケンに戻る客で、結構込んでいます。

WAB27

 赤ちゃんだって、犬だって乗ってきます。

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急勾配を登るラック式鉄道のWAB

線路1

 Grindelwald(グリンデルワルト)駅です。第3のレールが敷かれています。あまりの急勾配に、2本のレールではずり落ちるので、歯車をかみ合わせて登っていくのです。

線路2

 グリンデルワルト駅を出ると、すぐにポイントがあります。時間があったので、どんな風になっているのか、見に行きました。

線路3

 写真をゆっくりと見て、その構造がわかりました。

線路4

 ラックの方式がシュトルプからリッケンバッハ(たぶん)に変わります。こんなことってあるんでしょうか。

線路6

 ラック式鉄道を説明した写真(長真弓著「スイスの鉄道」JTBキャンブックスより)です。日本では碓氷峠のアプト式が有名ですが、いろいろとあるようです。

線路5

 Wengen(ヴェンゲン)駅には、高いホームはなく、どこでも歩けるように板が敷いてあります。

WABでKleinesheideggに登る

WAB1

 Grindelwald(グリンデルワルト)駅に、WAB(Wengen Alp Bahn)がラックをきしませて登ってきます。

WAB2

 グリンデルワルト駅のホームです。左にWAB、右はにOBが止まります。電光掲示板に、両線の発車時間が表示されています。

WAB3

 「WAB100周年記念」のプレートがかかっています。歴史があります。

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Interlaken Ost発 BOB鉄道

BOB1

 Interlaken Ost(インターラーケン・オスト)駅に入線してくるBOB(Berner Oberland-Bahnen)です。

BOB2

 途中駅のZweil醇дschinen(ツヴァイリュチネン)駅で、Grindelwald(グリンデルワルト)行きと、Lauterbrunnen(ラウターブリュンネン)行きが切り離されます。

BOB3

 帰りのインターラーケン行きは、ここで両方からやって来た列車が連結されます。ホームからみていましたが、あっけないほど簡単でした。
 ほとんどが単線のため、運行本数に限りがあります。そのためこんなダイヤになっているようです。

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色が違う街 Montreux

モントルー1

 レマン湖上から見たMontreux(モントルー)です。
 18世紀後半から19世紀、英国貴族は馬車に乗り、ロバの背に揺られてここまでやってきました。スイスか観光立国としてデビューする出発となった避暑地です。

モントルー2

 世界に名高い高級リゾートです。色が違います。

モントルー3

 ユングフラウヨッホは氷点下でした。
 こちらは、夏です。

モントルー4

 だれだったか? フレディー・マーキュリー? あんまり知りません。

モントルー5

 モントルー・ジャズ・フェスティバルが開かれるカジノです。

モントルー6

モントルー7

 湖上を行く遊覧船です。
 TOPの写真は、この遊覧船上から写しています。

Reisegep醇Bck スイスの良心

託送1

 ちょっとお話を-
 スイス国鉄にはReisegep醇Bck(Luggage、ライゼゲペック)という便利な荷物託送サービスがあります。乗車券をもっていると駅から駅へ、荷物を直送してくれます。1個10CHK(約1000円)で、到着は翌々日です。
 グリンデルワルトを離れる22日午後、小さい方のスーツケースを最終地のジュネーブに送りました。その荷札です。

託送2

 グリンデルワルト駅から、ミューレンに向かうわたしが乗るのと同じ電車に積み込まれるスーツケースです。それまでに買ったおみやげなんかが詰まってます。迷子にならずにジュネーブまで行けよと、わが荷物と別れました。

託送3

 グリンデルワルト駅のライゼゲペック受付窓口です。ちょっとぶっきらぼうなおじさんでしたが、親切でした。バイリンガルで、次の客にはフランス語で応対していました。
 Fast Baggage service(特急便サービス)というのは、1個20CHKですが、午前9時までに預けると、同じ日の午後6時以降に受け取れます。
 ミューレンからモントルーを経由してジュネーブまで移動する24日には、もう一つの大きなスーツケースを送りました。

reisegepaeck3

 ホテルの目の前にあるミューレン駅の窓口は、午前7時45分から受付開始です。でも職員は「きょうは送れないから、自分で持って行け」と身振りを交えて言います。よくわかりませんが、仕方なく重たいスーツケースをかかえて電車に乗り込みました。これから先、8回も乗り換えがあるのに・・・。
 しばらくするとさっきの職員が地図をもって追いかけてきました。幹線ルートのベルン-ローザンヌ間を指さして、「ここの間が不通になっている。ジュネーブに行くのなら、こちらを行け」と、プリントアウトした別ルートのタイムテーブルをくれました。GPLのツヴァイジンメン-モントルー経由で行くと説明すると、「それならOK」。この親切で、荷物が送れなかった理由もわかりました。
 途中のインターラーケン・オスト駅で、もう一度聞いてみました。受付の女性職員は、あちこちに電話をかけて問い合わせてくれた末に「送れますよ」。ちょっと心配で到着は「today’s evening?」と聞くと、「そうよ」。
 同じ日のジュネーブです。引き取りは午後6時以降となってます。明るいことに気を許して、食事をすませた8時ごろにコルナヴァン駅(中央駅)に戻りました。ところが、窓口はすでに閉まってます。しまったと思いながら、「INFORMATION」の腕章をした職員に聞くと、「午後7時までだよ。でも、ここで待ってなさい」とタグを手に保管場所へ行き、2個のスーツケースを持ってきてくれました。すべてがうまく終わりました。