京都を歩く 疏水ダムと京都電燈の「菱形雷紋」

 京都電気鉄道(京電)の路線跡を歩きました。4日前のことです。
 京電当時の路線図(注)を見ていると、木屋町二条で右折して蹴上を目指した鴨東線に、「疏水ダム」(赤線)と読める停留所があります。町中のそんなところにダムが?
 それが京電に電力を供給し、現在も発電している疏水の夷川発電所だったのでしょう。もう一度、京都を歩きました。 

 京都電燈という電力会社が送配電していました。社章は稲妻からデザインされた「菱形雷紋」でした。
 その社章がくっきりと残る点検蓋が、寺町三条近くの路面に残っていました。

 ここにも隠れていました。千枚漬がカラーペインティングされた嵐山行きの嵐電(京福電鉄)の車体です。
 京福電鉄は、京都電燈を親会社として誕生し、菱形雷紋を継承しています。

 京都電燈のすごさは、このビルをみればわかります。
 京都駅前にある京都関電ビルディングは、現在は関西電力の京都支社です。これが京都電燈の本社ビルとして1937年に建設されました。

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京都・大原野 勝持寺の真っ赤に燃える秋

 京都・大原野まで車を走らせました。小塩山の麓にあり、「花の寺」として知られる勝持寺が真っ赤に燃えてました。
 春の西行桜もいいですが、それを超える美しさです。

 鐘楼堂のあたりがとりわけ見事です。

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京都・河原町二条 鳳泉の炒麺と焼売

 京都を歩いた一昨日の昼飯です。河原町二条の角のある広東料理の「鳳泉」に初めて入ることができました。京中華と呼ばれる「からしそば」」などを生み出した今はなき「鳳舞」の味を引き継いでいます。
 頼んだのは「炒麺(ヤキソバ)」(880円)です。玉子と小麦粉だけで打ったという麺が、フライ麺(堅ヤキソバ)のように揚げられているのでしょうか。パリッとした麺と、モヤシや玉ねぎなどがたっぷりのドロリとした餡とが美味くマッチングしています。
 ニンニクを使っていない(少なめ?)のでしょう。練からしを追加し、さらに酢もかけて味変を楽しみました。 

 ビールは小瓶です。
 注文が入ると、向こうで紹興酒を瓶からすくっていました。気になる光景でした。

 ちょっと遅れて蒸し上がってきた「焼売」(550円)です。真ん中にくわいが入ってます。シャキッとした食感です。

 広東料理 鳳泉
 075-241-6288
 京都市中京区河原町二条上ル清水町359 ABビル 1F

合格 2アマ!! お祝いは14MHzアンテナ

 第二級アマチュア無線技士国家試験の合否発表が行われました。連絡されてきたメールに従ってダウンロードしたPDFファイルを開けると、「合格」の文字がありました。
 自己採点の結果から自信はありました。それでも正式結果にほっとしました。

 マンションの4階に住んでいます。アパマンハムとしては、大きなアンテナの設置など望むべくもありません。長さ1.2mほどの釣り竿のようなアンテナ(21MHz用)を、ベランダからちょいとのぞかせて運用しています。 

 クランプで取り付けているだけです。ベランダの鉄製柵にアースを落としています。
 古いマンションなので、この柵は隣の住居、さらに隣のと10数戸分が横に繋がっています。長さは40-50mほどにもなります。このアースが良好なのか、ちっぽけなアンテナでも期待以上の性能を発揮してくれまています。

 2アマとなって、新たに14MHZ帯での運用が可能となりました。外国との通信に有利なバンドです。早手回しに新たなアンテナを購入ていました。

 7、14、21MHz帯用と、3本になりました。

 この夏、娘、息子夫婦が喜寿を祝ってくれました。「お好きなものを買ってください」といただいたAMAZONポイントの一部を使わせてもらいました。ありがとう。

 大きな段ボール箱で送られてきました。まるで空気を運んできたようでした。

京都を歩く 京都電鉄が走った出町線、鴨東線の秋

 京都電気鉄道(京電)は明治28(1895)年に日本最初の営業電気鉄道とした開業しました。こちらも日本初の営業用水力発電である琵琶湖疏水の蹴上発電所から電力供給を受けました。発電所のレンガ壁には、当時の京都市電力局の「六芒星」が残っっています。
 気持ちの良い秋晴れとなりました。かつてN電と呼ばれたチンチン電車が走った出町から寺町を南下した出町線、木屋町ニ条から蹴上まで東進した鴨東線に沿って歩きました。

 河原町今出川を少し上がった出町です。河原町と賀茂川との間に不自然に広いスペースがあります。現在は地下が駐車場になっています。
 【問題1】 どうしてこんなスペースがあるのでしょうか?
 答は、京電・出町線の終点で、折り返し運転のためでした。出町線は寺町丸太町から単線で京都御所に沿って北上。ここまでやってきていたのです。

 京電が走った寺町を下りました。梨木神社境内の紅葉が真っ赤に色づいてました。

 見上げれば仁丹のホーロー看板がかかっていました。
 このあたりに寺町夷川という停留所がありました。

京電の開業とともに走ったN電2号は、平安神宮の神苑に長く保存されていました。わたしは2006年に撮影していました。国の重要文化財に指定され、修復のうえ応天門西側に移されました。
京電は狭軌でしたが、後発の京都市電が誕生。大正7(1918)年に路面電車は市電に一元化されました。その後も北野線だけは狭軌で存続して、その車両は狭軌を意味するナローからNが冠せられました。

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大阪・水無瀬 中華蕎麦三藤の「貝出汁塩中華蕎麦 半熟味玉付き」

 阪急・水無瀬の駅前、わが家から歩いて3分のところに、行列ができるラーメン店が出現しました。開店から1週間ほど。そろそろ落ち着いたかなと、長い行列の最後尾に立ってみました。
 中華蕎麦三藤(みつふじ)大阪島本店の「貝出汁塩中華蕎麦 半熟味玉付き」(1280円)です。完璧な半熟卵も色鮮やかなみごとなビジュアルです。
 ハマグリとホタテの濃密な貝だしスープをすすりました。シンプルな塩味のさすがとうなる自然な旨さです。

 麺の喉越しも良く、するりと食べ進みました。。

 スパイスが並んでいます。「和山椒粉」を振りかけてみました。爽やかな香りが広がりました。 

 あれこれとこだわっているようです。

 スープは鶏醤油、貝出汁塩、トリュフ&ボルチーニの3種です。高級キノコ味って、どんなものなんでしょうか。
 焼豚御飯も食べている人が多かったです。

 ミシュランのビブグルマンを7回獲得した東京・自由が丘の中華蕎麦三藤東京本店の大阪初出店という鳴り物入りでのオープンでした。
 マイカーはミシュランを履いています。関係ないか!

 行列に並んだのは正午前。1時間ほど待っての入店でした。

 中華蕎麦三藤 大阪島本店
 大阪府三島郡島本町水無瀬1-18-13

山と飲み会 須磨アルプスを縦走⇒板宿・居酒屋

 久しぶりに山を歩きました。須磨アルプスのこの辺りにはクマは出没しないはずでした。「山と飲み会」のいつもの仲間と一緒です。
 まずは山のお茶屋さんを巡るスタンプラリーから、断崖絶壁の馬の背を越え、板宿の居酒屋に飛び込みました。

 【2025/11/18 08:55】
 山陽・須磨浦公園に集合しました。須磨浦山上遊園は休みで、ロープウェーも休止でした。
 天気予報は急激に冷え込むとのことでしたが、太陽も顔を出してこの時点では暖かでした。

 仲間2人は体調不良で欠席。4人で歩きました。スマホのGPSアプリ、YAMAPを起動させて出発です。

 「ちかみち」を進みます。いきなり急階段の連続で息があがります。

 山上遊園の回転展望閣もお休みです。

 すぐに最初のピーク、鉢伏山です。

 旗振山まで登ってくると、はるか淡路島まで見渡せました。

昭和6年創業の旗振茶屋です。

 「神戸にでかけよう スタンプラリー」の台紙をいただき、「旗」のスタンプを押しました。
 1番の山上遊園が休日だったのが残念です。

 皇帝ダリアンの小型品種でしょうか。薄紫の花をいっぱいにつけていました。

 鉄拐山までやってくると、北側の視界が開けました。

 4人でポーズです。

 おらが茶屋はカレーが名物ですが、食べられるのは土日だけです。

 2つ目のスタンプをゲットです。

 山際に集合住宅が林立する高倉台に向けて急階段を下ります。向こうが次の目的地の横尾山です。

 住宅地を抜けて登りのスタートです。急階を登り返すルートは敬遠しました、

 文太郎道を進みます。 
 「孤高の人」(新田次郎著)で描かれた加藤文太郎は、この道を通って1日で宝塚までを往復したそうです。

 ちょっとお腹も空きました。コーヒーブレークとしました。

 恒例のおやつ交換会です。わたしは途中の阪急・十三のパン屋でシュトレンを買ってきました。

 おいしくいただきました。

 次は横尾山です。

 三角点タッチです。2等三角点なので指は2本です。そんな流儀があるようです。

 コース最大の難所、馬の背までやってきました。

 ナイフリッジというほどでもありませんが、切れたった岩場を進みます。

 下からも撮られていました。

 慎重に進みます。

 下を見たら怖いですが、無事に通過しました。

 やったー!!とポーズです。

 4人で並びましたが、肝心の馬の背は写っていません。

 板宿に向けてゆるかかな山道を下りました。板宿八幡神社に淡いピンクのツバキが咲いてました。

 お参りしました。

 板宿の商店街まで下ってきてゴールとしました。

 おいしそうなかまぼこ屋があったので、土産に購入しました。

 「炉ばた 一平」に一直線でした。

 ちょっと寒かった日にも「おつかれ~生」で乾杯です。

 お造りの盛り合わせです。どれもおいしかった。

 あれこれといただき、いっぱい飲みました。一杯ではありません。

 店主の一平さんも気さくなかたで、気持ちよく飲み進みました。

 炉ばた 一平
 078-732-0280
 神戸市須磨区飛松町3-1-3

 スタンプラリーは来年2月までです。もう少し挑戦したです。

自分でつくる ひもとうがらしのペペロンチーノ

 大和の伝統野菜であるひもとうがらしを、奈良の道の駅で買ってました。食べ方がわからずに置いてましたが、ネットで調べると「ひもとうがらしのペペロンチーノ」がヒットしました。
 ペペロンチーノはイタリア語でトウガラシですから意味不明?にも聞こえます。ニッポンではアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの略で通っているのだから、それもありでしょう。
 お味のほうはごくフツー。辛味の少ないトウガラシでした。

 格好だけ見れば、もっと尖ったパンチのある味かなと思ってしまいました。

 道の駅に並んでいました。鉛筆よりも細く、長さ10センチほどです。

 味付けに赤くて辛いタカノツメと自家製のアンチョビも加えました。パルミジャーノ・レッジャーノもトッピングしました。

JR京都 維新號 點心茶室の「京都ポークの酢豚セット」

 京都にでかけ、京都駅で昼飯としました。ジェイアール京都伊勢丹の11階まで上がり維新號 點心茶室 京都店で「京都ポークの酢豚セット」(1980円)をいただきました。
 流石にプロの仕事です。豚はもとより、4色の野菜がきれいに取り囲んでいます。甘酢もよく効いた濃厚味です。

 豚肉がカリッと揚がっています。家庭の火力では、太刀打ちできません。

 セットの焼売もおいしかったです。もう一つは、飲茶セットを頼んだ奥さまから引っ越してきました。

 お手本のようにパラパラのチャーハンです。こちらも飲茶セットから半分が回ってきました。

 デザートはココナッツミルクでした。

 日曜とあってどの店も長い行列でした。

 維新號 點心茶室 京都店
 075-352-6262
 京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町901 ジェイアール京都伊勢丹 11F