京都・裏寺町 居酒屋 たつみのハイリキ

 京都の昼飯です。飲んでいても、立っていても昼に腹を満たせば昼飯です。
 裏寺町の立ち飲み屋、「たつみ」の暖簾をくぐりました。「ハイリキ」です。チューハイと頼んで、「なに味?」と聞き返されました。レモンと答えて出てきたのがコレでした。
 ハイリキは、アサヒビールが1983年7月に発売した日本初のチューハイブランドだそです。初めていただきました。飲みやすい飲料!でした。
 湯豆腐は、カウンターの上のアルコールバーナーで温めました。

 熱いものは熱くしてという、あたり前で食べると、そりゃおいしいです。

 とりあえずビールは、サッポロの赤星でした。

 カキフライもいただきました。

 最初は何もつけず、次はマヨネーズ、そしてソースと味変を楽しみました。

 ゴボウの天ぷらは山盛りです。

 目の前には、メニューの黄色い短冊がいっぱいです。

 向こうのハンバーグの店は、まだ行列でした。

 居酒屋 たつみ
 075-256-4821
 京都市中京区裏寺町通四条上ル中之町572

京都・裏寺町 居酒屋 たつみでちょっと3杯

 昼飲み、立ち飲み、独り飲み-ああ、いい時間です。
 京都に出かけた帰り道。ちょと遅めの昼飯でした。裏寺町で行列が絶えないというモダンな立ち飲み店に行ってみましたが、予想通りの待ち。しばらく並びましたが、しびれを切らして転進しました。
 「居酒屋 たつみ」もいっぱいでしたが、すぐにカウンターにスペースを確保してくれました。
 とりあえずビールは、サッポロの「赤星」です。この秋、初めてのサンマを刺身でつまみました。

 牛スジどて焼きも外せません。

 焼き鳥は塩でお願いです。

 ゴボウの天ぷらが、予想以上でした。向こうの客に運ばれたのを見て、わたしもと。
 フィーラーで薄くそいだゴボウが、カリッと天ぷらになってます。パリパリとした食感にゴボウの土臭い味も残っていて、2杯目のチューハイが進みました。

 ぶら下がった黄色い短冊がメニューです。あれこれとあります。
 立ち飲みだけではなく、奥にはテーブル席もあります。

 居酒屋 たつみ
 075-256-4821
 京都市中京区裏寺町通四条上ル中之町572

京都・新京極 京極スタンドの生ビールセット

 きょうの京都は最高気温38.7度を記録しました。体温より高いです。となれば「水冷」するほかはありません。
 久しぶりの「京極スタンド」です。幸いにも程よい客数で、冷房も効いてひんやりとしてました。
 「生ビールセット 大ジョッキ」(1485円)です。ささみの串揚げなど5品が並びます。
 最近は定食だけの客も増えたようですが、ここはおじさん(おじいさんも)たちの昼飲みのメッカです。

 注文すると、すぐにドーンと登場です。なんといっても「大」です。うれしいほどに堂々としています。

 目の前の古いビールのポスターの上に色褪せた色紙が並んでいました。角野卓造さんです。サインされたのは「渡る世間は鬼ばかり」のころだったようですが、今なら「おやじ京都呑み」(BS11=YouTube)でしょう。「その1」に登場します。

 長い大理石のテーブルと円卓が4つ並びます。

 名物の伝票です。
 これでいくらになるんだろうとビール片手に計算してみました。1550円と読めますが、そんなはずはありません。
 レジのお兄さんに聞いてみました。飲み物の200と400のチェックのうち、左の200は計算外です。すると1350円(税抜き)となります。「追加注文で書き足してゆくのに便利なのです」とのことでした。

 「たばこ吸えます」は、うれしくない文言です。このために最近は敬遠してました。
 きょうも向こうの方で吸っている客がいましたが、離れていて大丈夫でした。

 京極スタンド
 075-221-4156
 京都市中京区新京極通四条上ル中之町546

歩いて昼飯 西国街道を京都まで ミスター・ギョーザ

 【paso a paso 3 day-09】
 わが家からJR京都まで、西国街道を20キロほど歩きました。スタートが遅かったので、ゴール間近で、ああ腹減った。
 となれば九条新千本を1本上がったここしかありません。「ミスター・ギョーザ」です。
 頼むのも決まってます。餃子2人前、きゅりの丸漬け、生中です。
 焼きたての熱々、パリパリを舌を火傷しないようにほおばります。すぐに生で消火です。たまりません。

 キュウリをニンニク醤油につけています。餃子とのマッチングがサイコーです。

 店の前に待ちができてました。でもすぐに座れました。

 ミスター・ギョーザ
 075-691-1991
 京都市南区唐橋高田町42

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京都・四条烏丸 「ごはん処 矢尾定」で一杯

 昔からの友だちと、久しぶりに会って安否を確認し合いました。京都・四条烏丸のビアホールで飲んで、もうちょっと行くか?
 2軒目は、金曜なのに空いてそうと新町四条を下がった「ごはん処 矢尾定」にしました。もちろん、ご飯が食べたかったわけではりません。
 「八寸と焚き合わせ」をつまみました。やはり和食は、胃の腑に心地よいです。 

 薄味ですが、どれも安心して食べられる上等のアテでした。

 鹿児島の芋焼酎の水割りです。クセなく飲みやすいです。

 夜は一杯飲み屋かと思ってました。閉まるまで定食中心の「ごはん処」でした。若い女性が数組、夕食を食べていました。

 矢尾定は明治42年の創業という京料理の仕出し屋です。

 ごはん処 矢尾定
 050-5570-5626
 京都市下京区新町綾小路上ル四条町361

 カフェのコーヒーで締めました。

京都・九条 ミスター・ギョーザの餃子

 「京都十六社朱印巡り」の初回を歩きました。昼飯は、ルート上にあるココと決めていました。ミスター・ギョーザです。
 珉珉も王将も好きですが、コチラが間違いなくサイコーの餃子です。
 京都の高島屋や大丸の地下食料品売り場でテイクアウトできます。自分で焼いても、上々の味です。それをはるかに上回る餃子が出てきました。
 底はパリッと。上はとろけるように柔らかく。こんな焼き方は、さすがプロです。
 2皿(12個)がペロリでした。 
 

 とりあえず生中と、みんなが頼んでいる特製の「きゅうりのマル漬け」です。きゅうり1本が、にんにく醤油に漬けられています。これがうまい。おかげで餃子が焼ける時間が待ち遠しくはありません。

 メニューのセレクト枠は狭いです。
 餃子2皿(326×2)、生中2(572×2)、きゅうり(204)で、計算したようにちょうど2000円でした。満足しました。

 ミスター・ギョーザ
 075-691-1991
 京都市南区唐橋高田町42

京都・伏見 鳥せいの神聖と焼き鳥

 京都一周トレイルの伏見・深草コースを歩きました。今回も逆向きに伏見稲荷からスタートして、伏見桃山がゴールです。そのまま焼き鳥の「鳥せい本店」に流れ込む算段でした。
 冷えた体に創業延宝5年(1677)の老舗酒蔵、山本本家の神聖「蔵出し生原酒」がしみ渡りました。日ごろ、清酒はほとんど飲みませんが、これは別格です。
 焼き鳥もドーンと並びました。とりねぎ、レバー、つくね、生麩田楽・・・。どれもうまいです。

 スタートはささ身の刺身です。

 大きな万願寺唐辛子は、サクリとしています。

 手羽唐には、レモンをジューと搾ります。

 お代わりは「たれ口」です。冬限定搾りたて新酒です。原酒がすっきりさわやかだったのにたいして、こちらはフルーティーでまったりとしています。

 「ご飯が食べたい」と、天むすとかす汁を頼んだ人も。

 わたしは白ネギを追加しました。

 ああ、できあがりました。

 2年前にも、今回とは違ったメンバーとやって来ています。何度来ても、満足度に変わりはありません。

 これまでの鳥せい

 鳥せい 本店
 050-5868-4951
 京都市伏見区上油掛町186

京都・四条河原町 ハウスミュンヘンの大ジョッキ

 「大ジョッキ」の生ビールです。長かった梅雨が明け、一気に夏がやってきた京都の昼下がり、というにはちょっと遅い時間でした。喉が渇いてました。腹も減ってました。
 そんな時間からビールとなればここでしょうと、老舗のビアホールに向かいました。その東隣に「ハウスミュンヘン」はありました。系列店であるのは明らかですが、どうすみ分けているのかはわかりませんでした。料理メニューが豊富そうだったので、コチラにしました。
 京都の大学病院で半年に一度の血液検査を受けました。腫瘍マーカー値は、今回も問題なく、気を良くしての一杯でした。ああ、うまい!! 

 ミュンヘンといえばから揚げです。向こうのカウンターの客も「骨付き」を頼んでました。ハモとか鰹のたたきなんかもありました。
 ゲソのバター焼きです。明太子のソースがかかっていて、シコシコとおいしい骨のある(ない)ゲソでした。

 「レーゲンス(白ソーセージ)」です。皮をむいて食べる太いソーセージを想像してましたが、よくあるウインナーと同じ大きさでした。皮ごといただきました。

 蒸し野菜のサラダです。カボチャが適度に甘くて上出来でした。
 どの料理もすぐに出てきました。

 もう少し食べたい、いや飲みたいー。というわけで追加した焼うどんとハーフ&ハーフです。
 刻みネギがたっぷりとかかっていて、ごちゃ混ぜにしていただきました。少食な人ととはいえ、2人で食べました。

 同じ生ビールでも、マグからピッチャーまで8種類の容器がありました。
 ビールもメニューもビアホールと同じです。こちらはカウンターを中心にテーブル席もあるダイニングバーの雰囲気でした。ただしオール喫煙可で
、後から入ってきた向こうの席のご老体が火をつけると、紫煙が漂ってきました。

 向こうが1952年創業の老舗のビアホール、ミュンヘンです。

 ハウスミュンヘン
 075-212-2247
 京都市中京区河原町通四条上ル一筋目東入ル 1F

京都・四条河原町 「ミュンヘン」と「フランソア」

 昔の友だちと京都で会いました。四条河原町で待ち合わせて、「寒いね。近いところで」とミュンヘンへ。創業60年の老舗ビアホールです。
 頼んだのは名物の「若鶏のから揚げ」です。大阪の梅田でも難波でも、そしてこの店でも、ミュンヘンでこれは外せません。サクッと揚がってます。

 この寒さなのに、やはり大ジョッキです。もれなくポップコーンがついてきます。2杯目もありでした。

 もう1皿はピザでした。
 この夜は、びっくりするほど空いてました。底冷えする京都です。わがご同輩は外出をためらったのでしょう。

 昔と変わらない店構えです。学生時代に初めてやってきたときと同じはずです。
 あたりの店は、すっかりと変わっています。筋向いの喫茶店、「築地」は玄関のプレートががなくなっているのが気になりました。単に休業日だったということならいいのですが。
 この通りの先の高瀬川沿いにあった大好きだった音楽喫茶「みゅーず」も、なくなって久しいです。

 ビアレストラン ミュンヘン  
 075-221-3917
 京都市中京区四条河原町上ル米屋町386番地

 築地がダメならと、木屋町を下って「フランソア」に行きました。昔と同じで安心しました。
 「アメリカン」をすすりながら、昔話は途切れませんでした。歳をとると、昔ばかりです。

 紫煙で茶色くすすけた天井です。

 古いテーブルやいすが並ぶ「純喫茶」です。

 フランソア喫茶室 (Salon de the FRANCOIS)
 075-351-4042
 京都市下京区西木屋町通四条下ル

 この辺りは一時、ピンク営業に占拠され、呼び込みがうるさくて敬遠しがちでした。それがすっかり静かなたたずまいに変貌してました。

京都・四条 「スプリングバレーブルワリー京都」のビアフライト

 京都で奥さまと待ち合わせて昼飯にしました。観光客らで大混雑の錦市場を抜けて向かったのはこの秋にオープンしたばかりの「スプリングバレーブルワリー京都」です。キリンビールのスプリングバレー・プロジェクトの関西の旗艦店だそうです。
 頼んだのは京都のクラフトビールの定番6種類をテイスティングできる「ビアフラト」(1300円)です。
 アルコール度が6.0と高いオリジナルの496からピルスナー、黒、小麦で作ったホワイトビール、ジューシーなビールまで味はさまざまです。
 わたしは、ゆずや山椒などの和素材を使ったジャパニーズテイストのDaydreamが気に入りました。

 瓶入りも並んでました。

 「焼き野菜のバーニャカウダ」です。彩りよく並んでいます。

 こってりとしたバーニャカウダ・ソースがおいしかったので、ちょっと聞いてみました。「ニンニクのほかに何か入っているの?」。店員はわざわざ厨房まで聞きに行ってくれましたが、答えは「ニンニクとオリーブオイル」。あまり参考にはなりませんでした。

 オリジナルの「京都2017」を追加しました。

 「釜揚げしらす・九条ねぎ・焦がしバターの醤油ピッツア」です。

 パリっと焼けた薄いベースに、しらすがほどよく塩辛いです。

 厨房の壁には、色とりどりのビールのコックが並んでいます。

 大正時代に建てられた間口の広い京町屋を改装しています。
 外国人客も多く、女性独りで飲んでいる姿も目にしました。早くも人気のスポットのようです。

 スプリングバレーブルワリー 京都
 050-5594-3227
 京都市中京区富小路通錦小路上る高宮町587-2