京都・木屋町松原 「すば」の北海道産 行者にんにく天蕎麦

 京都の松原通りを西から東へと歩きました(26日)。高瀬川を渡って、もうすぐ鴨川という左手に行列ができていました。
 タイル張りが特徴的な建物をリノベーションした店です。ところが店名がわかりません。とりあえず並びました。
 「北海道産 行者にんにく天蕎麦」(1000円)に「温泉玉子トッピング」(100円)です。
 前に並んでいて、テーブルも向き合った東南アジア系の日本語が上手な女性が「同じですね!」とにっこり。「すごいビジュアルですね!」と返しました。

 細めの十割蕎麦?のようです。そばも出汁もステキですが、ここは行者にんにくの圧倒的迫力が勝っています。パリッと揚がっていて、サクサクと口の中に崩れ、春の香りを運んできました。
 そのときは感じませんでしたが、ニンニクに似た臭いもきっちりと残っていました。

 喉が乾いていたので「ハイリキ レモン」も頼んで、そばのできあがりを待ちました。
 裏寺町の立ち飲み屋の人気商品ですが、他の店で飲んだのは初めてです。
 やがて、チーン!とベルが鳴って、「41番さん、できました」。

 商品サンプルでもないと、壁に張っれたメニューをみてもちんぷんかんぷん。

 謎の直方体を2個、ドーンと並べたような店内です。天板部分が中央に向けて湾曲していて、安定性には欠けます。
 店のインスタによると、「陶芸作家の陶芸作品」だそうです。イスは存在しません。

 それにしても客は若いのばかりです。

 2階の開いた窓に「すば」と書かれた提灯がぶら下がっていました。

 4年半ほど前にオープンしています。すぐ向こうの松原橋へ向かう道は何度か歩いてますが、気づきませんでした。

 すば(suba)
 075-708-5623
 京都市下京区木屋町通松原上ル美濃屋町182-10

プレートランチとコールドコーヒー

 大津・近江神宮近くの隠れ家食堂「hirunobu(ひるのぶ)」です。満開のバラを鑑賞したびわ湖大津館イングリッシュガーデンから車で5分ほどでした。
 「週替りプレートランチ」から「自家製合挽きハンバーグ 南蛮(タルタルソース)」です。
 スープにスパゲティ、マッシュポテト、色彩豊かな揚げ物、トルティーヤ?、サラダにご飯が皿からあふれんばかりに盛られています。

 ちょっと甘めのソースにピンクペッパーがアクセントとなっています。

 奥さまは「エビと卵の春巻き チリソース」のセレクトでした。ひと切れ回ってきました。パリッと揚がって、たっぷりつけたチリソースが適度に刺激的ないい味でした。

 電話予約してましたが、テーブルとカウンターの1階は満席。2階の座敷でいただきました。

 昼は食堂、夜は別の名の居酒屋となるようです。だから「昼の部」なんですね。

 hirunobu(ヒルノブ)
 077-524-7039
 大津市錦織2-8-3

 食後のお茶は、この日のもう一つのタスクのためにとってありました。
 京都・出町のCOFFEE HOUSE maki(コーヒーハウス マキ)が閉店すると、ネットで知りました。
 それは行かなくてはと、近江神宮から山中越を越えて半時間ほど走りました。

 ブレンドコーヒー(570円)のコールドです。たっぷりとミルクを入れました。甘さは「控えめ」です。
 あたり前に「レーコー」と呼んでいたころからある昔からの喫茶店です。

 アメリカンの奥さまは、パウンドケーキ・コーヒー&バナナも。ひと口いただきました。甘さ控えめでしっとりとしていました。

 懐かしいコースターです。
 奥さまは学生時代以来だそうです。

 6月29日で閉店という寂しいお知らせです。

 河原町通りに面した正面から、うなぎの寝床の店は鴨川畔の裏口までつながっています。

 1963年からあったのですかね。

 COFFEE HOUSE maki(コーヒーハウス マキ)
 075-222-2460
 京都市上京区河原町今出川上ル青龍町211

京都シネマ 「KÖLN 75」とペッパーカルネ

 京都・四条烏丸のCOCON KARASUMA(古今烏丸)にある京都シネマで映画「KÖLN 75(1975年のケルン・コンサート」を観ました。
 天才ピアニスト、キース・ジャレットが1975年、独・ケルンのオペラ座で弾いた伝説的ライブは、世界で最も売れたジャズ・ソロ・アルバムとなりました。そのCDは、わたしの愛聴盤です。カー・ステレオのメモリーにも入ってます。
 そのコンサートをプロデュースしたのが、なんとたった18歳の高校生、ヴェラだったのです。スクリーンでは、無敵のガールがただただ走り回っているような「青春映画で、音楽映画で、お仕事映画。そして無敵のガール・エンパワーメント・ムービー!」(パンフレットより)に仕上がっていました。

 新聞などの映画評が掲示されていました。

 その通りです。
 完全に肩透かしを食らいました。今かと待ちかねたケルンの舞台が始まろうとしたところで、映画はジ・エンドでした。「♪タタタタ~ン」と響くはずのキースのピアノは、一音も発しませんでした。
 ベーゼンドルファー・インペリアルに代わって弾かれた「調律の狂ったリハーサル用ピアノ」が何だったのかも、わからないままでした。
 家に帰ると、すぐにCDを再生しました。これはスタインウェイの音でもありません。ベーゼンドルファーかと思ってましたが⋯。

 京都シネマの前です。ここで弁当を開けている人を見かけます。

 わたしもパンをかじりました。地下鉄・烏丸の改札前にある志津屋四条烏丸店で買ってきたペッパーカルネです。ハムにタマネギをはさんだだけですが、これが旨いのです。

 京都人にとっての密かな愉しみです。

 志津屋 四条烏丸店
 075-343-6710
 京都市下京区二帖半敷町地先 京都市営地下鉄四条駅構内

島本 山崎ウラロジ食堂のガパオライス

 天王山に登り、ミツマタを見た帰りでした。サントリー山崎蒸溜所を通り抜け、JR京都線の踏切を渡ったところにある山崎ウラロジ食堂で昼飯としました。
 「定食」と頼むと、「どれ?」と聞き返されました。メニューを見ると、ガパオライスやらロコモコ、タコライスとその違いなわからないのが並んでました。もちろん、生姜焼きや一口カツ、ハンバーグといった定食なども。
 ガパオライス(900円)は、甘めに炒めた肉にトウガラシがピリリと効いたうまかったです。

 半熟卵をつぶすと、トロリと黄身が流れます。

 もちろん生も。サントリーのお膝元なのに黒生です。

 最初はロコモコを頼むつもりだったのか、メニューのこのページしか写してませんでした。

 広くはない店内がいっぱいでした。

 窓のすぐ外をJRの電車が通過します。
 レールの反対側は、撮り鉄にはサントリーカーブとして人気の撮影スポットです。

 開店した3年ほど前には、旧西国街道に面した古い民家裏の路地の先にありました。その民家が取り壊されて、更地にむき出しになっていたときもありました。再び、新築民家に囲まれました。

 山崎ウラロジ食堂
 075-961-1177 
 大阪府三島郡島本町山崎3-5-7

宇治・炭山 基牛舎の「基牛舎のランチ」

 お彼岸でした。宇治・興聖寺に墓参りに出かけました。
 山の中を車で炭山まで走り、牛舎を改築したカフェ「基牛舎(もとぎゅうしゃ)」で「基牛舎のランチ(ドリンク付き)」(2200円)をいただきました。
 セレクトした豚カツは、熟成肉のロースです。箸で切れるほどの厚さで、あっさりとしていました。 

 食後のカフェラテは、ミルクたっぷりです。

 奥さまは「全粒粉入り自家製パンを使用したアボカドソースのオープンサンドセット」でした。きれいに盛られています。

  太陽光が控えめに入り込みます。

 牛舎だった建屋の骨組みは、そのままのようです。

 使い込まれた温かみのある椅子やテーブルが並びます。

 むき出しのスレート屋根にキャンドルライトが光ります。

 手洗いの光線が素敵。いびつなランプシェードが、壁に微妙な影をつくっています。

木工やガラスなどが並ぶギャラリーもあります。

 庭のトラック荷台で、ヤギが日向ぼっこです。

 金土日祝のみの営業です。

 基牛舎
 050-3696-1432
 宇治市炭山養老44

京都・高野 musi-vege+cafeのVegeプレート

 3ヵ月ごとの京都府立医大病院でした。今回はRIやCT検査も受けましたが、異常はなく解放されました。ちょっと遅い昼飯です。高野橋の洛北阪急スクエアに車を止めて、地階のmusi-vege+cafe洛北阪急スクエア店でいただきました。
 メーン料理によっていくつかあるVegeプレートから「茄子とズッキーニの鶏黒酢あんかけ」(1408円)です。

 カラリと揚がった鶏肉が、甘くてこってりとした濃厚あんをまとっています。

 季節の野菜がせいろ蒸しされています。あっさりとしていますが、下に隠れたキャベツまで食べ応えがありました。
 豆乳スープと十六穀米でした。

 広い店内ですが、午後3時を過ぎていたのでガラガラでした。

musi-vegeって、蒸し野菜のことですかね。コンセプト料理のようで、どのメニューにもついてます。

 musi-vege+cafe洛北阪急スクエア店
 075-724-3539
 京都市左京区高野西開町36-9250 洛北阪急スクエア内B1F

 洛北阪急スクエアにやって来たのは久しぶりです。昔の洛北カナートの時代と比べると、ずいぶんきれいに洗練された印象でした。この春、リニューアル・オープン中で、多くの店舗が入れ替わりつつあるようです。

愛宕山と水尾の柚子風呂、鶏の水炊き 

 京都の愛宕山に登りました。雪はすっかり消えてました。
 全国に約900社ある愛宕神社の総本宮です。麓の清滝から標高差900㍍ほどの登り一方の階段地獄でした。
 お参りの後は、柚子(ゆず)の里、水尾に下りました。お目当ては柚子風呂につかり、鶏の水炊き、鳥すきでした。総勢11人なので、両方を頼んで食べ比べました。

 登場しました。鳥すきに用意された朝ジメの鶏肉です。レバーが新鮮な輝きを放っていました。

 鳥の水炊きが煮上がりました。骨付きのシコっとした鶏肉を柚子ポン酢にくぐらせてかぶりつきました。
 うまい、おいしいの連続でした。
続きを読む 愛宕山と水尾の柚子風呂、鶏の水炊き 

京都・九条 ミスター・ギョーザの餃子

 京都の町を「京童」と歩きました。昼飯は、ゴールに近いここと決めていました。ミスター・ギョーザです。
 カリッというよりは、バリッというほどに硬く焼き上げられた皮です。こんなだったかなと食べ進むと、正反対に柔らかい餡でした。
 生は京都のデパートでも手に入ります。家で焼く機会は多いですが、とてもこんな風には焼けません。これはもはや別物の旨さでした。

 餃子(6個)2人前ときゅうりの丸漬け、生ビールがお決まりです。

 行列必至の店です。わたしが並んだときも、すぐに店の端くらいまで列が延びました。それも食べ終わって出たときにはほぼ解消されていました。

 ミスター・ギョーザ
 075-691-1991
 京都市南区唐橋高田町42

京都・出町 出町ろろろのお昼のろろろ弁当

 出町の枡形商店街からすぐの出町ろろろでお昼のろろろ弁当(1500円)をいただきました。
 1段目には野菜のおばんざい8品がちまちまと並びます。すべての味付けが違います。冬のかきあげ、出し巻七味あんかけ、土鍋で炊いたごはんが2段目です。みそ汁がつきます。

 京野菜がパリッと揚がったかき揚げです。

 上からほうれん草の海苔浸し、人参削り粉煮、畑菜煮干し和えです。

 何かなと口に入れると、トロリとしています。ゴマトーフのいそべ揚げでした。

 小松菜のじゃこ浸し、白菜に柑橘みそだれ、九条ねぎしょうが煮と、それぞれが個性を発揮していました。
 肉や鶏といった動物性たんぱくはなし。玉子とじゃこ、削り粉くらいでしょうか。

 あまりのおいしさに、ごはんをおかわり(100円)しました。上手に焦げています。せんべいのようにちょっと噛み応えがあります。

 箸置きや箸巻きまで「ろ」です。

 ごちそうさまでした。きれいに完食しました。

 コの字型のカウンターが8席、窓際にテーブル2卓のこぢんまりとした店です。
 奥さまが予約しておいてくれました。というか、一緒に食事するはずのお友だちの都合が悪くなったので、お呼びがかかりました。
 近くの大学病院で33回の放射線治療を受けていたときにやってきて以来です。
 
 京の三十三食 九番 出町 出町ろろろの「お昼のろろろ弁当」

 商店街から路地に入ってすぐの古い民家を店舗にしています。

 出町ろろろ
 075-213-2772
 京都市上京区今出川通寺町東入一真町67-1

京都・下鴨 たまご京都北山のBランチと「京童」

 京都府立植物園でスプリング・エフェメラルと出会いました。北泉門を出ると、京都府立大学のキャンパスです。
 稲盛記念会館の1階にあるDeliCafeたまご京都北山でBランチ(650円)をいただきました。
 コロッケと白身フライ、鶏のから揚げのワンプレートです。汁気がほしかったっですが、ぜいたくはいいません。このお味。この価格からすれば十分に満足です。
 

 広くて明るい空間です。学生の姿は多くありませんでした。
 わたしの学生時代の「学食」のイメージとは程遠いです。

 午後1時をまわっていたせいか、自慢のたまごを使った目玉焼きハンバーグプレートやふわ玉オムプレートは売り切れでした。

 キャンパス内ですが、学生でなくても自由に出入りできます。

 DeliCafe たまご 京都北山
 075-708-5890
 京都市左京区下鴨半木町1-5 京都府立大学 稲盛記念会館 1F

 植物園の北泉門です。わたしが子どものころにはありませんでした。すぐ近くに住んでました。

 食事の前にすぐ横にある京都府立京都学・歴彩館へ直行しました。京都関連の図書、雑誌、古文書などを閲覧することができます。 

 江戸時代に刊行された初の京都観光ガイドブックである「京童」は、国立国会図書館のデータベースからネット上で閲覧することができます。でも読めません。
 「京童」を活字化した「新修 京都叢書 第一巻」の閲覧を頼みました。「開架図書ですので」と、すぐにその本が置かれている本棚まで案内してくれました。

 テーブルで読み始めましたが、100ページほどもあります。セルフ複写も可能で、モノクロA4判は1枚10円。500円ほどですべてをコピーすることができました。
 ゆっくりと読んで、次回からの「京童歩き」に反映させます。

 同じ京都叢書の第十二巻は、もっています。江戸時代中期の儒学者にして本草学者の貝原益軒が記した「京城勝覧」が収録されています。
 「京城勝覧を巡る」のタイトルで、5年ほど前に京都のあちこちを歩いています。

 昔は京都府大の農場があったところです。向こうは京都コンサートホールです。さらに向こうには、府立総合資料館がありました。受験勉強でお世話になりました。