京都・荒神口 天狗の贅沢牛肉焦がねぎささめん

 3カ月に1回の京都府立医大病院での定期検診でした。まずは採血を受けて診察までの間に昼飯です。
 河原町通りを渡ったところにある麺類の「天狗」にしました。日替わりの「贅沢牛肉焦がしねぎささめん 小ごま塩ご飯」(1200円)です。
 こってりとした濃厚味の出汁が熱々です。牛肉に牛油かすが表面を覆っています。口の中を火傷しそうになりながら、すすりました。 

 奥さまは卵とじでした。

 「ささめん」とは、あまり聞きません、この店のオリジナルです。
 中華麺のうどんは、大阪では黄ソバといいます。姫路の駅そばも同じです。でもこちらは、それをグレードアップさせたようなお味です。
 「ささめん」と検索すると、この店がヒットします。

 すぐ近くに京都府立文化芸術会館があります。その昔、桂米朝一門が落語会を定期公演してました。残念ながらわたしは聴いたことがありません。
 さらに昔、わたしが高校生のころ米朝さんがラジオの京都放送(KBS近畿放送)で週一の番組をもっていました。胆石かなにかで休んだときに、代役でマイクを握ったのが一、二番弟子の小米(枝雀)、朝丸(ざこば)でした。
 3人の色紙が色あせても飾ったあります。

 自家製麺 天狗
 075-231-1089
 京都市上京区河原町通荒神口上る宮垣町80

京都・大山崎 パヴェナチュールのホットポークハムサンドイッチ

 大好きなパン屋さんです。わが家のお隣の京都・大山崎の山麓にある「パヴェナチュール」です。大原野神社で花見をした帰りに昼飯に立ち寄りました。
 コショウが効いたハムがおいしそうだった「ホットポークハムサンドイッチ」です。ふんわりとしたパンが抜群です。
 「フガスオリーブ」は、ちょっと塩味が効いたオリーブがうまいいつもセレクトしてしまう好物です。
 カフェラテも頼んで、イートイン・コーナーでいただきました。

 奥さまはこちら。ピントがティー・バックに行ってます。

 目の前の桜は、まだ蕾でした。

 でも黄色いクルマがカッコいいです。って、わたしのクルマです。

 後ろ姿に惚れてます。

 パヴェナチュール
 075-952-1188
 京都府乙訓郡大山崎町大山崎白味才51

京都・出町 満寿形屋 のきつねうどんセット

 京都を歩きました。出町満寿形商店街までやってきて、久しぶりの満寿形屋です。ここは若狭・小浜から始まる鯖街道のゴールです。鯖ずしが名物です。
 「きつねうどんセット」(1300円)は、きつねうどんと鯖ずし2切れとがセットになっています。
 大きな鯖ずしは、程よくい酢が効いています。ご飯がぎっしりです。やっぱりうまいです。

 京都のうどんは、柔らかくてコシはありません。出汁で食べるのです。この出汁、最高です。
 大きな揚げは、表面がつるりと細やかです。内部は、これは当然ながら豆腐です。甘く煮てあります。

 ケースに入っているのがセットのい鯖ずしです。足りなくなってきたようで、待ちの客と皿の数を計算していました。

 かわいい店です。これだけの行列に45分ほど待ちました。でも待ったかいがありました。

 満寿形屋
 075-231-4209
 京都市上京区桝形通出町西入ル二神町179

京都駅・ポルタ 「正起屋 京都ポルタ店」のやきとり定食

 寒い一日の京都を歩きました。ゴールはJR京都駅でした。地下街のポルタは大混雑してましたが、比較的に早く食べられそうだった焼き鳥の「正起屋」にしました。
 当然、焼き鳥で一杯というところですが、ご飯がついた「やきとり定食」(1045円)にしました。生ビールも飲んでいるのですから、同じことですが…。
 焼き鳥、つくねが各2本とレバーです。カリッと焼かれています。うまいです。

 ちょっと硬めのご飯が、濃い味の串とあいます。

 外は寒くても、歩いた後にはこれが欠かせません。

 大阪・御堂筋の南の端、難波の交差点角に創業店があります。会社に近く、何度かお世話になりました。

 入った時よりも待ち客が増えていました。

 正起屋 京都ポルタ店
 075-741-6241
 京都市下京区烏丸通東塩小路下ル東塩小路町902 京都駅前地下街ポルタ

京都・下鴨 「うどん あおい」のおうどんと天ぷらの盛り合わせ

 京都に出かけました。きょうは歩きではなく、クルマです。駐車場があることを思いだした下鴨の「うどん あおい」で昼飯です。
 「おうどんと天ぷらの盛り合わせ」(1100円)の「かけ」を頼みました。大きくて底も深い丼に入ってます。うどんが少ないといったことはありません。
 もちもち、ふにゃふにゃな柔らかい京都のうどんです。出汁が効いてます。大量の鰹節でしょうか。それとももっと濃厚な削り節でしょうか。ついてくる木製のさじでは追い付かず、丼をもちあげてすすってしまいました。

 天ぷらも立派です。エビは大きく、太いです。3口くらいかかります。白魚(ワカサギ?)や薄く切られた野菜もカリッと揚がっています。

 前の席の女性3人組が立たれた間に撮影しました。すぐに女性2人組が2組入ってきました。行列ができるほどではありませんが、適度に込んでいます。

 北大路通に面した店です。すぐ近くにわたしの母校の葵小学校があります。

 うどん あおい
 075-277-4754
 京都市左京区下鴨高木町31-1

 知人からの書き込みに、「♬プラタナスの枯葉舞う冬の道で・・・懐かしいですが、京都の街路樹からプラタナスが消えましたね」と書いたばかりです。
 でもこの老木はプラタナス(鈴懸の木)ではないでしょうか。樹皮からするとトウカエデでしょうか。枯れ残った小さな葉っぱを見上げました。

京都駅 いなせやの生ピーマン

 京都を歩いた後は、立ち飲み屋で昼飯兼一杯というパターンが定例化しつつあります。
 京都駅まで10キロほど歩いてきて、腹減った、ノド乾いた。で、駅前の立ち飲み居酒屋「いなせや」です。
 とりあえずビールのあとに頼んだ揚げ出し豆腐です。熱々をほおばりました。

 最初は、すぐにできるものと頼んだナスの煮物です。

 アサリの酒蒸しです。アサリは少ないですが、出汁がこれはうまい。許します。

 つくねと生ピーマンです。
 角ハイボールも追加しました。トップの画像とはグラスが変わっています。

 パリパリとピーマンをかじりました。ピーマン好きにはこれが一番うまかったです。調理している人に申し訳ありません。

 かなりリーズナブルな価格設定です。ありがたいです。

 いなせや
 075-371-8878
 京都市下京区東洞院通七条下ル真苧屋町220-8

京都・錦 「風景」のかつ丼のお別れ定食

 「かつ丼のお別れ定食」(880円)をいただきました。何がお別れなのかというと、卵とじをまとったかつと真っ白いご飯が別盛りになっているだけのことです。だれかとのお別れに、というわけではなさそうです。
 これ、わたしは好きです。
 ウィンナー・シュニッツェルのように❣ 丸く、大きく延ばされた豚かつが、卵とじの甘い出汁を吸って柔らくなっています。

 小皿は、ちくわとレンコン、ゴボウ、ニンジンの煮物です。

 寒い日です。中ビンでピッタリです。

 町食堂のメニューです。

 店は、L字型のカウンターと大テーブルが2つの洋風居酒屋のよう。ビートルズの写真があちこちにかかっていて、流れているのもビートルズです。

 ビルの2階なので、知っている人しか上がってこないようです。

 風景
 075-255-7650
 京都市中京区錦小路通高倉西入ル西魚屋町592 コーポ沢吉2F

 錦市場の麩嘉で山利の白味噌を買いました。年末恒例の買い物です。
 わが家の正月のお雑煮は、白味噌仕立てです。ここの白味噌が欠かせません。

 錦市場は、年末の買い物というより、観光客でいっぱいです。

京都・伏見 鳥せいの焼きとり定食

 昼飯に向かったそば屋には車が止められませんでした。そのまま走り抜けると、そこは鳥せい本店でした。広い駐車場が空いてました。
 定番の「焼きとり定食」(880円)です。タレの串4本です。塩も選べます。焼きたてがたまりません。さすがの味です。
 伏見の銘酒、山本本家の生酒「たれ口」をグイッとやりたいところですが、車を運転していたのでガマンです。

 みそ汁をプラス100円でかす汁にアップグレードしてもらいました。山本本家直営の居酒屋ですから、酒の粕もたっぷりはいった濃厚な味です。

 奥さまの「とりめし定食」(880円)も、から揚げ3個など充実しています。

 セルフながら飲み物までついています。いつも流行っているはずです。

 天井の高い酒蔵が店舗になっています。

 鳥せい 本店
 050-5868-4951
 京都市伏見区上油掛町186

京田辺 JR学研都市線の3つの「まんぼ」を巡る

 京田辺では、いくつもの天井川が木津川に流れ込んでいます。その下にレンガ造りのクラシックなトンネルがあって、JR学研都市線(片町線)の電車が走り抜けます。
 「まんぼ」と呼ばれています。わたしの住む北摂では「まんぽ」と半濁音となり、鉄道と川、または道路との関係は逆になりますが、横穴という意味では同じ建造物のようです。
 秋空の下、「撮り鉄」となってカメラをバッグに3つのまんぼを巡りました。

 同志社前-京田辺間の南側にあるのが防賀川まんぼです。比較的新しいのか、小さなレンガが整然と並んでいます。

 京田辺駅に近い馬坂川まんぼです。3連のアーチでつくられていて「みつまんぼ」と呼ばれています。トップの画像もそうですが、残念ながら両端の2つのアーチは雑木で覆われてしまっています。

 京田辺ー大住間にある天神川まんぼです。現在も上部を天神川が流れていてます。

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京都・御幸町三条 おくどはんのおくどはん御膳

 まだまだ暖かな日が続きますが、防寒対策の極暖下着を求めて京都へ行きました。昼飯は、御幸町三条上るの「みます屋 おくどはん」でいただきました。
 ちまちまとおばんざいの小皿が9枚も並ぶ「おくどはん御膳」(1320円)です。
 どれから箸をつけるか迷ってしまいますが、定石として刺し身から。小さいですが、カツオがうまいです。

 カンパチの唐揚げは甘い衣をまとっています。
 おくどはんで炊いたというご飯は、もっちりとうまいです。
 小皿は二口くらいで食べられますが、これだけヴァリエーションががあるとすっかり満足です。


 
 飲み物とデザートまでついています。

 他にもメニューは多いです。
 昼どきとあってにぎわってました。外国人も何人もいました。

 間口が狭くてうなぎの寝床の京町屋がそのまま店舗になっています。

 みます屋 おくどはん
 050-5595-3772
 京都市中京区三条御幸町通上ル丸屋町318-3