グラーツ 世界遺産の旧市街を散歩する

 【2010/09/22】

 オーストリア第2に都市、Graz/グラーツにやって来ました。Hbf/中央駅からトラムにのって5分ほど。Hauptplatz/ハウプト広場で下車すると、そこが旧市街の中心です。世界遺産の町並みが広がります。
 Landhausu/州庁舎を静かな中庭から眺めます。1557~65年に建てられたルネッサンス様式の建物です。表通りの喧噪とは打って変わって、こちらでは遠足の小学生が先生の説明を聞いてました。
 ここからグラーツの町を、写真でひと巡りします(下の「続きを読む」の上をダブルクリックしてください)。

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ハンブルク空港 ちょっとひと休み

 【2010/09/20】

 ウィーンに向かうハンブルクの空港です。搭乗手続きもすませました。ひとり、ちょっとひと息ついていると、携帯電話が鳴りました。買い物をしていた女房の携帯からで、「いま、どこにいるの?」。その電波はハンブルク空港からいったん日本まで飛び、再びハンブルク空港に戻ってきて、わずか数十メートルしかはなれていないわたしに届いているんです。たいした時代です。

 航空券はE-ticketで電子発給されます。ところが、ハンブルク空港の自動発券機は、なかなかのくせ者。指示通りパスポートをスキャナーにかざしても、うまく読み取ってくれません。あきらめて、近くにいた係員に頼むと、姓名を入力して発券してくれました。同行者もみんな困ってました。

 ハンブルクで宿泊していたブランケネーゼのホテル近くのスーパーです。時間があったので朝からやってくると、リューベックの本店で買う時間がなかった本家・本元「Niedregger/ニーダーエッガー」のマジパンが並んでました。おみやげ用に買い込みました。小瓶に入ったいろんな蜂蜜も。ホテルに戻って、そのまま出発しました。スーツケースはパッキング済みだったので、あまり気にせずみやげは女房の機内持ち込みバッグに入れて。
 空港の手荷物検査で、そのバッグがひっかかりました。「中を見せろ」と。容疑は蜂蜜の小瓶です。ああ、廃棄かと覚悟しましたが、親切な係員は「そこの自動販売機で、ジップケースを2個買って、そこ入れろ。2ユーロだから」と教えてくれました。セーフ!!
 その蜂蜜は、いま、わが家の食卓に並んでいます。

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セメリンク鉄道でアルプスを越える

 【2010/09/22】

 ウィーンからイタリアに抜けるには、アルプスの難所・セメリンク峠を越えなければなりません。1854年、難工事の末にセメリンク鉄道が開通しました。アルプスを越えた最初の鉄道です。
 最も標高が高いところにあるセメリンク駅には鉄道の設計者、カール・フォン・ゲガの記念碑と、世界遺産であることを示すプレートがあり、展示車両もとまっています。
 駅前には何もないそうです。行きのECはここに停車して、ハイカーや遠足の子どもたちがが降りていきました。帰りは通過でした。

 路線にはトンネルが15、アーチ橋は大きいもので16もあります。

 有名なカルテリンエ橋はどこかとカメラを構えていましたが、多分これがそうだと思います。

 コチラのアーチ橋も立派です。

 向こうの山の頂には古い城が。よく見かける風景です。

 ウィーン・マイデルリンク駅を出発するEC(急行)は、OeBB/オーストリア連邦鉄道のELが牽引していました。

 列車は隣国スロヴェニアのLjubljana/リュブリャナ行きです。スロヴェニア国鉄の青色のコンパートメントも混じってました。

 コンパートメントのドア横のある指定席表示です。この札が入っている区間だけが指定席です。それ以外の区間は、この席にも座れます。わたしが座ったこのコンパートメントには、窓際にリュブリャナに向かう若いカップルがが座ってました。

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グラーツ セピア色の町をシュロスベルクから眺める

 【2010/09/22】

 Graz/グラーツの町を一望できるSchlossberg/シュロスベルク(城山)です。町の象徴のような時計塔がそびえています。ここからは岩をくりぬいたエレベータで上がることができます。

 Glockenturm/鐘楼が残っています。

 13世紀に作られたUhrturm/時計塔は、文字版の直径が5メートル以上あります・

 シュロッスルベルクから眺めるグラーツの町並みです。茶色の屋根が美しいです。

 旧市街は世界遺産に指定されています。

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ザルツブルクの夜は更けて

 【2010/09/23】

 Salzburg/ザルツブルクの夜です。旧市街でもっともにぎわうGetreidegasse/ゲトライデガッセもさすがに人通りは少ないです。

 ゲトライデガッセに面したモーツァルトの生家です。

 ウインドーは、クリスマス用の飾り付けがかわいいです。

 わたしたちが泊まったHotel Elefant/ホテル・エレファントの前には、この寒さだというのに食事をしている人がいます。本当にこちらの人は、テラスに座るのが好きなようです。

 ザルツァッハ川にかかるMozartsteg/モーツァルト小橋から見上げるホーエンザルツブルク城です。

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ハルシュタットのバインハウス

 【2010/09/23】

 ガイドブック「地球の歩き方」にはBeinhaus/バインハウス(納骨堂)は「必見」とあります。
 船着き場からやや右側の山肌にへばりつくようにカトリック教会があります。狭い墓地の奥にそれはありました。2EURだったかを玄関のおばさんのお皿にチップにように渡して内部にはいると、この光景です。
 土地が狭くて墓地が十分に取れないため、埋葬から10~20年がたつと白骨化した遺骨は掘り出されて、そこには次の遺体が埋葬されます。掘り出された遺骨が納められているのがバインハウスです。

 それにしてもすごい量です。頭蓋骨だけで1000ほどだそうです。

 頭蓋骨には故人の姓名や没年とともに、バラの花飾りや木の葉なども描かれています。
 ご先祖さまを祀る敬虔な場所なんでしょうが、日本人の感覚とはちょっと違うようです。

 なるほど、墓地はあまり広くありません。

 プロテスタント教会の尖塔の向こうはハルシュタット湖です。

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コペンハーゲンの「おもちゃの兵隊」

【2010/09/16】

 コペンハーゲンの王宮、Amalienborg/アマリエンボー宮殿です。毎日正午には衛兵の交代式が行われるそうです。時間があいませんでした。それでも4つの宮殿の前には、それぞれ1人の衛兵がいて、カメラのレンズも気にせず休むことなく、きまったコースを行ったり来たりしてました。携えている武器は結構、実戦的な感じですね。

 広い宮殿前の広場に、ほとんど人影がありません。交代式の時間以外は、訪れる観光客はいないのでしょうか。

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Hamburug 「Miniatur Wunderland」に驚愕

 Hamburug/ハンブルクでいま、もっともホットなスポットです。「Miniatur Wunderland/ミニチュアワンダーランド」は、鉄道模型とジオラマの驚愕スポットです。計12kmにもなるHOゲージ線路が敷かれ、890両の機関車、20万体の人形、21万本の樹木などが設置されています。

 スイスの氷河急行が走ってきました。昨年、わたしが乗り、今年、ひっくり返りました!

 ズラリとディスプレーが並び、何人もがコントロールしています。

 ハンブルクの港に立ち並ぶ倉庫の広いフロアーを改装しています。

 わたしが入場券窓口に並んだのは10:47分です。15分ごとに50人づつ入場できますが、その時点で予約できるのは13:00からの分しかありませんでした。しかたないのでそれを予約して、2時間ほどハンブルクの中心街を散策しました。

 記念に雑誌を買いました。
 売店では、メルクリンの車両も売られてました。

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ハンブルク 石畳に「DS3」が憎いほど似合う

 Hanburug/ハンブルクの街角にとまっていた「DS3」です。
 シトロエンの永遠の名車「DS」の名を継いでます。初めて目にしました。思わずレンズを向けました。

 キュートです。
 ブラック&ホワイトもきりりときまってます。

 ナンバープレートの「HH」はハンザ同盟都市ハンブルクの頭文字です。

 次に車を買いかえるとき(まだ先の話です)はコレだなと、ひとり納得です。

《追記》

 シトロエンからDMが送られてきました。DS3の日本デビューです。やっぱりかっこいいなと心ひかれるのは、わたしだけでしょうか?

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はからずも世界遺産巡りの旅

 オーストリアには8つの世界遺産があります。今回の旅では、はからずもその6個所を訪問しました。 「世界遺産検定」なんてのには、あまり興味はないのですが。

 ザルツブルク市街の歴史地区 (1996年)
 昼飯を食べに上がったメンヒスベルクの丘からの眺めです。眼下に旧市街が広がり、山の上にホーエンザルツブルク城がそびえます。大聖堂の向こうのチョコーレート色の尖塔が、ノンベルク修道院です。映画「サウンド・オブ・ミュージック」のマリアが過ごした修道院です。

シェーンブルン宮殿と庭園群 (1996年)

 四角と丸をデザインしたのが、世界遺産のシンボルロゴです。
 シェーンブルン宮殿は、宮殿内を回りましたが、撮影禁止で写真はありません。広い庭園を途中の噴水まで歩き、マリア・テレジア・イエローの宮殿を振り返りました。前回は、上部のグロリエッタまで歩いて、冷房のない蒸し風呂のようなカフェでひと休みしました。

 ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観(1997年)
 
 ハルシュタットは、前回の旅で行けなかった心残りの地でした。のんびりとした時間をすごしました。
 

ゼメリング鉄道 (1998年)

 ここが選ばれているわけは、まだ書いてません。

グラーツ市歴史地区 (1999年)

 旧市街を走るトラムは書きましたが、市街の素晴らしさは改めて―。

ウィーン歴史地区 (2001年)

 ウィーン歴史地区の景観としては、シュテファン寺院でも、王宮でもありません。かのオットー・ワーグナーによる郵便貯金局の写真をピックアップしました。こちらも、いずれ紹介します。

 あと2つは、ここです。 

ヴァッハウ渓谷の文化的景観 – (2000年)
フェルテー湖/ノイジードル湖の文化的景観 – (2001年、文化遺産)

 ヴァッハウ渓谷は、最初のウィーンへの旅のときに行ってます。
 行ってないのは、ノイジーランドだけか!!

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