威厳に満ちたゴシック大聖堂、ドゥオーモ

【8月22日=ミラノ】

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 ゴシック様式としては世界で2番目の規模を誇るDuomo/ドゥオーモです。ちなみに世界一はケルン大聖堂です。
 教会への富の集中のすごさにあきれかえります。現代では、再現は不可能でしょう。1386年から500年かけ作られましした。
 大きな広がりの空間に身を置くと、我が身のちっぽけさを実感します。それに比しての神ということになるのでしょう。信仰のないものでも畏敬の念を抱きます。

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 祭壇の左右にパイプオルガンがあります。こんなのがステレオで鳴り響けば、まさに神の声と聞こえるでしょう。今も音がでるのかどうかは不明です。

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 窓という窓は、数え切れないステンドグラスで彩られています。

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 天に延びる尖塔は135本。壁面は3500体の彫像で覆われています。

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 もっとも高い108.5mの中央尖塔の上から、黄金のマリア像がミラノの町を見下ろしています。

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 ミラノの中心にあり、大勢の観光客が訪れていました。

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 夕食後に訪れたたそがれのドゥオーモです。

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レオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」

【8月22日=ミラノ】

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 旅のスタートは、ミラノでの「最後の晩餐」の鑑賞でした。レオナルド・ダ・ヴィンチの名画です。
 その壁画はBasilica di Santa Maria delle Grazie/サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会付属のドメニコ派修道院の食堂にあります。近年の改修で、フレスコ画は制作当時に近く蘇ったそうです。
 建物の妻側の壁面上部に描かれています。想像以上に大きな、そして立派な絵でした。遠近法が用いられいて奥行きのあります。
 「あなたがたのうちのひとりが、わたしを裏切ろうとしている」と話すキリストと、それを聞く金貨を握ったユダや弟子たちの表情のリアルさにびっくりしました。
 バッハの「ヨハネ受難曲」にも「過越しの祭り」が登場しますが、こういう場面のことだったのかと理解しました。

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 右の立派な建物が教会、左の小さな建物の内部に壁画はあります。

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 入館は完全予約制で、15分間に25人と決まってます。控え室で待ちます。

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 音声ガイドを借りました。もちろん日本語です。入館していた15分間、ずーっと説明があり、それはそれでよく理解できましたが、ちょっとうるさい感じも。後半は、何も聞かずにじーっと見とれました。

最後の晩餐

 内部は撮影禁止です。これは購入した絵はがきのコピーです。

Vinciano

 入館料は6.5ユーロですが、Enotazione/手数料(?)が1.5ユーロついてます。

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ミラノで乾杯! 夕食はガッレリアで

【8月22日=ミラノ】

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 ミラノでの夕食です。昼に探したお目当てのレストランは3軒続けて休みでした。夕食は、ガイドブックをアテにせず中心部のガッレリアに戻りました。アーケードの中にあったBar兼ジェラテリア、Il Gabbiano/イル・ガッピアーノです。
 イタリア料理は、メニューを見ただけでたいたい想像がつきます。この夜、選んだのは鶏と野菜のグリル焼きとペンネです。これを2人でシェアです。どちらもアタリでした。

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 薄いムネ肉を焼いています。安心して食べられる味付けです。ナスとズッキーニもおいしく焼いてあります。

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 ペンネのトマトソースも、さすが本場の味です。

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 乾杯のビールです。暑い1日でした。グイグイとのどに流れ込みます。それにしても相方の0.25リットル入りに比べて大きいこと。こんなグラスは、日本ではあまりお目にかかりません。

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 仕上げはエスプレッソでした。

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 たまたま訪れたIl Gabbianoは、有名なジェラテリアでした。HPを検索してみたわかりました。そういうことならジェラートを食べてみるのでした。

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 暗くなったガッレリアです。けばけばしい照明はありません。ネオンなんて皆無です。

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ミラノで乾杯!~その2

【8月22日=ミラノ】

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 「ミラノで乾杯!」のイタリア料理店です。ミラノです。当然ながら、どこで食べてもイタリア料理です。
 ガイドブックに紹介されるような店ではありません。ドゥオーモ(大聖堂)から1本入った路地(といってもトラムが走っている)にテーブルを並べた店です。先客もあったので、客引きをしていたネエちゃんの声に、テーブルに座りました。
 ピッツァ・マルガリータです。パリッと焼けて、さすが本場の味です。

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 野菜サラダも安心して食べられます。

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 日本人の独り旅の若者が、隣の席に座りました。ちょっと前にガレリアでカメラのシャッターを押してもらったばかりでした。
 豊中に住む阪大生でした。食事はほとんどマクドですませてきたが、最後になったので贅沢をしたとのこと。愛媛のオカンが心配して、毎日メールを送ってくるとか。わが息子と話しているようでした。

 どこに行っても、これまでになく日本人に出くわした旅でした。

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ミラノで乾杯!

【LIVE】

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 真夏のミラノです。とにかく暑いです。
 昼食を食べようと調べていた店は、いずれも夏休み。仕方なく、ドーモ近くの路地裏のテラスの落ち着きました。ピッツァ・マルガリータとサラダです。テーブルのすぐ横をトラムが走ります。
 よく冷えたビールはどこで飲んでも最高です。

 きょうは、朝から予約していたダビンチの「最後の晩餐」を見ました。サンタ・デル・グラツェ教会の大きな聖堂脇の元食堂壁面にその絵はありました。「わたしを裏切るものがいる」とイエスが話した瞬間の弟子たちの表情が描かれています。その構成力を実物を前にして実感しました。
 トラムに乗って次に行ったドーム(大聖堂}は、大迫力の建造物です。ウィーンのシュテファン寺院ほどに高くはありませんが、内部のステンドグラスの輝きやがもたらす空間に圧倒されました。

 ミラノの町は観光客でいっぱいです。人の波と、太陽の輝きに疲れはて、早々とホテルに戻り一服しました。これから夕飯に出かけます。

 画像がうまくアップロードできません。ホテルの無線LANの制限かもしれません。

サンモリッツのホテルから接続しました。写真をアップします。

ミラノ・マルペンサ空港で、あわや!

【8月21日=ミラノ】

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 関空から15時間。アムステルダムで乗り換えて、やっとミラノ・マルペンサ空港に着きました。ミラノは、空港、中央駅とも治安は問題ありと聞いてました。
 空港から市内中心部へは、鉄道、バス、タクシーなどがありますが、わたしはシャトルバスのMalpensa Shuttle/マルペンサ・シャトルにしました。緊張して空港を出ましたが、バス乗り場がわかりません。行きつ、戻りつして「Malpensa Shuttle」のロゴが入った乗降口を見つけました。バスはすぐにやってきました。床下にスーツケースを押し込み、ステップを上がりました。でも、なにかヘン! このあたりは直感でした。
 「Milano Centarale?」。運転手に確かめました。「No,No!」
 親切な運転手は、すぐに自らバスを降り、だいぶ離れた目的のバス停が見えるところまで連れて行ってくれました。「あっちだよ。わかったっか」。そんなことを言ったのでしょう。おかげで、旅の出発から迷子にならなくてすみました。

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 ミラノ中央駅行きのバスに乗り込んで、ほっとしたところです。スリにも遭わず、正確なバスに乗れました。

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 空港の窓口で買った乗車券です。1人=7.5ユーロです。

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KLMの機内食あれこれ

【8月21日=KLM機内】

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 行きはミラノへ、帰りはチューリッヒからでした。関西空港から直行便はなく、アムステルダム経由のKLMです。機体は古いB747-400Combiで、座席ごとのモニターはついてません。前回は、同じKLMでも映画「フラガール」を観ることができましたが・・・。
 退屈しのぎは食事です。最初に昼食は、「和食」をチョイスしました。ホテル・オークラとの共同開発メニューです、すき焼きの味付けです。なかなかのものです。

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 2回目の食事は、貝の形をしたパスタ、コンキリエ(conchiglie)でした。これからイタリア料理の本場に行くのだという気にさせてくれます。

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 トリの唐揚げもうまく揚がっています。

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 間食には、今回も登場しました。カップヌードルです。日清食品ですが、ドイツ工場製でした。味は同じです。

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  最初の飲み物サービスは、「ビール」です。ナッツがついてます。

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 ビールは当然、ハイネケンです。
 ワインもいただきました。白はチリ産、赤は南アフリカ産でした。

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 アムステルダムからミラノへは2時間弱の飛行ですが、ここでも軽食のサンドイッチが出ました。容器のデザインがかわっています。
 またもビールです。とはいえ1缶で250mlです。3本飲んで、日本の大瓶1本です。

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「スイス鉄道とルツェルン音楽祭の旅」に出発します

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 「スイス鉄道とルツェルン音楽祭の旅」に、あす出発します。もっともなタイトルがついてますが、今回も個人旅行です。夫婦で旅する4回目のヨーロッパになります。
 ザルツブルク音楽祭プラハの春音楽祭ブレゲンツ音楽祭を楽しんで、今回はルツェルン音楽祭です。前回、聞くはずだった因縁の音楽祭は、今回もチケット入手がうまく運ばず、3階バルコニー席しか確保できませんでした。バードウォッチ用の双眼鏡持参で聞いてきます。
 プログラムは、マルタ・アルゲリッヒのピアノ、シャルル・デュトワ指揮のロイヤル・フィルハーモニーで、プロコフィエフのピアノ協奏曲1番などです。 

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 スイスといえば鉄道王国です。チケットの準備も万端です。
 一番下は「スイス・フレキシー・セイバー・パス3日用」です。スイス・パスという、国鉄・私鉄ほとんどが乗り放題というフリーチケットの、有効は好みの3日、2人で同行程で乗車という条件付きです。
 その上は、サンモリッツ-ツェルマット間の氷河急行、もう一枚はイタリア国境のティラーノとサンモリッツ間を走るベルニナ急行の指定席券です。
 ベルニナ急行は、焼酎のCMで流れているようです。わたしはあまりテレビは見ませんので知りませんでした。この風景を、詳しく報告します。 

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 もちろん、両替もすませてきました。2年前と比べると、ユーロで20円以上、スイスフランでも10円は安くなってました。ありがたいことです。
 最初の到着地は、イタリアのミラノです。先日、見た映画「アマルフィー」では、冒頭でスリに財布を抜き取られる場面が出てきます。気をつけて行ってきます。

 「スイス 再び~’09夏」というカテゴリーを作りました。パソコンは持って行きますので、できるかぎり「スイスの昼食」などもアップするつもりです。

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黄昏のカペル橋

【8月28日=ルツェルン】

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 Luzern/ルツェルンは2度目です。ルツェルンのシンボル、Kapellbruecke/カペル橋は黄昏です。

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 カペル橋の完成は1333年という、ヨーロッパ最古の木造橋です。1993年に火災で焼失した後、修復されました。

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 ロイス川に姿を映すJesuitenkirche/イエズス教会です。

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 Hirschenplatz/ヒルシェン広場です。フレスコ画の壁画がきれいです。

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 湖に向かう観光船が出航します。対岸のHofkirsch/ホーフ教会の尖塔がきれいです。

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