「Prazské jaro 2005」(プラハの春音楽祭)のオープニング・コンサートは今年もスメタナの誕生日の5月12日に、市民会館のスメタナ・ホールで行われました。今年は、コリン・デービス指揮のロンドン・シンフォニーの演奏でした。曲は決まっていてスメタナの「わが祖国」です。
チェコ民主化翌年の1990年5月12日。スメタナ・ホールに42年ぶりに亡命先から帰国したラファエル・クーベリックが立ち、「わが祖国」を演奏した姿は、テレビでみた記憶があります。バルコニーにはビロード革命の立役者、ハベル大統領の姿があったはずです。
本当は、このコンサートを聴きたかったのですが、チケットがとれませんでした。 (2005/05/18)