わたしの2回目のサンティアゴ巡礼。フランス人の道を45日かけて旅した「食」の記憶を、42枚の写真でまとめました。
カテゴリー: サンティアゴ巡礼
サンティアゴ巡礼路 光
コンポステーラを飾る
ピメントス・デ・パドロン ガリシアの味
スペインで食べたトウガラシ炒めの味が忘れられません。一緒に食べたK氏が、さっそくシシトウで代用して作ってられました。
ならばと、わたしも挑戦しました。といっても、それほどたいそうな料理ではありません。トウガラシをオリーブオイルで炒め、岩塩を振りかけただけです。
そこそこおいしくはできあがりました。でも、ちょっと違いました。あのホックリとした味わいが再現できませんでした。でも、スペイン・ワインの赤とともに、それなりにの味に満足しました。
ホンモノはピメントス・デ・パドロンというそうです。ガリシア州のパドロン地方のトウガラシのことです。ピーマンのように肉厚でした。材料の違いは越えられまえん。
わたしは京野菜の万願寺唐辛子でつくりました。安かったので2袋買ってきた、小さいのだけを選びました。
サンティアゴ・デ・コンポステーラのバルで食べたホンモノです。おいしかった。
バルセロナのサン・ジョセップ市場で売られていたピメントス・デ・パドロンです。1ケースが1.5€でした。日本には輸入されてないんでしょうか。
(2017/10/21)
59個のスタンプ わたしのクレデンシャル
コンポステーラと距離証明書
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼事務所でいただいたコンポステーラ(巡礼証明書)です。3年前のとはデザインが変わってました。
こちらは距離(到達)証明書です。8月25日にサン・ジャン・ピエ・デ・ボーを出発して775キロを歩いて9月29日に到着したことが記されています。
思わぬものもいただきました。
熊野古道とサンティアゴ・デ・コンポステーラの道の両方を歩いたことを証明する記念バッジです。
この日、一緒に巡礼証明書をもらいに行ったヒロコさんは、熊野・サンティアゴ共通のクレデンシャル(巡礼パスポート)をお持ちでした。それを記念するものですが、わたしにもバッジをくれました。熊野古道・中辺路、小辺路は歩いたことがあるので、資格はあるかとありがたくいただいてきました。
わたしのサンティアゴ巡礼は、無事終了しました
わたしのサンティアゴ巡礼はきょう5日、無事終了しいました。サンティアゴ・デ・コンポステーラからバルセロナ、アムステルダムを経由して本日午前、関西空港に戻ってきました。
水無瀬の自宅に帰り着いて、最初に食べた昼飯は、温かなご飯とみそ汁でした。スペインの料理はすべておいしく食べてきましたが、体重は3キロほど減ってました。腹のあたりもちょっとスリムになったようです。
ブログをご覧になったり、フェースブックで「いいね」を押してくださったみなさん、ありがとうございました。どこかでみんさんとつながっているという思いが、独り歩き続けた巡礼で大きな心の支えとなりました。巡礼中に知り合ったみなさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。
これから、巡礼の思い出をこのブログに書き綴りたいと思います。
写真は9月30日午前10時27分、サンティアゴ大聖堂に着いて、バンザイをする記念カットです。
Paso a paso Dos エピ4=10/4-5 KLMの機内食
バルセロナからはアムステル・スキポール空港で乗り継い関西空港に戻った。44日に及ぶ長期の旅だった。
KLMのエコノミー機内食は、「まあまあ」というレベル。
これが飲めるのはうれしい。出てくるのは南アフリカ産のミニボトル。
最後の夜を過ごしたバルセロナを6時25分に飛び立った。スペインとはこれでお別れ。
食べ納めも魚介盛り合わせ
バルセロナのサン・ジョセップ市場です。東京・築地市場のように、その場で料理して食べさせてくれるカウンターの店が並びます。
頼んだのはここでも魚介盛り合わせです。イイダコが、コリコリとしておいです。
ムシアで食べたのと比べるとタコ、イカが多いです。
スタートはビール。
ビーノ・ティント(赤ワイン)が定番だったガリシアとは、飲み物の嗜好も違うようです。観光客が多いせいでしょうか。
手長エビは、トロリとしてます。
ムール貝は欠かせません。
趣向を変えてサングリアにしてみました。オリーブオイルであふれた口直しにぴったりです。
またも残がいの山です。
こんな店がいくつもあって、にぎわってます。お勘定は、ガリシアに比べて1.5倍といったところです。
これが、グルメ三昧でもあったわたしのカミーノの食べ納めとなりました。