さあ、ベルリンフィルのデジタル・コンサートホールを聴くぞ! 6日午後8時(日本時間7日午前2時)から、ベルリンフィル8重奏団のライブ配信があります。準備万端です。
そのためというわけではありませんが、懸案だったオーディオ・システムのうちのメーンアンプの真空管を取り換えました。
終段は2A3という真空管を、PP(プッシュ・プル)という動作で、片チャンネルで2本使っています。これまでのSOVTEK(ロシア)製のものは、使い始めて10年近くなり、そろそろ寿命かという症状がでてきました。真空管は、今では日本や欧米ではほとんど生産されていません。ところが、中国では一部の人気真空管が、今も作られています。
交換したのは、ヤフオクで手に入れた未使用品です。
PSVANE(プスバン、中国語では「貴族之声」)というメーカーで作られた「2A3C」です。
外見を見る限りは、しっかりと作られています。
「クワッドペア」という、4本の特性がそろったものをゲットしました。
白い箱に入っています。説明書の類はありませんが、内部のクッション材もしっかりとしたものでした。
これまでの2A3と比べると、ひと回り大きいです。オーディオマニアにとっては究極の真空管である300Bとよく似た格好をしています。しかし、電気特性は2A3です。
beforeの画像です。退役していただいたSOVTEKの2A3も、大事に保管しておきます。
このメーンアンプの前段(ドライバー)は、ECC802S(TELEFUNKEN製、12AU7互換)-ECC99(JJ製、12BH7互換)です。
真空管を取り換えたため、内部のバイアスを調整しました。
夜になって部屋の灯りを消しました。ほのかな光が、なごみの音の空間を演出してくれます。