「大原の里10名山」の一峰、金毘羅山に登りました。遅れている梅雨入りを前にした猛暑の一日でした。
京都・下鴨の中学校ワンゲル部員だったころに登った地元の山です。ところが、GPSアプリのYAMAPでは「未踏」となっていました。このブログでは6年前に登ってますが、ピークには立っていませんでした。
軽い気持ちで歩きましたが、とにかく暑かったです。制覇の証拠写真も撮りました。
ピークの手前の見晴らしがよいポイントにそびえる印象深い石碑です。ハングルに似てなくもないですが、阿比留(あひる)文字で書かれているそうです。それにしてもなぜ、ここにと不思議が募ります。
中腹の琴平新宮で、社殿を修復中の親子と話し込みました。亡くなられた宮司さんを継がれたそうです。
「御香水があるよ」と教えられた社殿の裏に、冷たい清水が湧き出ていました。おいしくいただきました。
江文峠まで下ってきて昼飯にしました。途中のコンビニで買ってきた「俵むすび弁当」です。参道の石段でおいしくいただきました。
【2024/06/19 10:01】
大原の戸寺までやってきました。京都バスで四条烏丸から1時間ほどかかりました。向こうに金毘羅山が望めました。
早くも赤紫蘇が大きく育ったいます。
これとナスを漬け込むと柴漬けとなります。大原の名産です。
アザミが咲いています。夏ですね。
江文神社に向かいます。
この辺りまでは京都一周トレイルと同じルートです。
江文神社までやってきました。
後方にそびえる江文山(現在の金比羅山)の頂に祀られていた神々を、山麓に社殿を建立して勧請したものともされるようです。
昨秋にクマが目撃されています。これを見て、ザックにぶら下げているクマ鈴がチリリンと鳴るようにセットしました。
参道だった崩れた石段を登りました。尾根にはこんな荒れたポイントもありました。
道標が整備されていて、迷うことはありません。
お地蔵さんが祀られています。
琴平新宮まで登ってきました。日陰で休憩しました。
歩きにくい石段の急登が続きました。
金比羅権現跡です。見晴らしがよく、正面は比叡山です。
目を転ずると、京都市街から天王山までが見渡せました。
頂上手前のピークにある三壺大神です。
大きな岩場を越えて行きます。
金毘羅山の頂上に到着です。
三角点タッチもしました。
金毘羅山の岩壁は、京都のクライマーのメッカです。下山ルートから外れてロックゲレンデの展望台に向かいました。でもどこまでも下山一方だったので、途中で引き返しました。
琴平新宮の冷たい御香水です。これで生き返りました。
登りとは別ルートを下りました。昔、あった江文寺の跡地でした。
江文峠まで下ってきました。
この石段が涼しそうだったので、ここを借りて昼飯にしました。
ポットの湯でみそ汁もつくりました。
真っ赤なウインナーですが、たまにはいいです。
ここから南の瓢箪崩山に向かうことも考えていました。でも暑さと時間を考えて断念、京都一周トレイルにそって大原に下りました。
大原の里をてくてくと歩きました。向こうが金毘羅山です。
大好きな卵かけめしの「はんじ」は休業でした。「足をいためた」と掲示されています。明るいおばあちゃんです。元気になってください。
【14:11】
京都バスの大原まで、ちょっと距離がありました。ここがゴールでした。
でもここまで歩いてきてよかったです。幸いにも座れましたが、バスは始発で超満員になりました。ほとんどがインバウンド観光客でした。