京都北山の大原の奥にあるシャクナゲ尾根です。シャクナゲ(石楠花)が咲き始めたばかりでした。
花木の女王とも呼ばれます。そのプリンセスたちは、初々しいピンクに染まっていました。
尾根がシャクナゲのトンネルとなるには、もう少し時間がかかります。それでも咲き競う花々に、レンズを向け続けました。
イワウチワにも出会うことができました。
シャクナゲ尾根を通り、天ヶ岳のピークを踏み、大原に下山しました。
初夏を思わせる天気でしたが、ほとんどが木陰を歩くルートで助かりました。
蕾が膨らんでいます。
開きました。
花言葉は、「威厳」、「荘厳」、「警戒」、「危険」など、華やかな印象とは異なります。葉に有毒物質が含まれることや、高山に咲くので近寄りがたい印象が込められているようです。
淡いピンクにも惹きつけられます。
花も葉も放射状に広がっています。
密集して咲いています。
イワウチワがほんの数輪、咲いていました。
最初にウチワ(団扇)のような葉に気づき、辺りに目をこらして見つけました。
イワウチワ、イワカガミ、イワナシ、イワタバコと、どれも可憐です。
顎から離れて落花寸前です。
コバノミツバツツジもあちこちをピンクに染めていました。
【2025/04/21 09:14】
阪急、地下鉄と乗り継いで京都国際会館へ。そこから京都バスで大原を越えて小出石までやってきました。
下車したのは5人ほどで、予想外に少なかったです。
登り口から尾根までは急坂が続きます。
最初に目にしたシャクナゲです。
東西に連なるシャクナゲ尾根に沿って、シャクナゲはあちこちに咲いています。
今シーズンは「当たり年」といわれています。もう少しすると満開になります。
昨年は「裏年」で花が少なかったです。
小さなコブをいくつも越えて尾根の西端までやってきました。これから向かう天ヶ岳が見えています。
大原に下るルートとの分岐です。天ヶ岳までピストンして、ここから下りました。
中学生のころに初めて登った天ヶ岳です。
帰りは気持ちのよいルートを一気に下りました。
昼飯を食べていませんでした。翠黛山と焼杉山との分岐でひと休みしました。
自宅近くのローソンで買ったお結び弁当です。クーポン期間で50円引きでした。
寂光院の前は、インバウンドの観光客がいっぱいでした。