泉涌寺に参ったあと、東山通まで戻ってきました。さて昼飯。泉涌寺道から今熊野(いまぐまの)の方にむけてすこし歩いたら、古そうなそば屋さんにで出くわしました。定食もやているようです。ガラス戸を開けました。予想通り、客はいません。でもテーブル4つほどの食堂に、石油ストーブが2つ、赤々と燃えてます。いつやってくるかわからない客を待っているんだと。実際には、すぐに常連らしいおばさんがやって来ましたが。
京都の冬のそばといえばこれでしょう。「にしんの定食」(950円)です。
特にいうほどのそばではありません。にしんはおいしいです。
でもこの味は素敵です。懐かしいだしです。ちょっと甘く、昆布と鰹が効いた。
山椒ちりめんがかかったご飯です。これだけで一杯いただけます。
「大根の酒粕煮」です。初めて食べた料理です。かす汁のスープが少ないような感じです。
きんぴらと漬け物もついてます。実はご飯が足りません。
ああ、おいしかった。こんな「昔の食堂」って、大好きです。
とらや
京都市東山区今熊野椥ノ森町28
075-561-6568
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