3月下旬のような暖かさだった昨日から一転、真冬の寒さに戻った1日でした。急に思い立って、西国街道を京に向けて歩き始めました。もうすぐ、四国・お遍路の続きも再開したいです。
出発は神戸・三宮です。JRの新快速でやってきて東口から出ました。そこから東に向かう道の出発点に「旧西国街道」の石碑がありました。まだ新しいようです。大きな案内板もあって、西国街道を説明しています。
午前10時ちょっと前です。ここから出発です。
100メートルほど歩いたところで、タブレット端末(NEXUS7)のアプリ「My Tracks」をスタートさせていないことを思い出し、振り出しに戻りました。
「ふれあいのまち ふきあい」の広場です。ここにも「西国」の文字が。
生田川に出ました。
新生田川橋を渡ります。
「大安亭市場」というアーケードの交差にも。
「春日野道」の商店街との交差にも。
「脇浜公園」の脇にも。
やがて国道2号と合流します。
大石川までやってきたところで、ちょっと南下します。向こうは阪神・大石駅です。
新在家北町です。JR六甲から南に下ってきたあたりです。
ちょっと回り道して「処女塚古墳」に行ってみました。この近くに、息子が学生時代を過ごした学生マンションがありました。この横を車で通るたびに気になってました。小山に上がってみましたが、何もありません。
東側に降りたところに、2つの石碑が。
一つは、湊川の戦いに敗れて敗走する新田義貞を、この塚あたりで助けた小山田高家の碑でした。
阪神・石屋川駅までくると、「西国橋」がありました。当然、西国街道に架かっていた橋の名残です。
ここにも「西国」の文字が。
石屋川沿いに「徳川道起点」の案内板が。
江戸時代末期に、開港された兵庫港の外国人と西国の大名行列との衝突を避けるために設けられた迂回ルートがあったようです。
街道ですから、一里塚もあったのでしょう。
御影中学にぶつかった角にあった「西国」が、この日最後となりました。
阪神・御影駅前です。
「沢の井」が、清らかな水を噴き出しています。
神功皇后が朝鮮出兵の帰り、化粧のために姿を映したことから「御影」という地名が誕生したそうです。
えらく写実的な首だけのお地蔵さんです。
国道2号を歩いていると、突然現れました。
いつの間にか、芦屋市に入りました。
業平橋から六甲の山並みを眺めます。
JR芦屋駅前のラーメン店で昼飯を食べて、再び歩き始めました。
「打出小槌町」という、なんともお目出度いあたりを通り過ぎると、打出天満宮がありました。
あとは、お屋敷街をひたすら歩きました。
雪交じりの雨が降ってきましたが、傘は持ってませ。夙川に突き当たったので、阪神・香櫨園駅で雨宿りしました。でも空は真っ暗なままなので、本日はここまでにしました。
My Tracksがトレースした本日の軌跡です。
本日の歩行距離は、16.42キロでした。20キロくらいは歩くつもりだったのですがね。