兵庫・芸文で「モツレク」を聴く

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 兵庫県立芸術文化センターの大ホールで、「ふたつのレクイエム、時を超えて。」を聞きました。 LA FENICEという、オーケストラと共演するために生まれた混声合唱団の公演でした。なにせ100人以上がステージに並んだだけで壮観です。
 「モツレク(モーツァルトのレクイエム)」が始まりました。圧倒的なボリュームです。指揮者が大きな身振りでこれでもかと盛り上げます。「第九」の歓喜の大合唱ならこれでよかったんでしょう。残念ながらモーツァルトの遺作となった祈りは、わたしには聴こえてきませんでした。
 カウンターテナーの青木洋也さんらのソロも、オーケストラとのバランスがイマイチだったようです。ソプラノとテノールのお2人は、なんとわたしの卒業した高校の後輩でした。 
 もう1曲は現代の作曲家、ラターの「レクイエム」でした。初めて聞きました。チェロやオーボエなどの独奏がふんだんに盛り込まれて、流れるようで印象的なメロディーに引き込まれました。

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 芸文の立派なエントランスです。いつもは阪急・西宮北口から2階コンコース沿いにそのまま入るので、こんなところは知りませんでした。

 青木洋也さんのブログには、リハーサルの写真が掲載されてます。

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