世界一長いアルプス横断トンネルを走り抜ける

【8月28日=フィスプ~トゥーン】

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 Zermatt/ツェルマットを下りて首都、Bern/ベルンに向かいました。Visp/フィスプでGornergrat Bahn/ゴルナーグラート鉄道からSBB CFF FFS/スイス国鉄に乗り換えました。
 今回の旅では初めての国鉄です。SBB CFF FFSは、ごていねいにもドイツ語、フランス語、イタリア語(公用語はロマンシュ語を加えた4言語)の略称を並べてます。

 向こうからIC2000型客車が、制御車を頭にして入ってきました。電気機関車は最後尾です。プッシュ・プルという、どちら向きにも走れる日本にはない編成です。

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 総2階建て客車です。車内販売のワゴンも2階を通ります。

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 Loetschberg Basistunnel/レッチベルク基底トンネルに入ります。アルプスの下を時速200キロで一気に走り抜けます。
 古いレッチベルク・トンネルの下400メートルに掘られ、2007年から使われている長さ34.6キロという世界一長いトンネルです。
 このトンネルの完成でツェルマットは、国際空港のあるチューリッヒからやってくるのがぐっと便利になりました。

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 トンネルを抜けるとSpiez/シュピーツです。ここで、2年前に乗ったGPL(Golden Pass Line)と交差します。
 トゥーン湖は、これまでとは違った広々とした風景でした。

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