午後3時を回ってから昼食に出ました。もうランチの時間は過ぎている店が多いです。「そうだ、今なら」と向かったのは、いつも長い行列ができていた博多ラーメンの「一蘭」です。
「三味一体」だそうです。
「スープ」 とんこつのおいしさを最大限に引き出した
「秘伝のたれ」 唐辛子を基本に30数種類の材料を調合して何昼夜も寝かせて熟成させた。
「自家製生麺」 特別な小麦粉を独自でブレンドした
いろいろとワケありのようですが、確かにこれまでには味わったことがないものです。ちょっと甘く濃厚で、唐辛子がピリリときいて。細い乗薰ェシャキッとして。
ちょっとかわった店内です。世界初の「味集中カウンター」(特許出願済)です。まるで、選挙の投票所みたいです。
「目の前と隣席を仕切り、1席1席が半個室になっていることで、周りが一切気にならないため、味覚が研ぎ澄まされラーメンの美味しさをより深く味わっていただけます」
でも食べるのはラーメンです。そこまで沈思黙考せずとも。わたしは、もっと猥雑でもよいような気がします。
席に着くと、目の前に投票用紙さながらに、1枚の紙とボールペン。これは元祖「オーダーシステム」です。
味の濃さ うす味/基本/こい味
こってり度 なし/あっさり/基本/こってり/超こってり
にんにく なし/少々/基本/1/2片分/1片分
ねぎ なし/白ねぎ/青ねぎ
チャーシュー なし/あり
秘伝のたれ なし/1/2倍/基本/2倍/( 倍)
乗薰フかたさ 超かため/かため/基本/やわめ/超やわ
この7項目を選べます。わたしは初めてなので、基本を中心に選びました。
目の前には。回転すしのような蛇口がついています。上部からグラスをとって、水をつぎます。
替え玉を注文するときは、替え玉プレート(食券)をボタンの上にのせるだけでいいそうです。ときどき、店内にチャルメラの音が鳴り響いてましたが、そのときの合図のようです。
自動販売機で食券を買います。「基本」のラーメンは750円。それに具やごはん、玉子を追加します。
道頓堀川に沿ったプロムナード側に入口があります。並びにはドンキホーテの観覧車、向こうにリニューアルしたばかりの戎橋が見えます。
一蘭/道頓堀店 地図
06-6212-1805
〒 542-0084 大阪市中央区宗右衛門町7-18