信楽高原鉄道の信楽駅前で開かれている「信楽駅前陶器市」に行きました。帰りに食べたうまいそばです。
ネットで検索して訪ねた「生粉打 作美」です。1時過ぎだったのに、「きょう最後のお客さんです。でも1時間は待っていただかなくては…」。1日限定50食という人気店でした。
やっと口にした「おろし」(1050円+大盛り400円)です。
「生粉打(きこうち)」というのは、つなぎを一切使わずに、そば粉と水だけで打った香りの高い十割そばのことだそうです。つるつると食べるという、これまでのそばの常識を覆すようなそばでした。
店主の勧めで、最初は岩塩でいただきました。そばの香りがストレートです。ひと口ひと口、かみしめます。
おろし大根は「からみ」を頼みました。この時期の大根はそれほどからくないとのことで、程よい口当たりです。薄めのだしをかけていただきます。
そば湯です。ねっとりと濃厚です。
そばを茹でたときに残る汁ではなく、わざわざそば粉から作っているそうです。
だしに薄めて飲み干しました。このそば湯は絶品です。
囲炉裏端でいただきました。
掘りごたつ席2卓と、この囲炉裏端という席数の少なさも、待たされた理由です。
窓の外のデッキには、信楽らしく狸のお小物が。かわいい忍者姿です。
山の中の一軒家です。待ち時間に向こうの山寺まで散歩しました。道端のワラビも採ってきました。
生粉打 作美
0748-84-0058
滋賀県甲賀市信楽町宮尻185-3