地下鉄で西梅田まで戻り、久しぶりに大阪駅前第1ビルのCDショップに行きました。梅田に本社があったころは、昼休みによく行った店です。ざーっとみて、欲しいCDはいっぱいですが、コレというのがなくて店を出ました。
次に行ったのが、近くの中古CDショップです。LPも置いてあり、「クラシック」をあさりました。
おー、これ。と買ってしまったのが、ARCHIV(アルヒーフ)版の2枚です。どちらもカール・リヒターの指揮・チェンバロです。バッハの「音楽の捧げもの」と、有名なG線上のアリアがはいっている「管弦楽組曲2、3番」です。価格は、どちらも1200円でした。1枚300円といったのもありました。
アルヒーフ版といえば、西ドイツ(当時はそうでした)直輸入のLPで、ジャケットはどれもよく似たデザインのシンプルなものですが、録音が良いことで人気でした。
さっそく針を落としました。パリパリと雑音が入るのは仕方ありません。でも懐かしい金管響きが、弾けるチェンバロが、しっとりとしたビオラダガンバの低音が・・・。CDが忘れたような音が蘇りました。30年前にタイムスリップしました。
アルヒーフ版のLP写真は、このブログのタイトルバックに使っていたことがあります。
「LPを買う。何年ぶりのことか?」への3件のフィードバック
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こんにちは、jsbachです。この中古ショップはのぞいたことがあります。私も10代のころからのレコードがかなりあるのですが20年位ダンボールに詰めたまま。復活しようと思ったらレコードの時代が終わっていた次第。どうしても聴きたい曲があり、レコードと同じのをCDで買い求める始末。30年くらい前に月賦で買った、くそ重たいYAMAHAのスピーカーだけが残り、DENONのミニコンポに繋いだら鳴ったので、とりあえずそれでCDを聴いています。tayaさんのDALIのスピーカーの記事を見て、レコード復活作戦再開と行きたいところなのですが。
jsbachさん
やはり、LPにはLPでしか出せないすばらしさがあります。利便性ばかりを追うんじゃないよと、教えられますね。CDはラクチンですがね。
ピノックのバッハ/チェンバロ協奏曲全集
数ある古楽器によるバッハのディスク中でも、屈指のものといってよい演奏である。