「京都人の密かな愉しみ」は、NHKBSプレミアムで放送された京都の四季と通して京都人しか知らないしきたりの由来と美しき暮らし方-を描いた番組です。今も再放送されるたびに見ています。
京都に花見に出かけ、番組のロケ地の一部を巡りました。
寺之内にある「茶ろん たわらや」は、番組では老舗和菓子屋「久楽屋(くらや)」の支店として登場していました。わたしはここで「自家製釜あげもち」をいただきました。
柔らかい甘さの蜜が、ぽっちゃりとした餅から滴ります。
湯からすくい揚げた餅にきな粉をまぶします。
抹茶の香りも素晴らしいです。
仕上げは、ほんのりと甘いあずき餡でいただきました。
2段重ねの塗りの器で出てきました。
奥さまが頼んだ「みつ豆」は、これまでの常識を覆すような美しさです。
常盤貴子が久楽屋の若女将、沢藤三八子を演じていました。ほれぼれとする和服姿で、奥さまが座っている椅子に腰かけたシーンもありました。
「茶ろん たわらや」は、俵屋吉富の小川店に併設されています。右側の路地から入ります。
茶ろん たわらや
075-411-0114
京都市上京区寺之内通小川西入ル宝鏡院東町592
「雲龍」で有名な「俵屋吉富」の本店も、番組では久楽屋の本店として毎回のように登場しました。
俵屋吉富 本店
075-432-2211
京都市上京区室町通上立売上ル室町頭町285-1