幼稚園になった「301」@紫明幼稚園

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 京都市電の北大路車庫(現在は市バスの北大路ターミナル)のすぐ近く。北大路通から路地をちょっと入ったところに紫明(しめい)幼稚園(京都市北区小山東大野町83)はあります。
 ここの園庭に300型がいます。保存というより、再利用というのがぴったりです。現役の教室として使われています。

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 あまり広くはない園庭ですが、裏の路地側からもコンクリート塀で見えません。土曜日の午前中で園児はいなかったので、「市電の写真を撮らせてほしい」とお願いしました。「住所、氏名をお書きくださるなら」と、優しく招き入れられました。

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 「301」のナンバーがくっきりと残っています。塗装もしっかりしており、ていねいに使われているのがわかります。

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 教室の隅のドアを開けると、市電の車体につながります。すっかり園舎の一部に組み込まれてます。

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 内部はシートが取り去られ、平らな床になってます。
 「一番年少組の教室に使ってます。人気があります。卒園した子供からも、懐かしいという声をよく聞きます」。女性の先生がにこやかに話してくれました。

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                            撮影・08/06/28