都路に残る路面電車「嵐電」に乗る

嵐電1

 都路を今も走る路面電車です。弥勒菩薩で有名な太秦(うずまさ)広隆寺の前を通過します。
 「嵐電(らんでん)」(正式には京福電気鉄道嵐山線)は、四条大宮-嵐山間の嵐山本線と、途中の帷子ノ辻から北野白梅町を結ぶ北野線の11キロを走っています。

嵐電2

 西大路三条から西の山ノ内にかけての区間は、一般車両と同じ路面を走ります。

嵐電3

 嵐電には、難読駅名が続きます。ちょっとクイズです。読めますか(ルビの部分は画像処理で消してます)。答えは下の「続きを読む」をクリックしてください。

嵐電4

 
 まずは回答です。
 車折神社=くるまざきじんじゃ
 鹿王院=ろくおういん
 帷子ノ辻=かたびらのつじ
 蚕ノ社=かいこのやしろ
 西院=さい 阪急電車は同じ字で「さいいん」なのに、こちらは「さい」です。
 
 写真は、北野白梅町です。小さいながらターミナルの雰囲気が漂っています。

嵐電5

 御室仁和寺のホームでは、「藤袴(フジバカマ)」の原種が咲いています。

嵐電6

 「御室驛」と書かれたクラシックな看板のままです。「近畿の駅百選」に選ばれています。
 嵐電は、この春、多くの駅名を観光客にわかりやすいように変更しました。ここも現在は御室仁和寺です。

嵐電7

 鳴滝-宇多野間には桜のトンネルがあります。

嵐電8

 ヘッドマークは、紫式部、黄門山から遠山の金さんとにぎやかです。

嵐電9

 四条通を平面交差します。

嵐電10

 「坊や、気をつけて。電車がくるよ」

嵐電11

 太秦広隆寺ですれ違います。大部分が新型車両です。

嵐電12

 500円で1日乗り放題の「フリーきっぷ」です。スクラッチ式で、使用日を削ります。

「都路に残る路面電車「嵐電」に乗る」への2件のフィードバック

  1.  お久しぶりです。駅名は全部読めました。高校時代に、沿線に住んでおりました。自宅の最寄駅は、当時は「嵯峨野」でしたが、「嵯峨」の大覚寺などに行く観光客が間違って下車するとかで、多分現在は「有栖川」だと思います。懐かしい風景をありがとうございました。
     「高尾口」駅は、ホームが片方しかありませんでしたが、今はどうでしょうか。「オムロン社」は、御室から作った社名らしいですね。
     

  2.  イメルダさん、こんばんわ。
     「高雄口」は、今は「宇多野」と名を変えています。高雄口も、鞍馬口や丹波口と同様に、そこに至る出発地といった意味で、由緒ある地名ですよね。代える必要性はないと思うんですがね。
     ちなみにホームは、単線上にちょっと離れてますが、両方にあります。

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