都路を今も走る路面電車です。弥勒菩薩で有名な太秦(うずまさ)広隆寺の前を通過します。
「嵐電(らんでん)」(正式には京福電気鉄道嵐山線)は、四条大宮-嵐山間の嵐山本線と、途中の帷子ノ辻から北野白梅町を結ぶ北野線の11キロを走っています。
西大路三条から西の山ノ内にかけての区間は、一般車両と同じ路面を走ります。
嵐電には、難読駅名が続きます。ちょっとクイズです。読めますか(ルビの部分は画像処理で消してます)。答えは下の「続きを読む」をクリックしてください。
まずは回答です。
車折神社=くるまざきじんじゃ
鹿王院=ろくおういん
帷子ノ辻=かたびらのつじ
蚕ノ社=かいこのやしろ
西院=さい 阪急電車は同じ字で「さいいん」なのに、こちらは「さい」です。
写真は、北野白梅町です。小さいながらターミナルの雰囲気が漂っています。
御室仁和寺のホームでは、「藤袴(フジバカマ)」の原種が咲いています。
「御室驛」と書かれたクラシックな看板のままです。「近畿の駅百選」に選ばれています。
嵐電は、この春、多くの駅名を観光客にわかりやすいように変更しました。ここも現在は御室仁和寺です。
鳴滝-宇多野間には桜のトンネルがあります。
ヘッドマークは、紫式部、黄門山から遠山の金さんとにぎやかです。
四条通を平面交差します。
「坊や、気をつけて。電車がくるよ」
太秦広隆寺ですれ違います。大部分が新型車両です。
500円で1日乗り放題の「フリーきっぷ」です。スクラッチ式で、使用日を削ります。
お久しぶりです。駅名は全部読めました。高校時代に、沿線に住んでおりました。自宅の最寄駅は、当時は「嵯峨野」でしたが、「嵯峨」の大覚寺などに行く観光客が間違って下車するとかで、多分現在は「有栖川」だと思います。懐かしい風景をありがとうございました。
「高尾口」駅は、ホームが片方しかありませんでしたが、今はどうでしょうか。「オムロン社」は、御室から作った社名らしいですね。
イメルダさん、こんばんわ。
「高雄口」は、今は「宇多野」と名を変えています。高雄口も、鞍馬口や丹波口と同様に、そこに至る出発地といった意味で、由緒ある地名ですよね。代える必要性はないと思うんですがね。
ちなみにホームは、単線上にちょっと離れてますが、両方にあります。