大阪・交野市の星田の南に標高300mにも満たない丘陵地帯があり、星田60座と名付けられた60のピークが連なります。そのそれぞれに山名プレートがかかっているそうです。
山友の女性3人が先日、元気に歩いてました。わたしも負けじと「星の巡礼」をしました。
とはいえ、60座を1日で完全踏破するほどの体力も根性も、もはや持ち合わせてはいません。2回に分けることにして、きょうは西側の28座を踏破しました。
ピークハントというよりは、プレート・ハンティングかオリエンテーションといった感じでした。
【2023/04/13 09:17】
JR寝屋川公園がスタートでした。
わが家からのルートはいろいろあります。阪急水無瀬から準急、特急と乗り換えて淡路まで。初めて利用するJR淡路からおおさか東線で放出へ。学研都市線の住道で各停にと5回も乗り換えてやってきました。1時間ちょっとでした。
駅前にはコンビニがなく、ちょっと遠回りして昼飯を確保してからルートを進みました。
静かな竹林を行きますが、すぐ左手は住宅地です。
まずは日高山を目指します。その前に4座があります。
登り始めてたったの5分で最初のピーク、①南夫婦石山です。ベンチが設けられ、いい雰囲気です。
ここがわたしの第1座です。
一筆書きになぞっていきますが、踏み忘れがないように一覧表をつくってきました。チェックを入れていきます。
GPS地図アプリのYAMAPに上がっていたデータから借用してきました。このデータの主はJR星田を午前6時すぎにスタートして、全山縦走しておられます。
②夫婦石山まで行ってバック。③西谷山を越えます。
日高山まで5分です。ボッテ山って、変わった山名です。
④国見嶺を通過します。
【10:25】
⑤日高山には3つもプレートがかかっています。
⑥ボッテ山とはこんな漢字を書きます。拂底山です。「拂」は、はらう、払いのけるという意味だそうです。
⑦東拂底山、⑧皿谷山、⑨池之内山、⑩南池之内山といろんなデザインのプレートが続きます、
⑪星田山は、名前からしてこの辺りの山群の盟主でしょうか。
三角点がありました。
星田山からの急坂を下りました。思わずロープを手にすると、「過信しないで」。
⑫星海山からの下りが、一番急峻でした。
途中で関電巡視路の階段が途切れていました。台風で巡視路が流され、その後に直登ルートが付けられたようです。それを下ってきたのです。
⑬中尾山、⑭細栗山、⑮坂登山、⑯高松山と続きます。
星田新池の堰堤まで下ってきました。
⑰早刈山までピストンです。
【12:38】
星田新池広場に気持ちよさそうなベンチがあったので、昼飯にしました。
コンビニで買ってきた簡単な巻きです。
とりあえずの空腹を満たしました。
午後の部をスタートです。
⑱旭山、⑲電閃丘、⑳広望丘と尾根を登りました。
次は茄子石山を目指しますが、YAMAPには赤色ルートがありません。方角を頼りに踏み跡らしきものをたどりました。ルートを外れたようでしたが、途中にテープもあったので、そのまま登りました。
頂上らしきポイントに来ると、そこは㉑割林山でした。
ルートのあちこちにツツジが咲いていて、癒されました。
気を取り直して想定とは逆向きのループで㉒一蓋被の嶺、㉓茄子石山と巡り、㉔地獄谷山、㉕北山師岳と進みました。
東には、ゴルフ場の向こうにこれから進む峰々が連なっています。YAMAPとにらめっこしてどちらに進むか考えました。
「その1」はここらあたりまでと、㉖北茨尾山、㉗吉本山と下りました。
㉘中の山が、最後のピークとなりました。
【15:11】
南星台の住宅地を抜けたところに京阪バスのバス停がありました。すぐ横に奄山がありましたが、ルートがわかりませんでした。
1時間に1本のバスの方が先にやって来たので、飛び乗ってしまいました。
京阪交野から京阪で枚方市まで。バスで高槻市に行き、阪急で帰りました。
YAMAPはピークから半径100m内を通過すると、登ったことにカウントされます。確認すると、北山師岳のすぐ南にある西茨尾山も登ったことになり、30座となってました。