絶景の登山鉄道、ゴルナーグラート鉄道

【8月27日=ゴルナーグラート鉄道】

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 4000メートル峰が29座も連なるゴルナーグラート鉄道の終点、ゴルナーグラートです。
 雲ひとつない青空になりました。最高のコンディションです。

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 山麓のツェルマット駅です。ホテルで朝一番に朝食をとって、やってきました。午前8時発の2番電車です。最先端に座席を確保しました。

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 マッターホルンが近づいてきます。

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 下りの一番電車とすれ違います。

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 ローテンボーデンから下山中、電車が近づく音を耳に、あわてて丘に揚げって写した1枚です。

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 Riffelberg/リッフェルブルク駅です。ほとんどが複線で、ラックレールが敷かれています。

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 いつまでも見ていたかったマッターホルンですが、後ろ髪引かれる思いで下山しました。

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アルプス第2の高峰、モンテ・ローザを望む

【8月27日=ゴルナーグラート】

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 Gornergrat/ゴルナーグラート展望台(3089m)から見たMonte Rosa/モンテローザです。端麗な独立峰のマッターホルン(4478m)にばかり目がいきますが、モンテ・ローザがモンブランに次ぐアルプス第2の高峰です。

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 左のとがっているのがNordend/ノルトエント(4609m)、その右奥がモンテ・ローザの主峰、Dufourspitze/デュフールシュピッツ(4634m)です。

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 Grenzgletscher/グレンツ氷河が流れ落ちます。

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 もう少し右側の4000メートル急ピークのパノラマです。
 左端はCastor/カストール(4228m)、次がPollux/ポリュクス(4092m)、中央右の丸いのがBreithorn/ブライトホルン(4166m)、右のとがった山がKlein Matterhornn/クライン・マッターホルン(3884m)。もうすこし右にマッターホルンがそびえます。

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 Riffelsee/rリフェル湖に反射するモンテ・ローザです。

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 マッターホルンのさらに右側です。右側の堂々とした山がWeisshorn/ヴァイスホルン(4506m)、左端がZinarlrothorn/チナールロートホルン(4221m)です。

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ゴルナーグラート展望台からのマッターホルン

【8月27日=ゴルナーグラート】

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 麓の町、Zermatt/ツェルマットからGonergrat Bahn/ゴルナーグラート鉄道に乗って30分ほど。標高3089メートルのゴルナーグラート展望台に上がりました。

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 肩のあたりに登山基地となるヘルン・リ小屋が見えます。

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 スイス空軍(?)の戦闘機2機が飛び去りました。

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 記念撮影の観光客を待つサン・ベルナール(セントバーナード)犬です。首には、遭難者救助用の酒樽をぶら下げています。

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マッターホルンとエーデルワイス

【LIVE】

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 真っ青な雲ひとつない空に白いマッターホルンがそそり立ってました。ゴルナーグラード展望台では、いつまでも時を忘れてみほれました。
  午後には、エーデルワイスを探しにスネガ展望台に上がりました。ガレ場の先にその白い花は咲いてました。
  ツェルマットのホテルからは、ネットがつながりません。写真は帰国後、アップします。
  明日は、ルツェルンに行きます。ルツェルン音楽祭という旅のハイライトです。

 小さな池に反射する「逆さマッターホルン」を追加します。

マッターホルンを眺めながらの朝食

【8月27、28日=ツェルマット】

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 朝食もマッターホルンを眺めながらです。最高のぜいたくです。

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 Hotel Parnass/ホテル・パルナスの朝食には、温かな料理はありませんでした。

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 コーヒーを頼むと、温かなミルクが大きなポットでサーブされます。これは、スイスのどのホテルでも同じでした。

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スイスの名物料理、チーズ・フォンデューに舌つづみ

【8月26=ツェルマット】

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 チーズ・フォンデューに挑戦しようということになりました。実は2年前のスイスでも食べてません。これを食べずにスイス料理のことを話すのは失礼かと。
 ツェルマットのメーンストリートにある老舗ホテル「Schweizerhof/シュヴァイツァーホフ」の1階にあるレストラン「Schwyzerstuebli」です。予約なしでしたが、「9時までなら」と席を用意してくれました。
 フォンデュー鍋が運ばれてきました。チーズが煮えています。

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 サラダからスタートです。

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 パンの山です。こんなにたくさん!

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 パンを長いフォークに突き刺して、溶けたチーズの海に沈めます。
 意外とあっさりとしています。キルシュ、それともワイン(?)が効いてます。うん、おいしいと食べ進みましたが、いつまでたっても同じ味です。いくつもの皿を並べて、順番に味をたのしむ日本料理になれている口には、どうにも単調です。

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 ふかしたポテトもでてきました。でも、チーズの味は同じです。

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 音楽も入って店内はにぎやかです。

 隣の席に、日本人の障害者ばかりのツアーがやってきました。ほぼ全員が車いすです(翌日、ゴルナーグラート展望台でも出会いました)。それを店では、当然かのように出迎え、テーブルをセットしていました。客、店ともに感心することが多い光景でした。

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fondeu

 お代は、フォンデューが2人前で48スイスフラン、ビールと合わせて計74スイスフランでした。まあ、そんなもんでしょう。

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 日が暮れたツェルマットのメーンストリートです。おみやげ屋やレストランなんかが並びます。

 Schwyzerstuebli
Bahnhofstrasse 5/ 3920 Zermatt

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氷河急行でツェルマットへ

【8月26日=氷河急行】

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 氷河急行は、サン・モリッツからツェルマットまでを8時間かけて走ります。東半分はRheatischen Bahn(RhB)/レーティッシュ鉄道が、西半分はMatterhorn Gotthard Bahn(MGB)/マッターホルン・ゴッタルド鉄道が運行しています。
 中継地のディセンティス/ミュンスター駅では、牽引電気機関車がRhBの「Ge 4/4 Ⅲ」からラックレール区間も走れるMGBの「Hge 4/4 Ⅱ」に付け替えられます。

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 クールから先頭を走ってきたRhBの「COOP塗装機」が切り離されます。

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 MGBの「Hge 4/4 Ⅱ 1 Matterhorn」です。

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 座席の枕カバーには「GLACER EXPRESS」と刺繍がはいってます。

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 パノラマ車両は、広い窓から景色を楽しむことができます。

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 Brig/ブリークに停車しました。体を伸ばすために、ホームに降りました。でも注意しないと、アナウンスもベルもなしに発車します。

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 終点のZermatt/ツェルマットに到着しました。退屈することもない、楽しい旅でした。

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 上は、サン・モリッツ-ツェルマット間の氷河急行1等座席指定券です。2人で36.40ユーロです。日本で事前に予約してますので、ユーロ払いになっています。どういうわけかウィーンで発券されたらしくOEBBとオーストリア国鉄のロゴが入っています。
 下は、スイス・セイバー・フレキシー・パス1等3日間です。スイスの国鉄はもとより私鉄(レーティッシュ鉄道もマッターホルン・ゴッタルト鉄道も私鉄です)のほとんどや都市交通、美術館までが乗り放題、タダとなるスイス・パスです。セイバーは複数人が同一行程を移動するときの割引。フレキシーは、決められた期間内の自分で指定する日だけ有効という条件です。わたしは2人分で394.35ユーロでした。
 券面には、わたしが書き込んだ使用日と、検札の印がが入ってます。

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氷河急行の傾いたグラス

【8月26日=氷河急行】

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 氷河急行に乗りました。St.Moritz/サン・モリッツからZermatt/ツェルマットまで約270Kmを8時間もかけて走ります。平均時速は34Kmにすぎません。
 急坂を上り下りする氷河急行の名物が、この「傾いたグラス」です。ワインがこぼれないような、わざと傾けてあるのです。みやげにと購入し、さっそく持ち込んだ赤ワインを注ぎました。車両の窓枠やビンの傾き、ワインの水平線の具合などから、かなりの坂を走っていることがわかると思います。
 サン・モリッツのCO-OPで買った安物のワインですが、こうして飲むと格別です。
 
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 現在のパノラマ列車は食堂車を連結せず、座席で食べられるようになっています。これも氷河急行の名物ですが、事前に見たテレビ番組では、いかにも冷凍食品といったニンジンなど、どうもおいしそうではありません。それに予約が必要なうえ、高価です。
 わたしたちは、安上がりにCOOPで仕入れてきたパンにチーズやハムを重ねて食べました。ホテルの朝食の食堂からいただいてきた果物やバターも加わって、おししい昼食でした。

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 食堂車は連結してませんが、隣の車両はサロンカーでした。のんびりとお茶にしました。

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 隣の乗客が食べていた名物のランチです。実物は、なかなかおいしそうでした。ケチらずに頼んだらよかったかなと、ちょっと心が残りました。

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オーバーアルプ峠を越える氷河急行

【8月26日=氷河急行】

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 氷河急行がルート最高地点のOberalppass/オーバーアルプ峠(2033m)を越えます。
 St.Moritz/サン・モリッツ(1775m)を出発した列車は、Chur/クール(585m)で最低地点まで下ります。オーバーアルプ峠を越えると、Visp/フィスプ(658m)までもう一度下り、終点のZermatt/ツェルマット(1604m)まで登ります。
 途中のDisentis/ディゼンティス(1130m)までのReatische Bahn/レーティッシュ鉄道は、粘着運転でカーブを繰り返し、ループを描きながら急坂を登ります。
 後半のMatterhorn Gotthard Bahn/マッターホルン・ゴッタルト鉄道区間はラックレースをきしませて、一気に登っていきます。

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 森林限界を超えているので、荒涼とした土地が広がります。

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 列車は右に左に急カーブを曲がりながらAndermatt/アンデルマットへと下っていきます。

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 これから走っていく線路が見えています。

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  アンデルマットはアルプスの十字路です。ひと休みとなりました。

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 アンデルマットを発車すると、すぐにトンネルに入りました。フルカ・トンネルです。昔はフルカ峠を越えました。そこから氷河を臨めることができたことから「氷河急行」と名付けられました。

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氷河急行の見せ場、ランドヴァッサー橋

【8月26日ーランドヴァッサー橋】

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 氷河急行の最大の見せ場です。ランドヴァッサー橋です。川床からの高さ65mにかかる、ローマの水道橋に似た美しい橋です。
 Filisur/フィリズールの駅を過ぎると、トンネルにはいります。そこを抜けると-
 え、なに? この赤いの…。
 こんな風になっているのは知ってました。架橋100年目にしての大工事中です。日本のようなブルーテントじゃなかったことを感謝すべきでしょうか。

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 振り返りましたが、シャッターを押す気力が失せてしまいます。
 ちょうど車内検札にやってきた女性車掌は、「どうぞ、先に写真を撮ってください」と愛想よかったのですが。

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 いくら振り返っても、やはり赤いです。

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 NHKの「世界遺産への招待状」で今夜、放送されていた番組でも、やはり橋は赤かったです。

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