【8月26日=氷河急行】
氷河急行は、サン・モリッツからツェルマットまでを8時間かけて走ります。東半分はRheatischen Bahn(RhB)/レーティッシュ鉄道が、西半分はMatterhorn Gotthard Bahn(MGB)/マッターホルン・ゴッタルド鉄道が運行しています。
中継地のディセンティス/ミュンスター駅では、牽引電気機関車がRhBの「Ge 4/4 Ⅲ」からラックレール区間も走れるMGBの「Hge 4/4 Ⅱ」に付け替えられます。
クールから先頭を走ってきたRhBの「COOP塗装機」が切り離されます。
MGBの「Hge 4/4 Ⅱ 1 Matterhorn」です。
座席の枕カバーには「GLACER EXPRESS」と刺繍がはいってます。
パノラマ車両は、広い窓から景色を楽しむことができます。
Brig/ブリークに停車しました。体を伸ばすために、ホームに降りました。でも注意しないと、アナウンスもベルもなしに発車します。
終点のZermatt/ツェルマットに到着しました。退屈することもない、楽しい旅でした。
上は、サン・モリッツ-ツェルマット間の氷河急行1等座席指定券です。2人で36.40ユーロです。日本で事前に予約してますので、ユーロ払いになっています。どういうわけかウィーンで発券されたらしくOEBBとオーストリア国鉄のロゴが入っています。
下は、スイス・セイバー・フレキシー・パス1等3日間です。スイスの国鉄はもとより私鉄(レーティッシュ鉄道もマッターホルン・ゴッタルト鉄道も私鉄です)のほとんどや都市交通、美術館までが乗り放題、タダとなるスイス・パスです。セイバーは複数人が同一行程を移動するときの割引。フレキシーは、決められた期間内の自分で指定する日だけ有効という条件です。わたしは2人分で394.35ユーロでした。
券面には、わたしが書き込んだ使用日と、検札の印がが入ってます。