氷河急行の傾いたグラス

【8月26日=氷河急行】

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 氷河急行に乗りました。St.Moritz/サン・モリッツからZermatt/ツェルマットまで約270Kmを8時間もかけて走ります。平均時速は34Kmにすぎません。
 急坂を上り下りする氷河急行の名物が、この「傾いたグラス」です。ワインがこぼれないような、わざと傾けてあるのです。みやげにと購入し、さっそく持ち込んだ赤ワインを注ぎました。車両の窓枠やビンの傾き、ワインの水平線の具合などから、かなりの坂を走っていることがわかると思います。
 サン・モリッツのCO-OPで買った安物のワインですが、こうして飲むと格別です。
 
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 現在のパノラマ列車は食堂車を連結せず、座席で食べられるようになっています。これも氷河急行の名物ですが、事前に見たテレビ番組では、いかにも冷凍食品といったニンジンなど、どうもおいしそうではありません。それに予約が必要なうえ、高価です。
 わたしたちは、安上がりにCOOPで仕入れてきたパンにチーズやハムを重ねて食べました。ホテルの朝食の食堂からいただいてきた果物やバターも加わって、おししい昼食でした。

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 食堂車は連結してませんが、隣の車両はサロンカーでした。のんびりとお茶にしました。

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 隣の乗客が食べていた名物のランチです。実物は、なかなかおいしそうでした。ケチらずに頼んだらよかったかなと、ちょっと心が残りました。

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