【8月26日=氷河急行】
氷河急行がルート最高地点のOberalppass/オーバーアルプ峠(2033m)を越えます。
St.Moritz/サン・モリッツ(1775m)を出発した列車は、Chur/クール(585m)で最低地点まで下ります。オーバーアルプ峠を越えると、Visp/フィスプ(658m)までもう一度下り、終点のZermatt/ツェルマット(1604m)まで登ります。
途中のDisentis/ディゼンティス(1130m)までのReatische Bahn/レーティッシュ鉄道は、粘着運転でカーブを繰り返し、ループを描きながら急坂を登ります。
後半のMatterhorn Gotthard Bahn/マッターホルン・ゴッタルト鉄道区間はラックレースをきしませて、一気に登っていきます。
森林限界を超えているので、荒涼とした土地が広がります。
列車は右に左に急カーブを曲がりながらAndermatt/アンデルマットへと下っていきます。
これから走っていく線路が見えています。
アンデルマットはアルプスの十字路です。ひと休みとなりました。
アンデルマットを発車すると、すぐにトンネルに入りました。フルカ・トンネルです。昔はフルカ峠を越えました。そこから氷河を臨めることができたことから「氷河急行」と名付けられました。