夏野菜たっぷりのペペロンチーノです。
ジムに通ってもお腹がへこまないので、パスタの量を100グラムに減らしました。具材が多いのだから、同じことですかね。
きょうも美味しく、ペロリと平らげました。
ナスにピーマン、パプリカ、トマト、ルッコラとベーコンです。
こんな缶も忘れずに。
粉チーズで味変しました。
恒例の材料一覧の撮影を忘れてました。
ウィーン・フィルハーモニーは、ベルリン・フィル、アムステルダム・コンセルトヘボウとともに世界の3大オーケストラです。初めて聴いたのは、オーストリアのザルツブルクを訪れた2004年のことです。
長い間の憧れだったザルツブルク音楽祭で祝祭劇場大ホールに登場しました。ジョルジュ・プルートル指揮するベルリオーズの幻想交響曲は、弦が限りなく美しかったです。
まだ若かったです。55歳に到達して、新聞記者生活を始めて以来、初めて1週間のリフレッシュ休暇を取りました。
ザルツブルクの思い出は、2度目の旅で大指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンの墓を参ったことです。アニフという村の小さな教会の墓地に、予想外につつましやかな墓がありました。
アフタヌーンティーをいただきました。といってもわが家でお茶とケーキを並べただけです。
伊丹のホールに音楽会を聞きに行った奥さまが、阪急・伊丹近くの「パティスリー ラクロワ(patisserie lacroix)」でみやげに買ってきました。
店のHPで調べると、「オリヴィエ」というオリーブオイルのムースです。夏の定番のようです。
オリーブオイルのムース、レモンクリーム、トロピカルドライフルーツ、ココナッツのダックワーズ。そんなのでできています。
甘さ控えめ、さっぱりとしたお味でわたしでもおいしくペロリでした。
ラズベリーのムースです。
ロンネフェルト(Ronnefeldt)のティーバッグ、ジンジャー&レモンをいれました。
さわやかなお味のハーブティーです。
パティスリー ラクロワの店舗写真などはありません。HPをご覧ください。
オーナー・シェフ・パティシエは、奥さまの知り合いの息子さんでした。
PATISSERIE LACROIX(パティスリー ラクロワ)
072-747-8164
伊丹市伊丹2-2-18
オランダ・アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とともに世界の三大交響楽団といわれます。その本拠地がコンセルトヘボウです。ボストンのシンフォニーホール、ウィーンの楽友協会と同様に、戦前からの姿を伝えるシューボックス型の音響の優れたコンサートホールです。
ベルリンでマリス・ヤンソンスの指揮の虜になりました。常任をしていたコンセルトヘボウでも聴きたくなって、2014年に訪れました。期待通りの素晴らしいコンサートでした。
小ホールで開かれる無料のランチコンサートも楽しみました。
2019年にアムステルダムに立ち寄ったときにも、トラムで思い出のコンセルトヘボウの前まで行ってみました。
奥さまは、合唱の遠征旅行の折にもう一度、コンセルトヘボウに行ってます。プロムシュテットの指揮するドヴォルザークのチェロ協奏曲などを聴いたそうです。
京都・岡崎の京都国立近代美術館で「若きポーランド [色彩と魂の詩 1890-1918]」を楽しみました。
オルガ・ボズナンスカの「菊を抱く少女」です。圧倒的な眼力で見つめられました。黒く大きな瞳ばかりを見返してしまいました。吸い込まれてしまいそうな、なんとも不思議な絵でした。
1点を除いてカメラ撮影が許可されていました。わたしもカメラを向けました。髪の毛に室内照明が反射しています。
日本初公開の絵画がほとんどです。その中からポスターにも使用されていました。
美術館の最寄りの地下鉄・東山駅にも掲示されていました。
「日曜美術館」(NHK-TV)でピアニストの反田恭平さんが「ジャル」という単語で説明していました。これを見て、会期末間際に滑り込みました。
反田さんが、初めて訪れたポーランドで見た秋が描かれています。
ショパンの「葬送行進曲」と同じテーマが描かれているそうです。
カメラ撮影がOKなうえに、「線まで下がってください」というだけで作品との距離も近い展示でした。
「夜明けのブランティ公園」です。国土が消えたポーランドの宮殿を朝もやの背後に置いて、夜が明けるの待っています。
どれも繊細なタッチで描かれています。
ウィーンでのとトルコ軍との戦いを描いています。
サブ・タイトルとなっている20世紀前後に、「若きポーランド」と呼ばれた画家たちの作品が並んでいました。その先鞭をつけたヤン・マテイコの代表的作品です。
近代美術館に入ったのはいつ以来でしょうか。思い出せません。
改装されて、すっかりきれいになっています。
この広いロビーで、反田さんのピアノ演奏会も行われました。ショパンの「ラルゴ(神よ ポーランドをお守りください)」も弾いたようです。抽選に落ちましたが、聴きたかったです。
チケットを買おうとして、JAF会員割引の対象であることがわかりました。ありがたい200円引きです。
暑い一日でした。白川の川辺だけは、涼しい風が吹いていました。向こうが美術館です。
京都・岡崎の京都国立近代美術館で「若きポーランド」を見ました。疏水端を歩き「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス 京都店」でランチにしました。オーストリア・ハプスブルク王家御用達のベーカリー直伝のパンを味わいました。
シンプルにクロワッサン(385円)とプレッツェル(275円)です。
小麦の味が素晴らしいです。プレッツェルの塩味とパリッと焼けた細い部分がサイコーです。
京都は猛暑日となった暑さでした。よく冷えたビールがたまりませんでした。
オーストリア産のツィラタール・ピルスです。スッキリとした軽い飲み味です。
チロル地方にある創業1500年という古い醸造所で作られています。
奥さまは白ブドウスパークリングです。味見しましたが、ちょっと甘くてスッキリとしていました。
ショーケースをのぞき込んでオーダー。店内はいっぱいだったので、テラスでいただきました。
テラス席は時おり、涼しい風も吹き抜けました。でもこれからは長時間は無理ですね。
塀にハプスブルク家の紋章、双頭の鷲をデザインしたパネルが掛かっています。
こちらがオリジナルです。
オーストリア第2の世界遺産の街、グラーツにあるホーフベッカライ エーデッガー・タックスです。ここの秘伝のレシピを伝授されています。
グラーツは2010年と19年(写真)に訪れました。
「ウィーンでのんびりと」というタイトルで旅しました。2019年のことです。インスブルックからスタート。ウィーンで1週間ほど過ごした後、またもベルリンを訪れました。旅の仕上げはベルリン・フィルでした。
シベリウスの交響曲第1番が終わり、拍手に包まれてフィンランドの若い指揮者、Santtu-Matias Rouvaliがコンサートマスターの樫本大進と握手したところです。
この日のステージにはピアノが置かれていました。日本人の母親をもつドイツ人ピアニスト、アリス=紗良・オットが裸足で登場して、天女のような響きを聞かせてくれました。
ベルリンの響き ロウヴァリとアリス=紗良・オットがラヴェルのピアノ協奏曲で共演
フィルハーモニーのショップでみやげに買ったCDは左下です。すっかり魅せられて、大津・びわ湖ホールでの来日リサイタルで再会しました。
ベルリン・フィル・デビューした日本人指揮者の山田和樹はインタビューで、「ヤンソンス指揮のブラームス2番を聴いた」と話していました。
マリス・ヤンソンスは、わたしが初めてベルリンでベルリン・フィルを聴いた指揮者だったことは「その1」で書きました。
ブラームスの交響曲第2番は、2度目のベルリン(2014年)のサイモン・ラトル指揮でその大爆発に身を置きました。
山田のデビュー・プログラムの2曲目、武満徹の「ウォーター・ドリーミング」では、エマニュエル・パユが独奏フルートを聞かせてくれました。パユは、コンサートマスターの樫本大進についで名前を覚えた気になる奏者でした。
ベルリン・フィルハーモニーのショップでみやげに買ったパユのCD(左)です。
テレビ録画で見た現在のパユは、髪の毛がだいぶ後退していました。
ジムのあとの昼飯です。珍しくラーメンが食べたくなりました。高槻では人気トップでいつも行列ができている「麺屋 八海山」です。
「味玉入煮干そば」(1100円)です。煮干出汁ベースの澄んだスープに背脂が浮かんでいます。
うどんのように太い縮れ麺です。シコシコとうまいです。
トッピングされている分厚いチャーシュー、太いシナチク、たっぷりのネギ、それに味玉と口にいれるたびに味変です。
こんなのも忘れてはいません。
メニューはシンプルです。基本、煮干そばだけです。
最初に食べたのはオープン直後の2011年。次が19年。そして3回目です。
メニューは左が現在。右は11年当時です。ちょっと値上げされただけです。ビールなんて、なんと同額です。
開店と同時に入りました。カウンターに2人がけベンチが5つ。11人目に並んでいたわたしは、最初の客が食べ終わるまで待たされました。
眼の前に雑誌とともに産経新聞とサンスポが並んでいました。
シャッターが空いたところです。
麺屋 八海山
072-684-1778
高槻市芥川町1-14-9
ドイツ・ベルリンにあるベルリン・フィルハーモニーは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が本拠地とするコンサート・ホールです。
日本人指揮者、山田和樹のベルリン・フィル・デビューが話題となっています。LIVE放送は未明だったので、ビデオ録画でサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」の圧倒的響きの片鱗を、わが家の小さなTANNOYのスピーカーで楽しみました。
幕間のインタビューで山田は「最初にベルリンを訪問したのは大学卒業後の2002年で、ヤンソンス指揮のブラームス2番を聴いた」と話していました。
わたしはその10年後の2012年に初めて訪れました。
マリス・ヤンソンスが指揮するドボルザークの交響曲第9番「新世界より」が、わたしの生涯で聴いた最高のシンフォニーとなりました。本物のオーケストラに酔った夜でした。ヤンソンスの小さな体から放たれた細やかで大胆なエネルギーが、今もわたしの脳裏を駆け巡っています。
「My memory」というカテゴリーをつくりました。2005年のブログ開設以来、書き連ねてきた「『どたぐつ』をはいて⋯」のカラムも膨大となってきました。そこに残されている文字や画像を整理して、あれやこれやの記憶をたどりたいと思います。まずはコンサートホール編から始めます。