京都・洛西 まつおえんげいの満開のバラ

 洛西の「まつおえんげい」は、バラの苗木で有名な園芸店です。純白や色とりどりのバラが咲き乱れていました。販売用ですが、それを無料で鑑賞させていただきました。
 自宅近くの施設で暮らす義母を連れ出しました。コロナ以来、病院以外への外出は初めてでした。気分転換になったようです。

 英国から輸入したものなど、珍しい品種がそろっています。
 「ジャクリーヌ・デュ・プレ」です。若くして亡くなった天才女性チェリストの名を頂戴しています。

 妖艶さが漂います。

 豪華絢爛!

 気持ちの良い木陰を作ってくれます。この下のベンチで休みました。

 併設の喫茶ログハウスのアイスクリーム付きワッフルとアイスコーヒーをいただきました。

 程よくカリッと焼き上がったワッフルです。

 まつおえんげい
 075-331-0358
 京都市西京区大枝西長町3-70

 義母は車いすを常用するようになりました。わたしのマイカーには収まりません。
 車いすのまま乗降できる福祉用の車をレンタルしました。

 新型コロナウイルスの抗原検査も受けました。初めての体験でした。
 唾液を採取して10分もすると、検査確認(C)に赤線が出ました。抗原(T)には変化がなく、感染していないことがわかりました。
 検査キットは中国製でした。ワクチンなら断るところですが、これなら問題ありません。

JA3UWS ただいまFT8で運用中

 ほぼ半世紀ぶりに再開局したアマチュア無線局、JA3UWS(わたしのコールサイン)です。目下はFT8という形式で、最近は主流となっているデジタル通信で楽しんでいます。
 わたしの部屋の机の上です。左に置いているノートパソコンが、FT8のコントロール部です。この画面をにらみながら、マウスでクリックして通信をしています。
 マイクを片手に「CQ、CQ・・・」とがなり立てるようなことはありません。すべてはパソコンの中でデジタル処理されています。相手局と電波の到達を確認しあうだけで、余計な会話は一切ありません。それもまた現代流なのかもしれません。
 メーンパソコンの大きなディスプレーには、交信した相手局と交わしたQSLカードの一部を表示しています。かつては紙に印刷したカードを郵送していました。これもメールを通じてファイルを交換しています。

 自動で記録された本日のログファイルです。右端に交信相手局の住所が表示されています。ほぼ日本全国に広がっています。
 これまでに600余局と交信しました。

 ベランダがある南向きの部屋です。ここにトランシーバー(送受信機)などを置いています。
 こちらのノートパソコンを、リモートでわたしの部屋のパソコンから操作しているのです。

 トランシーバーは、八重洲無線のFT-891Mという小型機です。これでHF帯から50MHZまで運用できますが、使っているのはもっぱら7MHz帯です。
 上の小さな箱を通してパソコンとつながっています。

 電波の出入口は、マンション4階のベランダに取り付けたアンテナです。
 アパマンハム(アパートやマンション暮らしのアマチュア無線局)にとって、アンテナの設置は悩みの種です。
 わたしは長さ1.5mほどのロッド・アンテナです。マンション暮らしではこれが限界ですが、今のところはそこそこ満足しています。

自分でつくる イカとセリのペペロンチーノ

 京丹波の道の駅「和(なごみ)」で買ったセリが、そのまま残っています。イカと合わせてパスタにしました。
 映えを意識して、トマトも加えました。彩がそれだけで変わります。

 シャキシャキとしたセリが、いい食感です。

 これだけで200円です。食べきれません。
 スルメイカは生協の宅配です。

 

兵庫芸文 畑儀文「シューベルト歌曲弾き歌い」

 兵庫芸術文化センターの小ホールです。テノールの畑儀文さん弾き歌いでシューベルトの歌曲集「美しき水車屋の娘」を聴きました。
 大昔にペーター・シュライヤーの「水車小屋(一般的にはこちら)」を聞いて以来でした。
 ピアノ伴奏の鍵盤を弾きながら歌います。「世界で初めて?」と、自ら話しておられました。それを苦も無く、いや練習は充分にしておられるはずですが、楽々そうにこなします。「もう1曲、聴きますか?」とアンコールは3曲。そのエネルギーには感心するばかりでした。
 プログラムの日付は1月となっています。新型コロナのために延期されていました。行けなくなった知人がチケットを譲ってくださいまいた。ありがとうございます。

 2005年の「プラハの春音楽祭」で、ペーター・シュライヤー(写真中央)がバッハのヨハネ受難曲の指揮兼エバンゲリストをつとめたステージです。
 その年の10月、畑さんが同じヨハネで最初の振り歌いをされる前に、奥さまが畑さんにわたしが撮ったこの写真を渡しました。参考にされたようです。
 畑さんが指揮兼エバンゲリストをつとめるヨハネやマタイはその後、何回も聴いています。
 

 プラハのルドルフィヌム(芸術家の家)にあるドボルザーク・ホールは、本当に素晴らしいホールでした。
 その後、ムジーク・フェライン(ウィーン)、ベルリン・フィルハーモニー、アムステルダム・コンセルトヘボウなど多くのホールで楽しむスタートとなったコンサートでした。

東山三十六峰 その2 清水山から清閑寺山・・・とプレートはなし

 京の都の東山三十六峰を巡るウオーキングの2回目は、前回に続いて清水山から清閑寺山へと6峰をたどりました。ところが、プレート・ハンティングの結果は、無残にも6戦6敗に終わりました。
 ここだけは確実にあるだろうと思っていた30峰の清閑寺山です。よく目立つ石塔が目印です。ところがありませんでした。
 京都一周トレイルのルート上ですので、過去に何度も登っています。左は2015年7月、右は18年1月です。その後の台風か何かで、プレートが縛り付けられていた枝そのものがなくなったようです。

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京丹波 「わち山野草の森」のエビネや花々

 GWも後半です。毎日が日曜日の身にはありがたさがイマイチですが、にぎわう行楽地のテレビニュースを横目に、「どこかに行こうか」。
 ニリンソウでも咲いてないかなと、京丹波町の「わち山野草の森」まで車を走らせました。何年も前ですが、ここでニリンソウの鉢を買って、育てたことがあります。マンションのベランダでは育つはずもありませんでした。
 きょうのおすすめの花はエビネとチョウジソウでした。

 タカネエビネにキエビネです。ラン科エビネ属の多年草です。
 古い球茎が10年以上も残り、地表近くに連なるさまをエビに見立てたことに由来するそうです。 

 最初の1輪を、これ何だろうと撮影しました。
 チョウジソウ(丁字草)でした。リンドウ目キョウチクトウ科の多年生植物です。

 昼飯は、園内のベンチでいただきました。
 すぐ近くの道の駅「和(なごみ)」で買ってきました。

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能勢妙見山 クマガイソウと出会う

 クマガイソウ(熊谷草)の花と初めて出会いました。
 10日ほど前に山友がアップしてました。ネットを調べるとまだ咲いていることがわかり、良い天気につられて出かけました。
 ラン科アツモリソウ属に分類される多年草で、大きな花をつけます。
 「和名の由来は、アツモリソウともに、膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣に見立て、源平合戦の熊谷直実(くまがい なおざね)と、一ノ谷の戦いで彼に討たれた平敦盛(たいら の あつもり)にあてたものである。」 これがウィキペディアの説明です。

 不思議な格好をしています。ニワトリの卵ほどの大きさです。

 ちょっと盛りは過ぎて、すでに枯れ始めているのもあります。それでも保護地の斜面いっぱいに咲いています。

 扇型の特徴的な形をした葉です。

 アツモリソウは、北海道・礼文島で固有種のレブンアツモリソウを見たことがあります。
 無骨な直実に対して、紅顔の美少年・敦盛との対比の妙です。

 花の浮島 礼文島

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大阪・OCAT スーパードライOCATモールのミックスグリルセット

 かつての勤務地の隣のビル、大阪・OCAT5階の食堂街です。ミナミでの昼飯はなんとコロナ以前の3年前の3月以来。OCATは、まだ現役だった2014年以来でした。
 ひと回りしましたが、かなりの店が入れ替わっています。そんなかで一番無難な選択で、昔からある「アサヒ スーパードライOCATモール」です。ここなら店内が広々としていることがわかっていました。
 「ミックスグリルセット」(980円)です。びっくりするほどのことはありませんが、アタリ・ハズレはありません。

 ランチは1000円オーバーがあたり前の中でがんばっています。スープと飲み物がセルフで飲み放題です。

 昔と同じ店構えです。
 
 アサヒビアレストラン スーパードライ OCATモール
 06-6635-3234
 大阪市浪速区湊町1-4-1 大阪シティエアターミナル5F モール街

 昼飯の後、OCAT4階にある大阪市立難波市民学習センターで行われたセミナー「古地図のススメ~伏見から八軒家まで、三十石船に乗ってみよう」を聴講しました。
 大阪くらし今昔館「町家衆」の酒井裕一さんが講師です。東海道五十七次の大津の宿から伏見、淀、枚方、守口を経て終点の高麗橋までのルートを、古地図や江戸時代のガイド本「淀川一覧」などの図画をふんだんに使って教えていただきました。
 ほとんどのルートを歩いたことがあります。それでも木津川、宇治川、桂川の三川合流域の河川付け替えの変遷など興味深い話がいっぱいでした。いただいた「京街道ウオーキングマップ」を頼りに、もう一度、歩きたくなりました。

京都・嵯峨 二尊院の桜と青紅葉

 雨も上がったようなので、カメラを肩に散歩に出かけました。
 行き先は二尊院。嵯峨・小倉山の麓にあります。遅咲きの「二尊院普賢象桜」が、まだ咲いていると知ったからです。
 阪急で嵐山まで270円。そこからスタートすれば、いつもとはちょっと違った「歩く人」を楽しむことができました。

 枝垂れ桜が終わる4月半ば過ぎから咲き始める八重咲の桜です。

 

 あちこちで見かけるようなった花手水です。

 本堂の庭に、鹿威しの「カーン」という音が響きます。

 純白のツツジです。

 お地蔵さんの周りにシャガがいっぱいです。

 黄色い実は、タチバナ(橘)です。酸っぱいそうです。

 紅葉の老木に、セッコク(石斛)が花をつけています。

 3色のセッコクもありました。

 真っ赤なキリシマツツジがラインを伸ばしている「紅葉の馬場」です。

 青紅葉は、日照が足りずにイマイチ鮮やかさに欠けました。

 「小倉山のふもと二尊院で、千二百年の静寂と出会う。」
 いただいたパンフレットに書かれていました。

 本堂には釈迦如来と阿弥陀如来の2尊が祀られています。だから二尊院です。

 二尊院
 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
 075-861-7972

自分でつくる ホタルイカと新キャベツのパスタ

 ホタルイカでパスタってできるかな? とネットを検索すると、あるものです。新キャベツとあわせた和風味のレシピがヒットしました。いつものペペロンチーノにホタルイカと新キャベツを入れ、最後に出汁しょうゆで味付けしただけです。
 加える具材が変わるたびに、パスタの味は変わっていきます。

 春の香りを運んでくれるホタルイカです。いまやシーズンは終盤かもしれませんが、好物のお味です。

 1舟づつピンセットを使って目を取り、腹の舟(軟骨?)を取り出します。ちょっと面倒な作業ですが、これで口触りが変わります。

 「菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味」も、わたしが毎年のように作っているレシピです。ことしも1カ月ほど前にいただきました。このブログには紹介してませんでしたので、1カットだけ張り付けておきます。