京都・桂 「宅パン穂土」のきのこグラタンとオニオンスープ

 毎週火曜日の朝、「ピンポ~ン」とチャイムが鳴ります。クルマにパンを載せて売り歩いているフランス人の兄ちゃんが奥さまの好物の5枚切りの食パンをぶら下げて、マンション4階のわが家までやってきます。「他のもあるの?」と奥さまが聞くと、流ちょうな日本語であれこれとパンの名をあげ、クルマまで取りに戻りました。
 「きのこグラタン」と「白身魚のチーズサンド」が、独り食べるわたしのきょうの昼飯になりました。

 手作り感いっぱいの、自然な味のパンです。

 オニオンスープでいただきました。
 粉末スープに湯をそそいだだけです。浮かせたポーチドエッグは、電子レンジで簡単に作りました。ちょっとタイムオーバーだったようで半熟状態でした。

 淡路島の諭鶴羽山に登った帰りに寄った淡路インターの売店でみやげに買いました。
 タマネギたっぷりのいい味です。

 パンの販売者は「穂土」となっています。ところがネット検索しても神奈川県のパン屋くらいしかヒットしません。京都・桂の住所地は、ストリートビューで見てもただの住宅地で店舗らしきものは見あたりません。
 「ボクは桂から来てるけど、パンは京北(京都市の北部)で焼いたのを毎日、運んでくる」と話していたのを手掛かりにさらに探すと、「田中店」という女性が焼いているこだわりのパン店が見つかりました。さらにそのパン店のブログに『「穂土(ほと)」さんの移動販売車に乗せてもらって、左京区、西京区、伏見区、高槻市に旅に出ます。』という書き込みを見つけました。これでパンの正体が判明しました。安心して、また買ってあげましょう。
 「ホト」とは、ひょっとしたらあのフランス人の兄ちゃんの名前ではないでしょうか。そんな気がしてきました。

大阪・水無瀬 「muk」のモーニング

 朝から、自宅近くの内科医院で国保の特定健康診断を初めて受診しました。朝食抜きだったので、駅前の喫茶店「muk」に直行して、モーニングにしました。
 小さな喫茶店は、煙が気になります。ここは喫煙スペースが離れているので安心です。パン屋の直営なので、分厚いパンもおいしいです。
 スポーツ紙を読みながらのコーヒーは久しぶりです。両隣は、ぼんやりと座っておられるお独りのご老婦さんでした。 

 「半分トースト+サラダ+対象ドリンク」で500円でした。水などもセルフになっていて、メニューを簡略化して合理化したようです。

 向こうが阪急水無瀬です。 

 muk (ムク)
 075-962-7800
 大阪府三島郡島本町水無瀬2-4-10

京都人の密かな愉しみ その3 玉井パン「まっしゅ京都」を訪ねる

 「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 送る夏」(NHK-BSプレミアム)で、「玉井パン」としてロケ地となったのが、四条烏丸近くの「Boulangerie MASH Kyoto まっしゅ京都」です。
 パン好きの京都の町になじんだ店です。ちょっと小ぶりのパンは、どれも優しい味です。
 これは、良く冷えた牛乳が欲しいです。ドラマの中にも、そんなセリフがありました。 

 1個が100円台。5個買って900円でした。普段使いの町のパン屋さんならではです。

 ロケ地として選ばれるのも納得の店構えです。番組では、西陣にあるように描かれていましたが、実際には四条烏丸に近いあたりでした。

 ドラマでは、このパン屋で上町葉菜(趣里=水谷豊、伊藤蘭の娘)がパン職人の修業をしていました。ちょっと頼りないがすご腕のパン職人 玉井利夫(甲本雅裕)がいい味、出してました。

 Boulangerie MASH Kyoto まっしゅ京都
 075-352-0478
 京都市下京区東洞院通高辻下る燈籠町568

 このブログに登場した「京都人の密かな愉しみ

宇治 「たま木亭」のカレーパンと興聖寺

 宇治の興聖寺に墓参りに出かけました。その前に「たま木亭」の前を通り、花屋に寄るのがお決まりのルートです。休日は行列がすごくて最近は敬遠気味でしたが、きょうは店の前の駐車場が空いてました。
 陳列棚の前を前の人に従ってひと巡りしておいしそうなのを買って帰り、昼飯にしました。
 一番人気だと思っているカレーパンです。パンもおいしければ、詰まっているカレーの辛さも程よいです。 

 コーヒーで簡単にいただきました。

 大きなベーコンが詰まっているパンシューもお薦めです。
 いずれも220円。そこいらの町のパン屋さんの価格設定です。
 尖がっているあたりのパリッと焼けてたところがたまらないバケットも。食パンは、「焼きたてで切れない」ということで、1本そのまま買ってしまいました。

 興聖寺の前のオオシマザクラ(大島桜)です。まだほんのりと蕾が膨らんでいるところでした。
 今夜、BSで再放送していた「京都人の密かな愉しみ 逢瀬の桜編」には、冒頭に満開のところがチラッと登場していました。別のシーンでの説明で、このサクラの葉が和菓子の桜餅を包むのに最適なことを知りました。

 墓地の入り口には、シカよけの柵が設けられ、周囲はネットで覆われていました。宇治山のシカが下りてきて、その日のうちに墓に供えられた花をみんな食べてしまっていたのです。おかげできょうは、花があちこちに飾られたお彼岸らしい風景でした。

 これまでのたま木亭
 昨年暮れに興聖寺に行ったときも、同じ組み合わせのパンを食べてました。

 たま木亭
 0774-38-1801
 宇治市五ケ庄平野57-14

興聖寺と「たま木亭」のカレーパン

 宇治の興聖寺に墓参りに出かけました。琴坂も静かです。
 墓の掃除をすませ、正月用の花を供えました。といっても、ほどほどの花を。
 墓地には人気がないときに宇治山に住むシカが出没して、大好物の花弁を食べてしまいます。そんなこととは知らずに奮発した花を供え、数日後の正月にやってくると、花弁がちょんちょんに切られたようになくなっていて、びっくりしたことがあります。お寺さんに聞いて、犯人がわかりました。

 千両がきれいに咲いてます。
 「花屋で高いのを買ってきたのに・・・」と奥さま。といっても、これを切るわけにはいきません。

 興聖寺の除夜の鐘を聞いたことはありません。

 帰り道のコンビニに寄り、カフェラテを買って昼飯にしました。

 「たま木亭」で正月用の食パンや、昼飯に食べようとカレーパンなどを買っていました。コンビニの駐車場でいただきました。

 一番人気は、揚げたてのカレーパンです。

 大きな肉がゴロリと詰まってます。

 こちらには大きなベーコンがゴロゴロと詰まってます。

 キャラメル・クリームパンです。ちょっと甘い柔らかいクリームがこぼれます。

 たま木亭
 0774-38-1801
 宇治市五ケ庄平野57-14

 これまでのたま木亭

 墓参の前後に寄るのが恒例化しています。最近は、あまりの大混雑に敬遠気味でした。

大阪・水無瀬 「MUK」の選べるモーニング

 朝食用のパンがなかったので、歩いて5分とかからない阪急・水無瀬駅前の「MUK」に出かけました。通勤から解放されると、モーニングを食べる機会もありません。久しぶりにゆっくりとコーヒーを味わいました。
 パン屋さんです。「Pao」というブランドで、水無瀬やお隣の大山崎駅の改札口前にも出店しています。
 柔らかいバター・トーストは、アメリカンコーヒー(380円)とセットで無料です。サラダ(150円)をつけました。

 いろんなパンが並んでいます。

 何年か前に店が大きくなりました。向こうが喫煙スペースです。離れているので、煙を気にしなくてもいいのがありがたいです。

 左上が阪急のホームです。
 30数年前にここに引っ越してきたときからあります。それ以来、「ムック」だとばかり思ってましたが、ネット検索すると「ムク」と読むようです。

 MUK(ムク)
 075-962-7800
 大阪府三島郡島本町水無瀬2-4-10

朝食は バジル・ペーストのトースト

 バジル・ペースト(ジェノベーゼ)をトーストに塗って、朝食です。
 昨夜のテレビ番組でバジルと大葉の使い方をやっていました。ゲストの井上和香がおいしそうに食べていたのが、このトーストです。
 バジルの香りが口いっぱいに広がって、朝から満足です。

 粉チーズをふると、一層、クリーミーになりました。

 中央が、娘にもらったバジルペーストです。ジップロックの中に薄く延ばし、板状にして冷凍するという保管法も紹介されてました。
 コーヒーはあまり飲みません。この夏はずっとアイスティーでした。
 

京都・大山崎 「CINQ pain」のバケット、アンチョビのバトン・・・

 隣町の大山崎町に引っ越してきた人気のパン屋さん「CINQ pain(サンクパン」がテレビ番組で紹介されてました。放映直後の午後、探しに行ってみると、もうショーウィンドーは空っぽでした。
 思い出して朝から車で出かけました。おいしいスープといただこうと、夕食は自分でつくりました。

 バケットにベーコン、アンチョビのバトン。表面は固いですが、パリパリではなくかみごたえがあります。中はしっとりとして、小麦粉の香りがします。
 京都にあるミシュランの星レストラに納入しているだけんことはあります。
 バケットは、ちょっとトースターで焼いてバターを塗ると、うまさが一段と引き立ちました。

 一番気に入ったのはアンチョビのバトンです。アンチョビの塩味がパン生地を甘くしてくれます。

 「お腹に優しい素材だけの野菜スープ」です。化学調味料やコンソメは使ってません。カリカリに炒めたベーコンと、野菜だけの味です。決め手は岩塩だそうです。なるほど、嫌みのないすっきりとしたスープができあがりました。

 もう一皿は「鶏むね肉とブロッコリーのガーリックソテー」です。パサパサするむね肉を、白ワインで蒸し焼きしているのがポイントのようです。

 ワンコインのチリワインの「Alpaca」は、赤もいけます。

 ハード系のパンが多いです。横のケースにはサンドイッチもありました。最近ではちょっと珍しくなった対面販売です。「これちょうだい」と1個づつ頼みます。

 どれもリーズナブルな価格です。

 名神・大山崎インター近くの、国道171号からちょっと入ったところにあります。

 CINQ pain(サンクパン)
 075-874-4159
 京都府乙訓郡大山崎町字下植野小字宮脇114

自分でつくる 正月恒例のローストビーフサンド

 2日の朝の恒例は、テレビで箱根駅伝を見ながら自分でつくったローストビーフサンドにかじりつきます。

 BALMUDAトースターで焼きあげたトーストに、キュウリとレタスをはさみました。

 簡単バージョンのローストビーフは、柔らかです。最後にフライパンで焼く前に振った塩コショウが、もう少し効いていたほうがよかったようです。

 暖かによく晴れて、よいお正月です。

京都・宇治 「たま木亭」のカレーパンとバケット

 宇治の興聖寺にある墓の掃除に行きました。その後、たま木亭でおいしいパンを買って帰るのが、年末の恒例です。

 簡単スープを作りました。牛肉とタマネギ、ニンジンをコンソメとともにちょっと煮込んだだけです。

 息子夫婦と4人だったので、いっぱい買い込みました。それぞれを4等分して、あれこれといただきました。どれもうまいです。

 「1人5個まで」という人気のカレーパンは、1個しか残ってませんでした、あわててゲットしましたが、すぐに焼きたてが追加されました。

 大勢の職人さんが、パン作りに余念がありませ。

 食パンは、みんな予約されていて完売です。

 端っこの尖ったところがおいしいバケットは、まだありました。もちろん、これも買いました。新しいトースターで焼くのが楽しみです。

 これまでのたま木亭
 
 たま木亭
 宇治市五ヶ庄平野57-14
 0774-38-1801