椎尾神社の咲き始めたヤマブキと満開のサクラ 2023

 椎尾神社のヤマブキが、今年も山吹色の花を開けました。サントリー山崎蒸溜所の裏にある神社です。ヤマブキは島本町の花です。
 昨年も同じことを書いてます。調べてみると、ウソのように昨年も4月1日でした。
 歩いたコースもほぼ同じです。水無瀬川の桜並木、椎尾神社、宝積寺(宝寺)、大山崎山荘美術館と巡りました。

 赤い鳥居との3色がコントラストを描きます。

 今年は、シャガの方が一足お先に満開です。

 モミジの緑もきれいになりました。

 後鳥羽上皇も水無瀬離宮から椎尾神社へと足を運んで参詣したそうです。

 自宅から歩いて水無瀬川までやってきました。ピンクの帯がつながっています。

 JR京都線の列車が走ります。

 椎尾神社から社会福祉施設を抜けて山道を宝積寺までやってきました。天王山の登山口です。 

 裏道を行くと、アサヒビール大山崎山荘美術館もすぐ近くです。庭を歩くだけなら入場料は不要です。
 今年は、桜の出足が早かったようです。すでに葉も育っています。

 昨年の椎尾神社の咲き始めたヤマブキと満開のサクラ

またも京都一周トレイル その6 二ノ瀬から氷室、京見峠、鷹峯

 「またも京都一周トレイル」の6回目は、二ノ瀬から向山、山交橋、盗人谷、氷室、京見峠、釈迦谷山と歩いて、11.5キロの鷹峯がゴールでした。
 阪急、京阪、叡電と乗り継いで二ノ瀬がスタートです。
 乗ってきた展望電車「きらら」を、下車した二ノ瀬のホームから桜をバックに写したのが、本日のベストショットでした。「山」が「鉄」に化けてしまいました。

 盗人谷というおっかない名前の谷も歩きました。

 昼飯は、京阪・祇園四条の改札前にあった志津屋で買ってきたカルネとコロッケパンでした。小川珈琲もおいしかったです。

 京見峠の茶屋は廃業した久しいですが、そのままに残っています。わたしの思い出もつまっています。

続きを読む またも京都一周トレイル その6 二ノ瀬から氷室、京見峠、鷹峯

歩いて 桜満開の背割堤 2023

 桜の便りが届きます。淀川河川公園の背割堤も満開でした。
 京都・八幡市の、合流する宇治川と木津川を隔てる堤防です。約1.4kmにもおよぶ桜並木を楽しみました。
 わが家から歩いて行きました。淀川の右岸堤防をさかのぼり、天王山大橋を渡って6.5km、80分ほどでした。

 「背割堤さくらまつり」が開催中です。「さくらビュープレミアムシート」という有料席も出現していました。

 わたしは土手に座り込んで、屋台のホルモン焼そばをいただきました。

続きを読む 歩いて 桜満開の背割堤 2023

若山神社への道 芽吹き、花咲く春

 雨も上がったようなので、若山神社まで散歩しました。
 参道の鳥居の前の斜面に、島本町の花、ヤマブキ(山吹)が植えられています。
 咲いていました。まだ2株に4輪だけです。文字通りのやまぶき色です。

 つぼみが膨らんでいます。5枚の花弁が反時計回りにねじれいてます。

 こちらは蕾堅しです。

 もうしばらくすると、辺りは黄色くなるのでしょう。

 最初は、何の花芽なのかわかりませんでした。

 スミレ(菫)でした。可憐い咲いています。

 気づけばあちこちに。

 足元に咲いていた白い花です。

 ホトケノザもあちこちに咲いています。

 茎を取り囲むようについている葉が仏様が座る蓮華座(れんげざ)のように見えることから「仏の座」と名付けられたそうです。

 ツクシ(土筆)もニョキニョキと。

 この真っ赤なのは、冬を越した?

 街路樹の根元にはムスカリが。

 スイセンの中をのぞき込みます。

 サクラ(桜)も満開近しです。

 若山神社
 大阪府三島郡島本町大字広瀬1497

またも京都一周トレイル その5 大原から竜王岳を経て鞍馬へ

 京都一周トレイルの5回目は、大原から江文峠を越えて静原へ。薬王坂からトレイルを外れて竜王岳に登り、鞍馬神社を見下ろしました。
 穏やかな日和の中をのんびりと里山歩きが続き、鞍馬から二ノ瀬まで10キロほどの行程でした。

 竜王岳で食べた昼飯は、スタートの大原・戸寺にある味工房志野で買ってきた「筍ごはん」(648円)でした。おかずや漬物もなくご飯だけでしたが、旬の筍がおいしくて、ペットボトルのお茶だけでペロリと平らげました。

続きを読む またも京都一周トレイル その5 大原から竜王岳を経て鞍馬へ

大文字山 ぐるっと11座を制覇

 大文字山に登りました。京都五山送り火の「大」が夜空を焦がす山です。
 その周りに東山三十六峰の峰や、熊5世代が連なったり、鹿の親子のピークもあります。スマホの登山GPSアプリ、YAMAPには踏破記録が残ります。すでに400座を越えた山友に「連れてって!」と請われました。1挙11座ゲットは魅力です。
 折角なので、山パスタをふるまいました。「おいしい」と食べてもらいました。

 ピークの多くには、山名表記のプレートともに、ストーン・ペインティングが置かれていました。「ワロック」というそうです。その可愛さに癒されました。
 春到来を実感させてくれた温かな日和と、雲ひとつない快晴でした。元気な美女3人をエスコートして爽快な1日でした。

続きを読む 大文字山 ぐるっと11座を制覇

天王山 満開近いミツマタ

 天王山に登りました。ミツマタ(三椏)ロードは、白い帯になってました。オレンジに染まるには、まだ間がありそうです。
 それでも暖かな日差しを浴びて、パッチリと目を開けた小花がいっぱいでした。

 翅に鮮やかなオレンジ色の模様があるアカタテハが、蜜を吸っていました。

 小さな花の集合体です。枝が3つに別れているからミツマタです。

 水無瀬の自宅から歩き始め、西国街道を山崎へ。サントリー山崎蒸溜所を抜けていきます。

 椎尾神社の辺りは、4月になると黄色いヤマブキがいっぱい咲きます。まだその気配すらありません。

 スミレが咲いてました。

 天王山の山頂には登らず、サントリー山にやってきました。静かに1人で昼飯にするつもりでした。

 チキンラーメンに炒め野菜をトッピング、キムチで味付けるつもりでした。サントリーのプレモルも用意してました。
 店開きしようとしたところでハプニング発生。奥さまからの緊急呼び出しで、あわてて撤収。山を駆け下りました。

歩いて城南宮 満開の「しだれ梅と落ち椿」

 しだれ梅が満開でした。椿(ツバキ)が、花を開いたままポツリとこぼれています。
 大阪・水無瀬から京都の南にある城南宮まで歩いて14キロほど。春の陽気を感じながら歩きました。
 平安遷都の際に都の守護と国の安泰を願って創建されてました。それから1200年、「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれています。

 白梅がすっきりとしています。

 梅とくれば鶯(ウグイス)でしょう。といいたいところですが、こちらは目の周りが白いからメジロです。

 わたしの300mm望遠では、画像をトリミングしてこれが精一杯です。

 梅の暖簾です。

 城南宮の梅は、これまでにも何度か見ています。天気もよくて今年が最高です。
 おかげで人出も最高です。こんな混雑は初めてでした。

続きを読む 歩いて城南宮 満開の「しだれ梅と落ち椿」

またも京都一周トレイル その4 比叡山・横川のキタヤマオウレン

 「またも京都一周トレイル」の4回目は、比叡山から大原まで12キロほどを歩きました。
 トレイルは奥比叡の横高山、水井山を越えて行きます。でもきょうは、トレイルを外れて横川中堂、元三大師堂へ向かう元三大師道を進みました。
 きょう5日は啓蟄でした。草花も芽吹いてきます。
 横川あたりにスプリング・エフェメラル(春の妖精)のキタヤマオウレンが咲き始めているはずでした。
 米粒のようなつぼみが膨らんで、直径5ミリほどの白い可憐な花が開いていました。さらに歩を進めると、1センチほどに大きく開いたのも。カメラを構えるのも忙しながら、大満足でした。

 キタヤマオウレン(北山黄連)はキンポウゲ科オウレン属の常緑の多年草です。バイカオウレン(梅花黄連)の近縁と考えられてますが、2011年に新種として発表されたました。本州の日本海側(岐阜県、福井県、滋賀県、京都府)の山地の林内に生えていて、比叡山はその南限のようです。

 バイカオウレンとの違いは、先端が黄色い花弁舷部の形状だそうです。
 キタヤマオウレンの花弁舷部は、やや縦長の楕円形で、花の中心方向が開口したひしゃくのような形状となっています。バイカオウレンは、ほぼ円形でそうです。

 妹の生長を待っているお姉ちゃんといったところでしょうか。

 こちらはツインズです。

 あちこちにつぼみが。

 一斉に咲いたら、あたりが白くなるのでしょう。

続きを読む またも京都一周トレイル その4 比叡山・横川のキタヤマオウレン

またも京都一周トレイル 番外 山科の里山3座から南禅寺

 京都一周トレイルの比叡山から大原までを歩こうと、JR比叡山坂本までやってきました。坂本ケーブルの麓の駅までのバスを待ちました。
 定刻になってもバスは来ません。先頭の夫婦が、めくれ上がった紙切れを確認しました。なんと坂本ケーブルはきょうから金曜日まで、点検のため運休になってました。
 歩いて比叡山に登ることはできますが、大原まで下山するには時間がかかります。
 あわてて転進先を考えました。JR山科で下車し、里山の3座を巡り、一周トレイルの七福思案処から南禅寺に下りました。

 【2023/02/27 10:33】
 予定外のJR山科がスタートとなりました。

 京都疏水に沿って歩きます。この辺りの疏水は、川底が改修されてまるで樋(とい)のようです。

 毘沙門堂に参っていきます。

 急こう配の階段が続きます。

 七福神のひとり、毘沙門天を祀る門跡寺院です。

 境内には、梅が咲いていました。
 桜や紅葉で有名なスポットです。

 毘沙門堂から緩やかな山道が七福思案処に向けてつながっています。そちらなら歩いたことがあります。
 きょうは里山の3座を巡っていきます。まずは鏡山を目指します。

 そこそこの急斜面で、頂上近くにはトラロープが張られた個所もありました。

 鏡山に到着です。YAMAPの1座をゲットです。

 麓に天智天皇の山科陵があります。
 額田王が「御陵仕ふる山科の鏡の山に」と歌ったその鏡山です。頂上一帯は万葉の丘と名付けられています。

 気持ちのよい尾根を進みます。

 2座目は聖山です。こちらもきれいな名前の山ですが、由来は不明です。

 3座目は神山です。
 帰宅後に調べると、大文字山や如意ヶ岳井にも登って山科の里山10座を周回するルートを歩いている人がいました。

 毘沙門堂から登ってくるメーンルートと合流しました。

 道は歩きやすくなりました。

 京都一周トレイルのポイント、七福思案処です。毘沙門天ら七福神が何か思案したのでしょうか?

 JR比叡山坂本の駅前のミニコンビニで買ったおにぎりを頬張りました。 

 南禅寺の奥の院まで下ってきました。

 細い水が流れ落ちます。その下で行をするようです。

 京都疏水の水路郭の下流です。水は暗渠に入り、向こうの出口は若王子です。

 水路郭の上部です。ここから先は、観光地です。

 きょうは和服姿の若い女性が目につきました。

 こちらにも。


 
 「絶景かな」の山門をくぐり、地下鉄蹴上でゴールとしました。