「反田恭平&ジャパン・ナショナル・オーケストラ(JNO) 冬ツアー2026」を30日夜、JR奈良駅前のなら100年会館大ホールで聴きました。今シーズンのツアー初日の演奏会でした。
プログラムは反田くん弾き振りのショパン・ピアノ協奏曲第2番と、チャイコフスキー交響曲第4番でした。
指揮者も目指している反田くんの、自ら編成してきたオーケストラ、JNOが遂にロマン派の大シンフォニーを高らかに鳴り響かせました。
圧巻はチャイコの第4楽章。トランペットやトロンボーンが爆発し、ホルンが厚みを増します。ティンパニーが響き、小さなトライアングルが鳴り渡りました。
久しぶりにスカーッとするオーケストラの響きに酔うことができました。
このところの反田くんの演奏会では、最前列のかぶりつき席が続きました。今回は、わざわざA席にして、ホール後方を選びました。オーケストラ全体のまとまった音が聞きたかったのです。
右に左に目をやりながら、音の動きを愉しみました。
ちょっと後ろ過ぎ、目の手術から視力が十分に回復していないせいもあって、ホルンの鈴木優ちゃんら奏者の表情まではつぶさに確認できませんでした。
ショパンのコンチェルトは、1番はショパン・コンクール以来、何度も聴いていますが、2番は初めてでした。終楽章への盛り上がりはさすがでした。
アンコールは2曲。「チョルダーシュ」の軽妙な響きに大拍手でした。
開演半時間ほど前からウェルカム・コンサートがありました。
入場者が続々と入ってくるざわついた会場でしたが、爽やかな演奏でした。
100年会館は、中ホールは何度もきていますが、大ホールは初めてでした。
2階席に上がってみました。足場のようなすごい傾斜でした。
天井が高く、3、4階席は見上げるばかりの上方です。
定員1720人という広さでした。
クラッシック音楽を想定したハーモニーホールではありません。ばかでかい空間に音が分散してしまい、反響を伴ったまろやかなハーモニーに包まれるような空間ではないのがクラシック・ファンとしては残念でした。
ホワイエの壁面は、「光ふる街 奈良」と題された絹谷幸二作の横幅19㍍近いアフレスコ画が覆っていました。








