水尾フジバカマ鑑賞会 アサギマダラと戯れる

 愛宕山の西山麓に水尾はあります。柚子の郷として知られます。ここにフジバカマ園があり、きょう1日から秋の風物詩の鑑賞会が始まりました。カメラを背負って出かけました。
 お目当ては、フジバカマに誘われて旅するチョウ、アサギマダラの方です。
 蜜を吸っては隣の花へと、飛び交っていました。大きなカメラの放列でした。カシャカシャとシャッターの音が響きます。でも、わたしの小さなカメラと腕では、この程度が精一杯でした。

 近くにとまって蜜を吸うアサギマダラは、格好の標的です。

 時おり、羽根をいっぱいに広げます。

 ちょっと薄いですが、浅葱色(あさぎいろ)が混じるからアサギマダラです。
 新選組のトレードマークが、鮮やかな浅葱色のだんだら文様の羽織でした。

 

 ヒョウモンチョウも飛んできますが、かわいそうに見向きもされません。

 一面がフジバカマで覆われています。
 昼前になり気温が上がると、アサギマダラは飛んでこなくなりました。それにつれて大勢の鑑賞客もいなくなりました。

 名産の柚子は、まだ青いです。

 いつもは山間の静かな集落です。

 柚子風呂に入ってみたかったです。

 向こうが愛宕山です。

 鑑賞会の期間中(6日まで)は、自治会のマイクロバスがピストン運行しています。250円でJR保津峡から水尾までを10分ほどで運んでくれます。行きはわたしも利用しました。
 鑑賞会といっても時間内は出入り自由で、無料です。

 帰りは1時間ほどの道を歩きました。途中に、カリガネソウ(雁金草)が咲いているポイントがあることを知っていたからです。

 ホカケソウ(帆掛草)とも呼ばれます。納得の格好をしています。

 JR保津峡まで歩き、京都で乗り換えて帰宅しました。

秋に咲く LX100M2の試し撮り

 新しいカメラをゲットしました。写真右の、ちょっと小型のLUMIX(Panasonicのカメラ・ブランド)LX100M2です。
 大きくて重たいカメラを持ち歩くのが億劫になってきました。このところ愛用しているLUMIX GX7MK2(左)はミラーレス一眼で、それまでのデジタルやフィルムの一眼と比べるとかなりコンパクトです。それでもLEICAのズームレンズを取り付けると、ズシリと重たいです。
 そろそろ身軽になりたかったのです。

 さっそく試し撮りに出かけました。自宅マンションの花壇です。愛好クラブの方々が丹精込めておられています。
 その気でレンズを向けると、いろんな花が咲いています。

 小さな花から大きな花まで。
 どれもほぼ満足の写りが得られました。安心しました。

 ついでにいつもの昼飯です。きょうは「自分でつくる ブロッコリーのパスタ」でした。

 パスタがつるりとおいしそうに写っていて、これも及第点です。

 新旧2台を、真上から眺めました。違いが歴然とします。

 これまで愛用してきたGX7MK2です。実は3台もあります。
 左は常用機です。LEICAのDG ELMARIT 12-60mmズームレンズをつけています。
 中央はLUMIX 20mmの固定焦点です。F1.7と明るいレンズのため、暗い食堂などで料理を撮影するのに最適です。
 右はは望遠ズームです。ただしこのボディには一部に不具合があり、補欠となっています。

 身軽にと新しい機材を導入しながら、こちらを断捨離する勇気もなくて、困ったものです。

善峯寺 秋明菊と秋の訪れ

 京都西山の西国札所、善峯寺に参りました。山の中腹(標高約300m)にあり、秋の訪れもひと足早いです、
 シュウメイギク(秋明菊)が、満開を迎えていました。ピンクに白と競っています。

 濃いピンクの八重咲です。キク(菊)とよく似てますが、アネモネの仲間です。

 どこかわびしげな表情もしています。

 建立は平安中期の古い寺です。
 ポンポン山の東の登山口としてもよくやって来ます。きょうはカメラをザックに、クルマでした。

 ムラサキシキブ(紫式部)が、紫の実を垂れています。

 徳川五代将軍、綱吉の生母、桂昌院を大檀家としていました。
 桂昌院建立の経堂に、桂昌院お手植えの桜が枝垂れます。

 紅葉はもうすぐです。
 きょうは、ほとんど参拝者がありません。間もなく西国巡礼のツアーバスもやってきて、にぎわいます。

 早くも色づいた葉もありました。

 京都市街の向こうに、比叡山から東山三十六峰が見渡せました。

 善峯寺
 075-331-0020
 京都市西京区大原野小塩町1372

東山三十六峰 その5 秋海棠咲く稲荷山ほか2座

 東山三十六峰の南の端、第36峰の稲荷山(232m)に登りました。小さなころから何回も登った山です。
 南の谷にシュウカイドウ(秋海棠)が咲き乱れていました。薄いピンクと表現すればよいのでしょうか。
 松尾芭蕉はこう表現してました。
 
 秋海棠 西瓜の色に 咲きにけり

 スイカってこんな色、という気もしますが。それはさておき、秋海棠は秋の季語です。 

 黄色い雄しべが飛び出しています。

 つぼみ三姉妹です。

 水平の小さな2枚が花弁、上下の2枚はガクです。

 花言葉の「片思い」は、ハート形の葉の片方が大きくなるところからといわれます。そうとは知らず、葉は写してませんでした。

 ここから先は、山歩きのちょっとマニアックな話となります。
続きを読む 東山三十六峰 その5 秋海棠咲く稲荷山ほか2座

若山神社から尺代まで 野辺の花々

 秋空が広がりました。カメラだけをもって出かけました。
 若山神社は、大宝元(701)年に行基が文武天皇の勅命を受けて勧請したものとされています。わが家から歩いて40分ほど。適度な登りもあって、快適な散歩コースです。
 尺代という集落に降りました。いつもきれいに祀られいるお地蔵さんが、きょうは日差しを浴びて一段と輝いていました。

 道端にしゃがみこんでは、小さな花にレンズを向けました。小さい順に並べました。
 ひょろりと長く伸びた穂の先端が真っ赤です。

 こちらは真っ白です。

 ヤブミョウガが実をつけています。

 アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)は、愛敬のある顔(?)をしてます。

 ツユクサ(露草)は、あちこちに咲いていまう。

 シラハギ(白萩)が清楚に咲いています。

 サフランモドキですかね。歩道の植え込みにいくつも咲いていました。

 黄色いマンジュシャゲです。お彼岸ですが、連日のブログ・アップです。

 若山神社が赤く色づくのは、まだ先のようです。

 山に囲まれた尺代の空です。

京都・大原野 フジバカマ園のアサギマダラは 『まだ』

 京都・大原野のフジバカマ園にフジバカマが咲きました。気持ちよく晴れ上がった空に向かって、薄紅や白い花が伸びていました。
 この花を求めて飛来するのがアサギマダラです。ところが、まだ暖かすぎて、その姿はありませんでした。
 アサギマダラを写そうと大きなカメラを持ったファンも集まりましたが、残念ながら空振りでした。

 向こうが、春にカタクリの花が咲く小塩山です。
 

 萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花
 万葉集で山上憶良が詠んだ一首です。秋の七種(ななくさ)の歌です。

 地元の小学生が作ったいくつもの案山子の周りには、黄色いオミナエシ(女郎花)がいっぱいです。

 ハギ(萩)の花も咲いています。

 ヤグルマアザミでしょうか。

 ヒオウギ(檜扇)が実をつけています。

 ミズアオイ(水葵)も青い花を開けています。
 万葉集では「水葱」(ミズアオイの別名)として求愛の歌に詠まれているそうです。

 アサギマダラはいませんでしたが、キチョウは飛び回り密を吸っていました。

 シオカラトンボは子孫繁栄に忙しいです。

 フジバカマ園は、地元のグループがボランティアで育てています。
 新聞社時代の先輩も活動しておられ、きょうもあいさつしてきました。

 京都市西京区大原野南春日町農地

 周りの田んぼでは稲が穂を垂れています。マンジュシャゲ(曼珠沙華)も咲いていました。

 テントの売店ができていました。「よもぎ団子」をみやげにしました。
 春日乃茶屋は、近くにある大原野神社の境内に茶店を出しています。

 春日乃茶屋
 075-332-2281
 京都市西京区大原野春日町1152 大原野神社境内

 花より団子とおやつにいただきました。
 甘さ控えめのあっさりとした団子でした。

 アサギマダラは2年前に撮影したコチラをご覧ください。
 京都・大原野 満開のフジバカマと飛来するアサギマダラ

宇治・興聖寺 秋のお彼岸

 秋のお彼岸です。両親が眠る宇治の興聖寺に参りました。
 朝から降っていた雨も上がりました。静かな境内です。
 花手水が設えれていました。

 お彼岸の花です。

 マンジュシャゲ(曼珠沙華)がこのブログに登場するのは、この1週間で見山の郷、三好山、天王山に次いで4回目です。

 紅白の競演です。

 白い彼岸花には「また会う日を楽しみに」という花言葉があるそうです。

 白と紫の花が咲いていました。

 ツツジが一輪、雨滴をためていました。

 苔がたっぷりの水を浴びて、元気を取り戻しています。

 興聖寺の門前に続く琴坂が紅葉に色づくのも、もうすぐでしょう。

天王山 秋の便りを追って

 天王山に登りました。吹く風が心地よく、台風が通り過ぎて一気に秋の訪れです。
 フジバカマが薄紫の花を開けそうでした。アサギマダラが飛んでこないかと待ちました。
 キバナコスモスの上ではツマグロヒョウモンが蜜を吸うのに余念がありませんでした。

 JR京都線のフェンスに、マルバアメリカアサガオがいっぱいです。

 ヤブランが咲いています。石碑の「て」は天王山のてです。

 天王山の頂上で日清のカップラーメンを食べました。台風を前に非常食として買っていました。ここが出番となりました。

続きを読む 天王山 秋の便りを追って

フェルメール展 駆け込み鑑賞

 「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(主催・産経新聞社など)を、大阪・天王寺公園の大阪市立美術館で観ました。閉展まで1週間を切っての駆け込みでした。
 ドレスデン国立古典絵画館(アルテ・マイスター)が所蔵するフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」が修復されて所蔵館以外では世界初公開でした。
 フェルメールは、絵画の壁にキューピッドを描いていました。X線調査でその存在が判明し、作者が塗りつぶしたと考えられていました。修復作業の結果、作者の死後に何者かによって手が加えられていたことがわかりました。大規模な修復プロジェクトで、蘇りました。
 わたしは2012年にドレスデンでこの絵を見てました。その時はなにもなかった壁からキューピッドが現れていて、不思議な気持ちになりました。

 台風は大きな被害をもたらさずに通り過ぎました。平日の大阪市美術館はそれほど込んでなくて、ゆっくりと鑑賞できました。

 地下鉄を天王寺で下車しました。懐かしいあべの地下街に出るとチケット売り場がありました。当日券より200円安い前売り券を売ってました。

 鮮やかなキューピッドに目が吸いつけられます。後ろに展示されていた複製画(修復前の構図)と見比べてていると、壁が塗りつぶされた上に、カーテンロッドとフックが付け加えられていることに気づきました。何もない壁に変化を付けようとしたのでしょうか。

 ドレスデンの絵画館で土産に買った絵はがきです。フェルメールの「取り持ち女」もありました。2019年春に、同じ大阪市美術館でも見ています。
 左下の赤いカードは、一緒に出てきた2日間2人有効のドレスデンカード(交通カード)です。

 ラファエロの「システィーナのマドンナ」もドレスデン絵画館のコレクションです。

 ドレスデン絵画館の向こうにはツヴィンガー宮殿があり、手前には絵画館と同じ建築家、ゴットフリート・ゼンパーが設計したゼンパー・オーパー(ザクセン州立歌劇=旧ドレスデン国立歌劇場)があります。
 わたしたちは前夜、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の演奏会を聴きました。すべてが懐かしい思い出です。

 フェルメール 「真珠の首飾りの女」は東京へ出張中

 ドレスデン ゼンパー・オーパーの「メンコン」

自分でつくる ジェノベーゼのパスタ

 接近する台風に備えて、朝からベランダの植物を屋内に移動させました。バジルと大葉は盛りをすぎているので、すべて刈り取ってしまいました。バジルは、ジェノベーゼとなりました。
 昼飯のパスタは、当然ながらジェノベーゼです。ベーコンをトッピングしました。
 バジルの香りがあふれます。こってりとした味わいです。 

 ノンアルコールのスパークリングです。まあ、甘いリンゴジュースかと思えば、許される味です。

 アボカドとキュウリ、トマトのサラダもいただきました。

 ボールいっぱいだったバジルも、ペーストにするとわずかです。残りは冷凍しました。

 グリーンが瑞々しいです。

 100グラムほどありました。
 松の実を入れるのがポピュラーですが、なかったので残り物のナッツで代用です。ニンニクも忘れてません。
 オリーブオイルを加えて、フードプロセッサーを回せば数秒で完成です。

 ペースト状にでき上がったジェノベーゼです。

 隣の部屋に避難していきた植物です。