関宿は鈴鹿の関があったところ。2キロ近くにわたって古い町並みが続いている。観光客もたくさんやってきていた。昼飯を食べようと入った蕎麦屋は、客でいっぱい。どのテーブルにもそばは運ばれていないので、これは時間がかかると敬遠した。他には店もなく、宿をでてしまった。しばらく国道1号と並行して歩くと「お食事処」の看板。迷わず入った。
どのテーブルにもガスコンロに鉄板が置かれている。焼肉、ホルモン、焼きぞば…。どれもおいしそう。「生一丁」といきたいところをぐっと我慢した。
野菜炒め(500円)に豚汁(190円)、中飯(170円)と食べれば、うーん、満腹。
鈴鹿峠への道から振り返る。この店を逃したら、あとは食堂はおろか、コンビニ1軒なかった。滋賀・甲賀市の土山の宿にゴールするまで、食いっぱぐれるところだった。