関の宿の西はずれ、「大阪屋」の野菜炒め

大阪屋1

 関宿は鈴鹿の関があったところ。2キロ近くにわたって古い町並みが続いている。観光客もたくさんやってきていた。昼飯を食べようと入った蕎麦屋は、客でいっぱい。どのテーブルにもそばは運ばれていないので、これは時間がかかると敬遠した。他には店もなく、宿をでてしまった。しばらく国道1号と並行して歩くと「お食事処」の看板。迷わず入った。
 どのテーブルにもガスコンロに鉄板が置かれている。焼肉、ホルモン、焼きぞば…。どれもおいしそう。「生一丁」といきたいところをぐっと我慢した。
 野菜炒め(500円)に豚汁(190円)、中飯(170円)と食べれば、うーん、満腹。

大阪屋2

大阪屋3

 鈴鹿峠への道から振り返る。この店を逃したら、あとは食堂はおろか、コンビニ1軒なかった。滋賀・甲賀市の土山の宿にゴールするまで、食いっぱぐれるところだった。

庄野の宿 1泊2食7035円、「いすゞ」の朝食

いすゞ5

 「正しい日本の朝食」です。
 炊きたてのご飯に生卵をかけ、温かいみそ汁があれば、それで十分です。
 話し好きの女将さんは、同じ団塊世代。「こんな商売をしていると、なかなか休めない。息子の卒業式にも行けなくなった」と。その息子が、「東京の大学」に通っており、それが「東京大学」であることまで聞いてあげたおかげで、「納豆も食べる?」。

いすゞ6

 旧東海道の宿場からはちょっと離れている。昨夜は、暗い道を歩いてきた。今朝はタクシーを頼むと、「送ってあげるよ」と、旦那がクルマを出してくれた。
 東海道を旅する方には、お薦めできる宿です。

いすゞ7

 すぐ近くに大きなベルシティーが。日曜でクルマは少ないが、こに道をまっすぐ走ると、鈴鹿サーキットに着く。何回かやってきたことがある。

四日市の宿 「うなぎ松岡」のひつまぶし

松岡1

 東海道五十三次を京に向かって上っている友につきあって、三重・桑名から鈴鹿を越えて滋賀・甲賀まで1泊で歩きました。60キロ超。もうヘロヘロです。
 最初の昼食は四日市でした。東海道がそのまま商店街になっている中心街を歩いていて、行きあたりばったりで入りました。「まぶし丼」が580円といので、かえって心配でしたが、「養鰻池直売うなぎ料理専門店」とうたっています。
 「ひつまぶし」(1260円)です。最初の一杯は、そのまま食べます。うまい。あたりです。

松岡2

 「まだこれから歩くから」と、3人で中瓶1本を頼んだら、鰻の骨のから揚げがついてきました。 

松岡3

 2飯目は、薬味とわさびをのせて。これもいけます。
 

松岡4

 
 最後は茶漬けにして。ペロリと平らげました。

松岡5

 

松岡6

松岡7

 これが今回の旅で一番おいしい食事になるとは、この時点では思いもつきませんでした。
 うなぎ松岡/本店  地図
 TEL 059-351-4770
 〒510-0086 三重県四日市市諏訪栄町3-3

和歌山 「市駅百番」のラーメンサンマ寿司定食

百番1

 せっかくだから和歌山ラーメンを食べようと思ってました。南海・和歌山市駅前に「中華そば」(地元ではこう呼ぶようです)の暖簾がかかった店がありました。ここにしようと仕事を終えて午後3時過ぎに戻ってくると、シャッターを半分閉めて休憩中です。駅前だというのに、さびれた感じで人通りもあまりありません。
 仕方なく駅に戻ると、地下街に「和歌山ラーメン」の看板を掲げる店がありました。客はだれもいませんが、選択肢はありませんでした。「ラーメンサンマ寿司定食」(800円)です。でもひとり食べるラーメン!!、それだけで盛り上がりません。

百番2

 あまり期待はしてませんでしたが、なにかが足りないような。チャーシューも3枚入ってます、シナチクも、ナルトも。でも器が大きいのか、麺や出汁が少ないのか、熱さが足らないのか、もうひとつ勢い不足です。

百番3

 サンマ寿司は、珍しいです。もちろんおいしいです。

百番4

 めはり寿司や、なんとにぎり寿司とラーメンがセットになってます。へーっと関心してメニューを見ました。

百番5

 市駅百番   地図
 TEL 073-422-8100
 〒640-8203 和歌山県和歌山市東蔵前丁3-6 

大阪・本町 「とんぼ」の鴨南そば定食

とんぼ1

 大阪国際女子マラソンは、原裕美子(京セラ)が2時間23分48秒で初優勝して、夏に大阪で開かれる世界選手権代表に決まりました。
 ことしも御堂筋で応援しました。わが社の主催行事で、沿道警備にかり出されたのです。心配された天気も大丈夫で、それほど寒くもなく、選手はともかく、わたしは大助かりでした。
 11時に集合して、さっそく早めの昼飯です。いつものことで心斎橋筋まで歩きました。
 サービスの鴨南そば定食(710円)です。かやくご飯がついています。テーブルにのっている天かす(店の人は関東風に「揚げ玉」といってました)をどばっと振りかけました。当然のように七味も。よく見れば最初から山椒がかかっていました。鴨はちょっとヒラヒラでしたが、すっかり暖まりましたから、それはそれよしとしましょう。

とんぼ2

とんぼ3

 とんぼ   地図
 TEL 06-6252-1814
 〒541-0054 大阪府大阪市中央区南本町3丁目3-14 

京都・長岡京 「天天有」長岡京店の「有」

天天有

 「大寒」です。良い天気になったので、自転車で散歩に出かけました。隣の長岡京市まで片道10キロ、30分の道程です。京都・一乗寺の「天天有」の支店ができたということでやってきました。
 「有」(900円)は、ラーメンの「丸」の並と餃子5個、白飯のセットです。ラーメンは、麺の堅さ、ネギ、モヤシの量をチョイスでき、「ネギ多め」です。

天天有2

 独特の白濁した鶏ガラスープです。でも、本店の味ってこんなのだったかな? ちょっと薄いような気がします。
 「天下一品」もそうでした。本店だけのときと、チェーン展開した支店は味が変わってしまうようです。大量生産しようとすると、仕方ないのでしょうか。

天天有3

天天有4

 初代伝承の「丸」は赤い丼に、二代目渾身の「角」は白い丼ででてきます。

天天有5

 赤と黒を基調にしたきれいな店です。まるでファミレスの感覚です。

天天有6

 「日本最初の有料橋」といわれる一文橋から西にはいったところにあります。
 
 天天有長岡京店
 TEL 075-955-6665
 〒617-0814 京都府長岡京市今里北ノ町15-1
 

若狭・小浜 大谷食堂の焼き魚定食

太谷食堂1

 若狭と京を結ぶ「鯖街道」の出発地、福井・小浜のいずみ町商店街です。ここに昔からある「大谷食堂」(箸袋には「大」ではなく「太」と書いてあります)です。
 これは一品で頼んだカレイのから揚げです。ぱりっとして、おいしい。エンペラまできれいに食べました。

太谷食堂2

 のどぐろの焼きです。むつの一種だそうです。むっちりとした油ののった身が、ぽろりととれます。

太谷食堂3

 焼き魚定食で頼むと、どんぶり飯に、鯛がはいったすまし、小鉢、漬け物がついてきました。漬け物は、いかにも自家製という風情で、白菜も沢庵もそれだけでご飯が食べられるできばえでした。

太谷食堂4

 

太谷食堂5

 「時価」です。それは、「その日の魚によって値が変わります」という意味です。町の寿司屋のように「高いですから、頼むのには心して…」と脅しているわけではありません。
 定食3品にから揚げで締めて4800円也。信じられない安さです。

太谷食堂6

 大谷食堂は、「京は遠ても十八里」の鯖街道出発地点の目の前にあります。

ローストビーフを食す

ローストビーフ1

 ローストビーフを切りました。予想通りではありますが、ちょっと熱が入りすぎています。もう少しレアでもよかったかな、というできぐあいです。

ローストビーフ2

 お重に詰めると、立派な一品になりました。味も満足です。

おせち

 京都・下鴨の実家の「簡単にすませた」というおせち料理です。
 わたしの好物は、たたきゴボウです。

ぞうに

 京都の雑煮は、丸餅を焼かずに白味噌の出汁に入れます。あとはいもと大根、にんじん、ほうれん草です。

奈良阪町 「国境食堂」の親子丼 

国境食堂1

 奈良阪をエッチラ、コッチラと自転車で走っていて、たまたま飛び込んだ「国境食堂」です。京都と奈良の府県境は越えたばかりですが、あまり国境という感じはしませんでしたがね。
 見渡すと丼を食べている客が多いです。で、「親子丼」を頼みました。なかなかのボリュームです。カシワがゴロゴロしています。「大」というのもありますが、どんな量か想像できません。
 HPで調べたら、「カツ丼」で有名な店でした。
 客が次々やってきて、混雑してました。

国境食堂2

国境食堂3

国境食堂4

 今はなき「奈良ドリームランド」のすぐ北にあります。
 
 奈良市奈良阪町2611-5 0742-22-8725 11:00~23:00 無休 P有

大阪・枚方 農園「杉・五兵衛」の農園のお弁当

杉・五兵衛1

 農園 杉・五兵衛で食べた「農園のお弁当」(2,000円)です。収穫されたばかりの野菜が並んでいます。
 一番手前はにんじんがそのままの姿で。葉まで食べました。
 ズイキと椎茸のぬた、レンコン、おからと続きます。その向こうの白いのは、隼人うりです。
 炊き込みご飯のおにぎり、ゴボウの入ったパン、マーマレードのかかったパンが主食です。
 椀には、大根と芋が炊いてあります。しっかりと味はついています。

杉・五兵衛2

 左下には豆腐、右には柿をいれたなます、右上はとれたて野菜のサラダです。
 昔の酒蔵だった建物があって、そこに残っていた糀を発酵させるための板をお盆に使っているそうです。

杉・五兵衛3

 豆乳鍋もついています。
 鶏肉がはいっています。小さな肉片ですが、かみ応え十分です。地鶏だからでしょうか。

杉・五兵衛6

杉・五兵衛4

 「あまりお腹が減っていない」という同行者は「お子さま定食」(1,000円)です。コロッケやフライドポテトがついてます。
 「木曜日はレディースデー」ということで、デザートにケーキのプレゼントもありました。

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